オーストリアの名所 過去の記事 2024年

クリスマス・イブ...「きよしこの夜」はオーストリアで生まれました

いよいよ今日がクリスマスですね。

こちらでは今日の午前中にクリスマスツリーを装飾する人が多いと思います。

うちも先日買ったクリスマスツリーを今日まで庭のテラスに立てかけておきましたが、今日の昼過ぎには部屋に入れてネットを外して飾ろうと思います。

ウィーンの街は午後から晩にかけてとても静かになり、多くの人が家で家族とクリスマスを過ごします。

遠くに住んでいる人も実家に戻って来て、家族皆で食事をし、クリスマスを祝う人が多いと思います。

家庭によってそれぞれの習慣があるとは思いますが、食事の前や後にBescherung(ベシェールング)と言われるプレゼント交換をするわけですが、この時に"きよしこの夜"が歌われます。

クリスマスソングとしてクリスマス時期にしょっちゅう流れているイメージがありますが、オーストリアではこのプレゼント交換のこの時、1回だけ、しかも敬虔な気持ちで歌われます。

このきよしこの夜はこの国オーストリアから生まれたことは御存知でしたか?

 

今年も私のホームページの伝統としてこの曲をクリスマス・イブの話題にしたいと思います。

 

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<動画> ウィーン市庁舎のFestsaal (祝祭の間)

ウィーンのリンク道路沿いには様々な建築様式の荘厳な建物が多く並んでいますが、中でも市庁舎はこの時期ウィーンに来られた方は必ず訪れるでしょう。

建物が素晴らしいだけでなく、ヨーロッパでもっとも華やかとされるクリスマス市が開かれているからです。

フランドル風ゴシック建築の市庁舎は地元の人にとってはお役所でありながらも、生活の中での憩いの場でもあるんですね。

市庁舎の公園では常にくつろいでいる人を見かけますし、また年間を通してここではクリスマス市を始め様々なイヴェントが開かれます。

今日はおそらく地元の人でもあまり入る機会がない、しかし地元で有名なこの市庁舎の中にある"Festsaal"(フェストザール) をお見せします。

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シェーンブルン宮殿ではグロリエッテにも行こう

ウィーンに初めて観光で訪れた方はまずシェーンブルン宮殿は行かれるでしょう。

シェーンブルン宮殿はヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。

ここはオーストリアのひとつの観光スポットとしては最も多くの方が訪れます。

一般団体ツアーでもシェーンブルン宮殿はたいてい観光ポイントに入っています。

ここは庭園も広くて色々な観光スポットがあり、シェーンブルン宮殿だけで余裕で1日過ごせます。

一般団体ツアーの場合は、宮殿内部の見学をした後、フリータイムを取るのが普通で、その時にほとんどの皆さんは庭園に行かれるわけですが、団体ツアーの場合は他の観光内容が詰まっているのでせいぜい30分ぐらいしか時間がありません。

庭園に行くと岡の上にはグロリエッテが見えていて、あそこまで行きたいな・・・という気持ちにさせてくれますが、宮殿見学を終わって集合時間まで30分なので、庭園に行けてもグロリエッテまでは全速力で走らない限り、とても行く時間はありません。

 

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マウトハウゼン強制収容所(KZ Mauthausen)

オーストリアにあるマウトハウゼン強制収容所(KZ Mauthausen)は御存知ですか?

KZはドイツ語のKonzentrationslagerの略で強制収容所の名前の頭に用いられます。

日本で"強制収容所"と聞けばおそらくアウシュヴィッツを思い浮かべる方が多いでしょうか?

強制収容所はミュンヘン郊外のダッハウを始め、ヨーロッパ中に作られ、基幹強制収容所(Stammlager)の他にそれらに属する外部強制収容所(Außenlager)、小さな収容所も含め、少なくとも20人以上を収容し、1カ月以上存続していた収容所の数は4万2千を超えると言われています。

オーストリアには強制収容所はMauthausenをStammlagerとして41箇所もあり、ウィーンにも4カ所ありました。

マウトハウゼン強制収容所はオーストリアでは最大の、尚且つナチス軍により最も残虐な強制収容所であるランク3に位置付けられていました。

 

マウトハウゼン強制収容所はこの歴史的残虐行為を後代に伝え、多くの犠牲者の慰霊も兼ねて無料で一般公開されています。

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「大観覧車」に乗ろう

ウィーンに来られて大観覧車に乗ったことはありますか?

ウィーンを象徴するものはたくさんありますが、この「大観覧車」もそのひとつです。

何と言っても往年の映画「第三の男」に登場し、映画に素晴らしい効果を与えていました。

この大観覧車は、映画よりも古く、1897年イギリスの技師 Walter Basset によって作られました。

最高点が約65m、ゴンドラの数は15台、一周約20分、材質は鉄、木、ガラスです。

このゴンドラは一台20~25人まで乗ることができるとても大きなゴンドラです。

私は今まで、計24人で一台のゴンドラに乗ったことがあります。

でも現在では安全性のことも考えられ、一台10人前後までとなっています。

 

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巨大な石がある自然公園「BLOCKHEIDE」に行って来た

復活祭が終わって一挙に春になった気がします。

それどころか日中の気温が27℃にも達し、夏になったようなウィーンです。

緑がどんどん多くなり、色々な所に出かけたくなります。

でも今日のウィーンは曇りで気温も14℃と下がっていて風が強く吹き荒れています。

 

うちのお気に入りのスポットのひとつに"Blockheide" (ブロックハイデ)があり、ここは毎年数回は行きますが最近今年になって初めて行ってきました。

 

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悲劇のマイヤーリンク・・・リニューアルされて今年で10年

"森の都"とも形容されるウィーンの街は緑が多いことで知られていますが、その緑を囲むもっと広大な緑がウィーンの森です。

 

ウィーンの森には重要な見所が多く点在していますが、"悲劇のマイヤーリンク"として知られるマイヤーリンクは、ルドルフ皇太子の一番のお気に入りの場所であり、彼が狩猟の館として入手していました。

その場所で1889年1月30日、マリー・ヴェッツェラ男爵令嬢とピストル心中自殺をしてしまうショッキングな出来事がありました。

息子が自殺した後、父親のフランツ・ヨーゼフ1世が、皇太子が自殺をしたと言われる場所を中心に取り壊し、礼拝堂を作らせました。その礼拝堂は今もひっそりと立っていて、礼拝堂に隣接してちょっとした博物館になっていました。

そのマイヤーリンクも改装されて2014年10月9日からリニューアルオープンし、今年で10年を迎えます。

(ちなみに改装中も礼拝堂の見学はできました)

 改装前のマイヤーリンクへは1日に2回行くことも多く、今でも当時の様子をはっきり覚えています。

 

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