クリスマス 過去記事 2016年

イルミネーションが取り外されている光景

朝がマイナスであることが多く、昨日も日中は-1℃~-2℃ぐらいとプラスにはなりませんでした。

昨日も午前中は30名様以上の団体ツアーの皆様と市内観光で、午後はオプショナルツアーの徒歩観光でした。

午前中はかなり早くシェーンブルン宮殿に入場しましたが、意外と多くの人がいましたし、大型グループもいくつか見かけました。その後は旧市街を少し歩き、シュテファン大聖堂で午前中の観光が終わり、オプショナルツアーの皆様と昼食のレストランへと行きました。昼ぐらいのシュテファン大聖堂界隈はその時は風も強くて結構寒く感じましたね。昼食後はカプツィーナー教会と行程の地下墓地や王宮を見学しました。

さて、昨日の午前中皆様と旧市街を歩いている時にクリスマス時期を盛り上げたイルミネーションの取り外しが行われていました。

国立オペラ座から王宮のアウグスティーナ教会横を通ってミヒャエル広場からコールマルクトを通ってグラーベンに入りました。

 

 

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ミノリーテン教会のWeihnachtskrippe(2017年)

先日1月6日は"Heilige Drei Könige"で、ベツレヘムからの星に導かれて3人の学者がイエスを拝みにやって来るという有名な話からの祝日でした。この日まではクリスマスの習慣があり、たいていの家庭ではクリスマスツリーがそれまでは飾られています。

このシーンを表したジオラマが"Weihnachtskrippe"(ヴァイナハツクリッペ)で、アドヴェント時期から教会や

クリスマス市、家庭などに多く見られ、クリスマスツリーと一緒に飾ります。

ウィーンの旧市街一角にあるミノリーテン教会のWeihnachtskrippeはよく知られていて、毎年必ず飾られます。

 

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クリスマスのイルミネーション 5(2016年)

今日は昨日の夜からの雪で真っ白になりました。雪は今でも降っています。

クリスマスが終わっても1月6日まではクリスマスツリーを飾っておく習慣があります。この日はキリスト教では重要な"聖三王"の日であるからです。この日まではイエスが生まれた物語が続いていますのでカレンダーではクリスマスが過ぎても、年末、年始はクリスマスツリーを始め、街中のクリスマスデコレーションやイルミネーションなどももちろんそのままです。

これは年間で生活の中では一番重要なクリスマスのまさにエピローグです。

街中のクリスマスイルミネーションシリーズは好評だったのでもうちょっとだけ続けます。

前回のクリスマスイルミネーション4では音符のイルミネーションでした。

 

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"Heilige Drei Könige" (聖三王)の祝日(2017年)

今日1月6日は"Heilige Drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)というキリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という表現はもう存在せず、現在では全て"祝日"と表現しますが、聖三王のこの日はキリスト教の宗教儀礼上の休日なので祭日と呼んでもでもいいのかなと思います。

heilig・・・聖なる、drei・・・3、Könige・・・王様達という日本語訳ですから"聖三王"となりますが、よく習慣的に東方三博士、東方三賢者とも言われています。

 

イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がやって来る・・・というよく知られた話です。

そのためクリスマス習慣はこの日までは続くわけで、クリスマスツリーやイルミネーションなどもカレンダーでのクリスマスが終わっても、年を越して今日までは飾っておく習慣になっています。

 

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クリスマスのイルミネーション 4 (2016年)

カレンダーではクリスマスが終わっても、実際にはクリスマスの空気はまだまだ残されています。実際にクリスマスツリーだってまだ飾られていますし、街中のイルミネーションだってそのままです。イエス・キリストが生まれた後、東から三聖王(三賢者、三博士)がイエスを拝みにやって来ます。これが1月6日ですから少なくともそれまではクリスマスの空気が続いています。

さて、前回のクリスマスのイルミネーション3 (2016年)も好評を頂いたので今日はクリスマスのイルミネーション4です。

 

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クリスマスのイルミネーション 3(2016年)

一昨日の12月24日がクリスマス・イヴ、昨日の25日がクリスマス、そして今日12月26日は第2クリスマスクリスマスの日と呼ばれるお休みです。でもウィーンでは今日のこの日を"Stephanitag"(シュテファー二ターク)と呼ばれ、今日12月26日が聖シュテファヌス(シュテファン)の日です。聖シュテファヌスはキリスト教の最初の殉教者で、イエスが亡くなった後まもなくの36年/40年に石打ちの刑で亡くなりました。ウィーンにはシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂がありますね。

 

カレンダーではクリスマスの最後の日ですが、街中では今日が終わってもクリスマスの雰囲気は翌年までそのまま残されます。クリスマス市はもちろん終わりましたが、街中のイルミネーションはまだまだ見られます。

この時期に街中を歩く時の楽しみのひとつに主要な通りに飾られているそのイルミネーションがあります。昼間の明るい時には街の美しさを壊してしまうような飾りなのですが、薄暗くなってから灯されるこのイルミネーションは素晴らしい演出をしてくれます。ウィーンの街は毎年同じ場所に、同じお決まりのイルミネーションが施されています。先日のクリスマスのイルミネーション2が思いのほか好評でしたので、その続編です。

 

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クリスマス・イヴはこのように過ごす(2016年)

昨日12月24日はクリスマス・イヴで、年間を通して一番大事な行事でしょうか。宗教的には復活祭が一番重要ですが、生活の中ではクリスマスです。今年はシュテファン大聖堂のクリスマス市市庁舎のクリスマス市が11月11日と去年よりも2日早く始まり、長いアドヴェントでしたが、振り返るとあっという間に過ぎてしまいました。毎日仕事をしていると時の経つのが早いです。今年も日本からの多くのお客様にこちらのクリスマスの様々な習慣を御案内しました。こちらがクリスマスの雰囲気で盛り上がるのは12月23日までです。24日からは今までのクリスマスの雰囲気がまるでうそのように街が静かになります。24日は午前中だけ仕事をする人もいたり、商店街なども14:00ぐらいまで営業していることもありますが、多くの人は24日の午前中にクリスマスツリーを部屋に飾り、装飾をし、夕方から夜にかけてのクリスマスを祝う準備をします。多くのレストランもクローズとなります。

こちらは家族とクリスマスを過ごす・・・というのが一般的です。

ただ今年は市庁舎のクリスマス市は26日まで、シェーンブルン宮殿も例年通り26日までとなっています。

でもこれはこの時期観光でウィーンに来られた方のためのサービス的なイメージです。

 

昨日の午後14:00頃のウィーンの街中はそれでもかなり混んでいましたが、いつもとは違い観光客が多く目立ちました。街中の店はほとんどクローズしていましたので、シュテファン大聖堂のクリスマス市などは逆に混雑していました。

うちは毎年24日の昼過ぎぐらいからクリスマスツリーを飾りますが、今年はちょっとしたハプニングがあったために夕方18:00過ぎから飾り始めました。こんなに遅くにクリスマスツリーを飾ったのは今年初めてです。

 

12月24日のクリスマス・イヴはこちらでは一般的にどのように祝われるのでしょう?

 

 

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「きよしこの夜」はオーストリアから生まれました

今日12月24日はクリスマスイヴです。今年はクリスマス市が11月11日とかなり早く始まり、当初はアドヴェントの雰囲気を長く楽しめるんだな・・・と思っていましたが今振り返るとあっという間でした。

シェーンブルン宮殿のクリスマス市は毎年12月26日までで、今年から市庁舎のクリスマス市も12月26日まで開かれるようにはなりましたが、基本的にクリスマスの雰囲気で盛り上がるのは12月23日まででしょう。

今日の午前中にクリスマスツリーの飾り付けをする人が多く、午後からは街がとても静かになります。

街中を歩く人が少なくなり、交通量がぐっと減り、お店もいつもよりも早く閉店し、皆がクリスマスイヴに吸い込まれていくような感じです。

こちらは家族とクリスマスを祝うのが一般的です。

地元の人が家族と祝う今日のクリスマスイヴで必ず歌われる歌があります。

毎年12月24日はこの歌をテーマにしていますが、今年も私のこのサイトの伝統としてこの歌を取り上げます。

 

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Freyungのクリスマス市(2016年)

クリスマスがあと何日したら来るんだろう・・・とわくわくしながら待つこのAdventももう今日で終わりです。

明日が早いものでクリスイヴです。

市庁舎シュテファン大聖堂のクリスマス市が去年よりも早い11月11日に始まった時にはクリスマスはまだまだ先だな・・・という気持ちでした。毎日のようにウィーンのクリスマスの雰囲気をお客様に御案内していましたが、クリスマスが終わることを考えるとちょっと寂しくなります。

ウィーンの地元らしい昔の雰囲気が見られるシュピッテルベルクのクリスマス市は有名ですが、今日話題にするクリスマス市も地元らしいと思います。

 

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クリスマスツリーを買いました(2016年)

もうクリスマスまで秒読みです。クリスマスツリーが街中に売られ始めるとクリスマスがぐっと近くに感じます。

日本ではちゃんとしたもみの木を飾る習慣はないですから、街中などを徒歩観光すると日本からのお客様は新鮮な光景を目にすることができます。でもこちらでは毎年定番なこの時期の光景です。それぞれのクリスマス市には必ずもみの木が飾られていますね。家庭では市庁舎に飾られているような大きなもみの木(実際にはそれだけ背丈が高いものはもみの木ではなくてヨーロッパトウヒですが)ではありませんが、それでも人間の背丈よりも高いもみの木を買う人も多くいます。うちも毎年もみの木を買いますが、2m30cmぐらいのもみの木を毎年飾っています。 暗くなってしまうとモミの木が見分けにくくなるので明るいうちに買いたいですね。でも毎日仕事で家に帰る頃にはもう暗くなっているので、うちはやっと昨日の午後に買うことができました。

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カールス教会前のERDÄPFELPUFFER(ポテトパンケーキ)

ウィーンの昔らしいクリスマス市と言えばシュピッテルベルクのクリスマス市とかFreyungのクリスマス市が思い浮かびます。私はどちらも好きで、地元の人達で賑わっています。どちらもシェーンブルン宮殿や市庁舎のクリスマス市のように観光的な雰囲気はなく、たくさんの人がいてもうっとうしい雑踏は感じません。

シュピッテルベルクのクリスマス市と言えばSpittelberger Erdäpfelpuffer・・・シュピッテルベルクのポテトパンケーキという名物パンケーキを紹介しましたが、実は似たようなものがカールス教会前のクリスマス市でも売られています。

 

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クリスマスのイルミネーション 2 (2016年)

クリスマスがあと何日したら来るんだろうと・・・とわくわくしながら待つ時期をアドヴェントと言いますが、そのアドヴェント時期のウィーンの街は素敵です。クリスマス時期はお店のショーウィンドウもクリスマス風に飾られ、レストランやカフェなどもクリスマスを意識した装飾が施されます。また何と言っても色々な所で開かれているクリスマス市や屋台から漂うプンシュの香り・・・そしてイルミネーションです。

先日ウィーンの三大歩行者天国のクリスマスイルミネーションを話題にしましたが、それ以外にも色々な通りにイルミネーションが飾られています。

今日は別の場所のクリスマスイルミネーションを見てみましょう。

 

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ちょっとおもしろいプンシュ

昨日はアドヴェントの第4土曜日で、今日の日曜日にアドヴェントクランツの4本目が灯されますのでクリスマスまではもう秒読み状態です。

昨日のウィーンの街中は先週同様にものすごい人出となりました。私は午前中一般ツアーの皆様との仕事で、午後は個人のお客様と街中を徒歩観光しましたが、朝一番で入場したシェーンブルン宮殿でさえもかなりの人が早くから来ていて、宮殿を離れる時にはもうチケットカウンターには行列ができていました。主要の歩行者天国はたいへんな混雑とんっていました。ウィーンの街はここ何年もアドヴェントの4回の土曜日はバスの通行規制が行われますのでたくさんのウィーン市の職員が街中に出ていて、許可なしで走っていたバスが停められている光景を数回見ました。

クリスマス市ももうすぐフィナーレですね。屋台で働く方々の話では、毎日夜遅くまで営業するのでかなりきついそうです。一昨日SPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFFERという名物ポテトパンケーキを話題にしましたが、今日はちょっとおもしろプンシュについてです。

 

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ヒルシュシュテッテン花壇庭園のクリスマス市

街中ではクリスマスツリーが売られ始め、アドヴェントも徐々に終わりに近づいて来ました。アドヴェントが終わりに近づくということはクリスマスがまもなくやって来るということですね。

今年は例年より早い11月11日に市庁舎シュテファン大聖堂などのクリスマス市が始まったウィーンの街ですが、その時の雰囲気とはまた違っています。もうクリスマス市も終わりに近い・・・今年もクリスマスがやって来るということが街の雰囲気と合わさってもっと現実的になっていきます。

毎日ウィーンの華やかな街並みをクリスマスの雰囲気と共に御案内していると本当に時が経つのが早いですね。

私はこの時期ウィーンに来られたお客様には必ずこちらのクリスマスの習慣や歴史的背景を説明しています。

プライベートでも家族とクリスマス市にも出かけてますが、当たり前ですが仕事で御案内するのとは違います。

先日紹介したSchloss Hofは地元の人で賑わう有名なクリスマス市ですが、もうひとつ地元で賑わうクリスマス市を紹介します。

 

 

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SPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFER・・・シュピッテルベルクの名物  "ポテトパンケーキ"

秋から冬にかけては街中には焼き栗スタンドが登場します。夏のアイスに代わるものとして歩きながら手軽に食べられる暖かい物として地元では人気があり、季節を感じる光景です。そこにはたいてい焼き栗、焼きポテト、ポテトパンケーキの3つが売られています。ウィーンの中心地ではグラーベン、シュテファン大聖堂から運河へ伸びるRotenturmstr.、Schottentorなどに毎年登場し冬の間はずっと営業しています。

このような焼き栗スタンドはどこのクリスマス市にも必ず登場しています。クリスマス市を見ながら食べている人も多く、プンシュを飲みながらつまんでいる人も多く見かけます。

焼き栗スタンドで買えるこの3つのうち、今日紹介するシュピッテルベルクのクリスマス市で売っているポテトパンケーキは地元では有名です。

 

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オーストリアでのクリスマスあれこれ

アドヴェントの第3日曜日も過ぎ、今週の月曜日からは街中でもクリスマスツリーが売られ始め、いよいよクリスマスがやって来るという実感です。クリスマス市が出始めた11月中頃と比べると人々が忙しなっているのを感じます。時間は取り返しがつかないもの・・・まもなく来るクリスマスの準備に楽しく追われているような空気が街中を歩くと伝わってきます。

今日はこの"クリスマスあれこれ"というタイトルで様々な角度からこのクリスマスの習慣を見てみましょう。

 

 

 

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Spittelberg (シュピッテルベルク)のクリスマス市(2016年)

今年のAdvent時期は去年の同じ時期よりも寒いウィーンです。日中の気温はマイナスにこそなっていませんが、風が冷たいので体感的には寒く感じます。朝方などは0℃~-5℃ぐらいの日もすでに多くあります。例え外の気温がマイナスでも観光内容が変わることはありませんから寒くても街中を徒歩観光します。でもクリスマスの雰囲気が寒さを和らげてくれますね。もっとも私は皆さんに御案内しながら歩いているので慣れているせいか寒さはあまり感じませんが・・・。

今年もウィーンの定番クリスマス市をいくつか話題にしていますが、ウィーンらしさということでは個人的にも好きなSpittelberg (シュピッテルベルク)のクリスマス市も話題にしたいと思います。

 

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カールス教会前のクリスマス市(2016年)

今年もシェーンブルン宮殿のクリスマス市シュテファン大聖堂のクリスマス市市庁舎のクリスマス市,

ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市ミヒャエル広場のクリスマス市などをすでに話題にしていますが、毎年このアドヴェントの時期のウィーンは素敵です。毎年同じ場所ではありますがたくさんのクリスマス市が出ています。

それぞれのクリスマス市はそれぞれの雰囲気と個性があって、それを感じるのも楽しみのひとつです。

実際にクリスマス市には似通った物が多く売られていて、本当に気に入って買うものは僅かでしょう。

そのため地元の人達は何か買うためということではなく、雰囲気を味合うためにクリスマス市に出かけ、プンシュを飲みながら語らいの場所とするわけです。その時に何か見つかれば買う・・・そんな感じではないでしょうか。

今日はカールス教会のクリスマス市です。

 

 

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Schloss Hof のクリスマス市(2016年)

今日はアドヴェントの第3日曜日ですね。クリスマスが近づくこの時期は気持ちも高まって、街中を歩くだけでその空気が伝わってきます。多くの地元の人がクリスマスプレゼントを探し歩き、またもちろん観光客も多く、特にAdvent(アドヴェント)の週末は大変な混雑となるウィーンの中心部です。昨日の土曜日もシェーンブルン宮殿や中心部はもの凄い人出でした。夕方16:00頃からイルミネーションが灯され、そこから暗くなっていくウィーンの街はとても素敵です。クリスマス市も昼間とは違った雰囲気になりプンシュを飲みたくなります。

 

ウィーンの街中のクリスマス市もいいですが、郊外にも地元では有名な話題性あるクリスマス市がたくさんあります。これらを全部ここで紹介していたらクリスマス市の話題だけで終わってしまうので、私のこのホームページをウィーンに来る前に、もしくはウィーンに来られても見て頂いている皆様のために毎年街中の定番なクリスマス市だけを話題にしているわけですが、今日はちょっと郊外のクリスマス市を紹介します。

 

 

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三大歩行者天国のクリスマスイルミネーション(2016年)

クリスマスをわくわくしながら待つこのアドヴェントの時期は街中を普通に歩いているだけでも特別な気持ちになります。クリスマス市やプンシュスタンド、そして通りのイルミネーションなどこの時期ならではのものですね。

クリスマスが近づいて来ると同時に、今年ももうすぐ終わりなんだなぁ~いう気持ちにもなります。

アドヴェントの週末のウィーンはヨーロッパなどからたくさんの観光客が訪れて大変な混雑となります。

ウィーン市は特にアドヴェントの4回の土曜日はここ何年も前から観光バスの規制をしていて、中心の1区を始め、ギュルテルの内側の6区、7区、8区、9区は6:00~20:00までウィーン市が発行する特別な許可証もしくは国家ガイドが所有しているEinfahrtsgenehmigungがなければ走行することができず、それがない場合は罰金を取られるということになっています。罰金はウィーン市の職員によると360ユーロということですから高額です。

シェーンブルン宮殿の混み具合を見ても街中がどのくらい混んでいるか容易に推測することができます。

さらにクリスマスプレゼントを探すたくさんの地元の人も街中を歩いています。

 

ウィーンの中心部には3つの歩行者天国がありますが、アドヴェント最初の週末から準備されたイルミネーションが灯されました。毎年同じイルミネーションですが今年の風景をお届けします。

 

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ミヒャエル広場のクリスマス市(2016年)

12月4日、5日は早朝 -3℃~ -5℃で今年一番の朝の冷え込みとなりました。でも天気がよく青空が広がっていますのでウィーンの街も寒いですが開放的な気分です。

このぐらい冷え込むとプンシュもよりおいしく感じますね。実際にクリスマス市ではプンシュスタンドが一番の賑わいです。

今日はウィーン旧市街の重要なミヒャエル広場のクリスマス市の雰囲気をお届けします。

 

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ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市(2016年)

昨日12月6日は聖ニコラウスの日でした。"ニコロ"とも愛称で呼ばれ、この時期の大事な習慣です。生活の中では年間を通して一番重要な行事がクリスマスです。今年は11月11日には市庁舎シュテファン大聖堂のクリスマス市がオープンしていますので、ずいぶん長くクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。地元の人が多く集まるクリスマス市や地元の人以外観光客も気軽に寄れるシェーンブルン宮殿のクリスマス市などたくさんのクリスマス市が出ていてそれぞれに個性があってそれぞれの空気を感じます。

この時期観光で街中を歩く時にはお客様にはクリスマスの成り立ちやクリスマスの歴史的背景などをよく御案内しています。

さて、今日は観光の重要スポットのひとつであるベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市の雰囲気です。

 

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オーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのはサンタクロースではありません

オーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのはサンタクロースではありません。サンタクロースでなければ誰が持ってくるのでしょうか? それはChristkind (クリストキント)が持ってきます。Christkindは子供のイエス・キリストです。そもそもクリスマスは何を祝うためのものでしょうか?イエス・キリストが生まれてきたことを祝うためのものですね。そのためオーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのは子供のイエスキリストということになっています。サンタクロースがプレゼントを持って来るなんて言うとこちらでは苦笑いをされてしまいます。サンタクロースは聖ニコラウスから生まれたキャラクターであり、今日12月6日はその聖ニコラウスの日で、地元では重要な日のひとつです。

 

 

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市庁舎のクリスマス市(2016年)

このアドヴェントの時期は色々な所でクリスマス市が開かれているウィーンですが、一番華やかなクリスマス市はやっぱり市庁舎ですね。ここは他とは規模が違い、イルミネーションもとても素敵です。ウィーン市のお役所ですからやっぱり華やかに行こうということでしょうか。ここ数年はヨーロッパでも一番華やかなクリスマス市とも言われています。私はこの時期この市庁舎のクリスマス市は頻繁に訪れます。そのほとんどが仕事でグループの皆様とここに立ち寄ります。午前中の観光中でもここに立ち寄ることもありますが、ここは薄暗くなってイルミネーションが灯されてからの方が遥かに盛り上がります。

この市庁舎のクリスマス市は今年が31回目となりました。

 

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シュテファン大聖堂のクリスマス市(2016年)

街中で見られるクリスマス市の風景がもう定番となりました。市庁舎やシュテファン大聖堂のクリスマス市の初日が今年は11月11日だったので、クリスマスはまだまだ先だな~という感覚がありますが毎年そうですが時が経つに連れてクリスマスまでもう後何日・・・というちょっと残念な気持ちも芽生えてきます。そういう意味ではクリスマス市は早い方がクリスマスの雰囲気を長く味わえますね。

今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市を最初に話題にしましたが、シェーンブルン宮殿の次はシュテファン大聖堂でしょう。今年最初のプンシュもここで飲んでいます。

 

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"クリスマス"という習慣について

世界の多くの人々がクリスマスを祝います。宗教的には復活祭が一番重要ですが、生活の中では年間を通してクリスマスが一番重要です。ドイツ語でクリスマスはWeihnachten (ヴァイナハテン)と呼ばれています。ウィーンでは今年11月11日より多くのクリスマス市がオープンし、アドヴェントの第1日曜日の週末よりイルミネーションも灯され始めて街中はクリスマス一色という雰囲気です。クリスマスまでの時間がより長く楽しめるのは経済的にもいいことです。

さて、このクリスマスは昔から現在のように祝われていたのでしょうか?

 

 

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クレムスの小さなクリスマス市

今年は11月11日に市庁舎やシュテファン大聖堂、ミヒャエル広場,Am Hofなどのクリスマス市がオープンし、12日にはAltes AKH、Spittelberg、16日にはマリア・テレジア広場、18日にはカールス教会前、ベルヴェデーレ宮殿、Freyung、19日にはシェーンブルン宮殿のクリスマス市も始まりクリスマスの色に染まっているウィーンの街です。11月11日にクリスマス市は早いでしょう・・・という意見も聞かれますが経済効果を考えればイヴェントがあまりない時期ではいいのではないかと思います。このコーナーでも毎年いくつかのクリスマス市を話題にしていますが、私は実際にシュテファン大聖堂のクリスマス市初日に足を運び今年最初のプンシュを飲みました。

また、19日もシェーンブルン宮殿のクリスマス市の初日にグループの皆さんと来ていますが今日はウィーンではなくクレムスです。

 

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ADVENTの第1日曜日とADVENTKRANZ

ここ数日は霧雨のような天気で、グレーなウィーンの街でしたが、昨日は数日ぶりに青空が見られました。数日前にウィーンに滞在された方は暗めの街並みしか見られませんでしたが、昨日のお客様は青空での街並みを見ることができました。ウィーンの街は青空がでればより美しく見え、楽しくなります。

昨日は団体ツアーの皆様と午前中の市内観光でしたが、まぁ~忙しい中身が詰まった観光でした。シェーンブルン宮殿(入場)、ベルヴェデーレ宮殿(入場)、シュテファン大聖堂、リンク道路でした。これは半日で観光する内容じゃありません。精神的に疲れたので、その後天気がよかったですから街中をゆっくり散策してクリスマスの雰囲気を味わいました。ケルントナー通り、グラーベン、コールマルクトの歩行者天国も一昨日の金曜日からイルミネーションが灯されています。昨日はADVENTの最初の週末の土曜日・・・中心地は地元の人から観光客までもすごい人出でした。

さて、昨日はADVENT(アドヴェント)というクリスマスの習慣について書きましたが、今日11月27日はADVENTの第1日曜日ですね。

 

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ADVENT (アドヴェント)2016年

オーストリアは今でこそヨーロッパの小国かもしれませんが、この国がヨーロッパに与えた、そして残した歴史的、文化的な影響は計り知れないものがあります。国は小さくても奥が深いのはそのためで、特に首都ウィーンはかつての帝国の都であり、現在でもその空気を十分感じとることができる"ヨーロッパ文化が凝縮した街"と私はよく表現しています。歴史あるオーストリアは四季を通じて伝統や習慣がそこらじゅうに見られます。

この時期の"クリスマス"は年間を通して人々の生活の中では一番重要なものであり、毎年ウィーンのクリスマスは素敵です。(宗教的には復活祭が一番重要です)

今年は去年よりも2日早い11月11日から市庁舎やシュテファン大聖堂などの多くのクリスマス市がオープンし、それと並んで街中のイルミネーションやお店のデコレーションなどもこの時期を素晴らしく演出してくれています。

このクリスマスにはADVENT (アドヴェント)という重要な習慣があります。

 

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シェーンブルン宮殿のクリスマス市(2016年)

個人で旅行される方はこの時期自分の好きなクリスマス市に行けると思いますが、団体ツアーの場合は主要な街でそれぞれのローカルガイドが案内しますので観光内容は非常に高いものになりますが、その反面どうしても時間が限られています。そのため好きな場所に好きなだけ滞在することは不可能です。それでもシェーンブルン宮殿のような重要な観光スポットにも毎年クリスマス市がでますので、宮殿内部見学後の限られた時間でもちょっと雰囲気を感じ取ることができます。

すでにシュテファン大聖堂で今年最初のプンシュに触れましたが、"クリスマス市"としては今年最初に登場するのはシェーンブルン宮殿です。

 

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今年最初のプンシュ(2016年)

昨日の11月11日からウィーンでは市庁舎を始めシュテファン大聖堂、Am Hof、ミヒャエル広場、ラントシュトラッセ、マリアヒルファー教会、Franz-Jonas-Platzなどのクリスマス市がオープンしました。

ちなみに去年は市庁舎のクリスマス市は11月13日が初日でしたから今年は2日早いことになります。

10月でも街中を歩けばクリスマス関係の物が多く売られていたり、またクリスマスのイルミネーションが街中に設置されたりしているのを見るとクリスマスが近づいているんだなぁ~・・・ということを意識しました。

しかし、実際にクリスマス市が始まるとその雰囲気は一挙に高まっていきますね。

昨日は団体ツアーの皆様とリンク道路を走って、シェーンブルン宮殿を全室見学した後、中心に戻って来てシュテファン大聖堂からグラーベンやケルントナー通りを歩きながら国立オペラ座界隈で終わりました。

シュテファン大聖堂前にはその初日オープンしたばかりのクリスマス市があって、仕事の後に早速今年初めてのプンシュを飲んできました。

 

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クリスマスイルミネーションの準備

11月始めにも関わらずウィーンの街はクリスマスの空気が漂っています。街中を歩けば様々なクリスマスに関する物が売られています。年々、クリスマスの空気が早くやって来るのは経済的効果も狙っています。市庁舎や美術史博物館があるマリア・テレジア広場にはもうクリスマス市の屋台が立っています。昨日の観光ではお客様とリンク道路をバスで走りましたが、市庁舎にはクリスマスツリーがちょうど立てられた所でした。今年の市庁舎のクリスマスツリーは樹齢130年、高さ27mのSchneeberg(シュネーベルク)から切り出されたトウヒです。

まだツリー自体にはイルミネーションは施されてはいませんでしたが、市庁舎広場には定番のイルミネーションが設置されていました。イルミネーションと言えばケルントナー通りやグラーベンでももう設置が始まっています。

 

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