カテゴリ:過去名所2016年



2017/03/18
ヨーロッパ文化を知る上でキリスト教なくしては語れません。 キリスト教があったからこそ音楽、建築、絵画など素晴らしいものが生まれることになるわけです。 特にカトリックの教会に入ると手っ取り早くヨーロッパを感じることができます。 オーストリアは歴史ある国で、ウィーンを始め国内には歴史的重要な教会や修道院がたくさんあります。...

2016/12/24
今日12月24日はクリスマスイヴです。今年はクリスマス市が11月11日とかなり早く始まり、当初はアドヴェントの雰囲気を長く楽しめるんだな・・・と思っていましたが今振り返るとあっという間でした。...

2016/11/21
昨日はクルーズツアーの皆さんとデュルンシュタインでお別れした所で終わりました。この日は天気が良く青空が広がっていましたので仕事の後迷うことなく廃墟のお城に向かいました。クエンリンガー城とも言われるこの廃墟のお城に行くにはいくつかのルートがありますが定番は街中から上って行くルートです。この日も街中から上って行くつもりだったのですが、工事中のため通れなくなっていました。そこで中心部の城壁の外側から上がって行くルートで上に向かいました。

2016/11/20
ここ数日朝が冷え込むウィーンです。市庁舎のクリスマス市も11月11日からオープンし、もうすぐクリスマスだ・・・という雰囲気が街に漂っています。街中はクリスマスプレゼントを探している人や後からストレスになるので今のうちにとすでにプレゼントを買った人の姿などが見れます。自然を観察するとしかしまだ秋です。街中の公園や街路樹、植物庭園やウィーンの森などの黄葉は(紅葉は少し)季節を感じさせます。

2016/11/15
今日11月15日はLeopoditag (レオポルディターク)と呼ばれる聖レオポルドの日です。平日ですがウィーンとNiederösterreichでは学校がお休みです。この聖レオポルドとはバーベンベルクの1136年11月15日にクロスターノイブルクで亡くなったレオポルド3世のことです。...

2016/11/13
オーストリアは北海道よりもちょっと大きいにもかかわらず、国内には美しい風景が点在しています。これはヨーロッパアルプスが大きく横たわっていて多くの谷が形成されている地形の重要な特徴があり、その谷間には美しい街が多くあり、またアルプスだけではなく平原もありますから変化に富んでいます。ウィーンはかつての帝国の都ですから荘厳で上品な街並みですが、ちょっとウィーンを離れればのどかな景色が見られます。 そんな郊外で日本のガイドブックでも絶対に紹介されているザルツカンマーグートは私も大好きな所で、オーストリアの宝石箱とさえ形容され、氷河で形成された美しい湖が点在しています。ここは個人的にモーツァルトまた仕事でもよく訪れますが、多くの場合ザルツブルクへ行く途中や逆にザルツブルクからウィーンに向かう時に立ち寄りますが、グループの皆さんに御案内する場合は時間が限られているのでA1高速道路に比較的近いSt.Gilgenや Mondseeが一般的ですが、もっと奥にある世界遺産のHallstattによるツアーもここ何年からは多くなりました。 Hallstattにもよく行きますが、その場合はMondseeは通らずにBad Ischlを通ってTraun湖経由で高速に入るパターンが一般的です。前述したSt.GilgenはWolfgangsee (ヴィルフガング湖)という細長い湖のほとりにある街で、このザルツカンマーグートではとても有名で私も大好きな湖です。 最近では9月後半にザルツブルクからウィーンに向かう時にここに来ました。

2016/11/05
11月に入り、日がますます短くなってきました。それを忘れさせてくれるかのように街中はクリスマスの雰囲気が漂っています。ウィーンの中心にある市立公園や国民庭園などにこの時期訪れてみて下さい。木々の葉の色が薄い赤や黄色に変わっていて秋らしさを感じます。森の都と言われているウィーンの街は緑がとても多くあります。...

2016/10/20
このコーナーでは何について書こう・・・ということはほとんど考えていません。毎日仕事をしている中で、これをいつか話題にしよう・・・というようなことはよくあるのですが、書くということが義務的になっていまうと続きませんのでその時の気分で思い立ったことを話題にしてまとめています。テーマはウィーンこぼれ話となっていますが、御承知の通りウィーン以外のことも結構話題にしています。その場で思い立ったことや浮かんだことを書いてますから、おもしろい内容もあると思いますし、どうでもいい内容もあると思いますし・・・まぁ、それはそれでいいと思います。 さて、今日はウィーンからはかなり離れた地元で有名なスポットについて少しまとめておきます。

2016/10/19
ウィーンで撮影された映画はいくつもある中で今でも世界的に根強いファンがたくさんいる「第三の男」が一番知られているでしょうか。この映画は今見ても十分おもしろい昭和24年(1949年)の白黒映画で、カンヌ映画祭でグランプリを受賞しています。第2次大戦後の占領時代のウィーンの街が万華鏡のように登場し、大観覧車やラストシーンに使われた並木道に訪れる方も多く、私も頻繁に御案内していますし、通常の観光でも第三の男の話はよくします。 それはいいとしてウィーンで撮影された日本の映画があることを御存知でしたか?これは日本の特定の方に知られている寅さん映画です。寅さん映画は全48作あり、その中の41作目の男はつらいよ「寅次郎心の旅路」は1989年のウィーン市との協力のもと、ウィーンの街で撮影されていて、しかも寅さんが出演しているシリーズの唯一の海外ロケです。この映画でもウィーンの街が万華鏡のように登場し、しかも前述した「第三の男」の影響も映画の中に少し見られます。 ストーリーを書くと長くなるので、手短にまとめますが、寅さんがエリートサラリーマンの坂口兵馬(柄本明)を助けて、彼の行きたい場所がこのウィーン・・・しかし、九州の湯布院と勘違いしてしまう寅さん、その後二人でKLMオランダ航空でアムステルダム経由でウィーンに到着。坂口はウィーンの街に感動し、逆に全くウィーンの街に興味を示さない寅さん・・・そんな時に私のような現地ガイド役で竹下景子さんが日本のグループを連れて登場し、その可愛らしい彼女に惹かれて一緒にバスに乗り込んで市内観光を・・・。自分の止まっているホテルさえ思い出せない寅さんと竹下景子さんが繰り広げる人情あるシーンは印象的で、ウィーンの街やヴァッハウ渓谷などの名所が多く登場します。しかも、この映画の中には当時のウィーン市長であったHelmut Zilk(ヘルムート・ツィルク)さんも出演しているんですよ。地元ウィーンでは全くと言っていい程知られていない映画であり、尚且つ自分の街の市長さんが日本の映画に出てることなんて地元での関係者以外は誰も知らないでしょうね。そんなことからウィーンの一角には寅さん公園(Tora-San- Park) があります。 この話題は何年も前から話題にしたかったのですが、今頃になってしまいました。

2016/10/15
このコーナーでよく話題にするBlumengärten Hirschstetten der Stadt Wien...

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