暖かかった今年の冬でしたが、ついに一昨日から寒くなり、日中の気温は今年の冬初めてマイナスとなりました。
2月25日の朝方は-11℃、日中も-5℃前後、昨日26日は朝方-12℃、日中-4℃でした。
昨日の午前中は学生の方が多く参加していた団体ツアーで、シェーンブルン宮殿見学後、45分程旧市街を歩きましたが、多くの学生さんが寒さに耐えがたいようでした。
しかし寒くても天気がいいですから冬の青空と共に街はより美しく見えます。
今週の金曜日までこの寒さは続くようですので、この時期ウィーンに来る方は防寒対策をしっかりとされて下さい。
さて、今日は知られざる美しい中庭シリーズです。
前回の知られざる美しい中庭52ではカフェ ツェントラルと幼稚園の中庭を取り上げましたが、今日は旧市街です。
ウィーンはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の居城であり、神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号がほとんどハプスブルグ家にあったため、皇帝の居城でもあったわけです。
そこで根本的に他のヨーロッパの街とは歴史的立場も違っていました。
そのハプスブルグ帝国時代は多民族国家でしたので、今でもウィーンには多くの外国人が住んでいます。
皆さんドイツ語を話していますが、生まれた国はオーストリアではないという人が多くいます。
また、自分はオーストリアで生まれていても両親や祖母がかつてのユーゴスラビアとかチェコ、ポーランドであるという人が多くいます。
私だって東京生まれの東京育ちですが、このウィーンに長く住んでいて、永住権を持っている外国人の1人でもあります。
さて、2017年1月時点でウィーンには1.867.582人が住んでいますが、その内約740.000人が外国から来たというオーストリアの統計があります。
40%弱が外国人ということになりますね。
どの国からどのくらいの人がウィーンに住んでいるかのデータを御紹介しましょう。
もう何回も書いていますが、今年の冬は去年と比べるとかなり暖かく、昨日までは日中マイナスになった日はありませんでした。
しかし、昨日は今年の冬で一番冷え込んで、朝方は-5℃~-8℃ぐらい、日中は+1℃前後でした。
予報では今日から週末までは日中プラスになることはないようで、寒い日が続くようです。
実際、現在うちの温度計では-9℃を示しています。
ウィーンもかなり広い街ですから、場所によってかなり気温が違います。
年間を通して仕事をしているので、暑かろうが、寒かろうが、晴天、曇り、雨、雪、強風・・・あらゆる天気のもとで皆様を御案内することになります。
旅の日程はあらかじめ決めることがほとんどですから、滞在中の天気は運任せです。
数日前の水曜日に今年の冬3回目の雪が降り、再びウィーンの街は白くなりました。
その雪は今でもまだ多く残っています。
ウィーンにはユニークな博物館がたくさんありますが、そのひとつにHaus der Musik(音楽の家)があります。
最もウィーンは音楽の都ですから、音楽ファンの方にとっては特別に魅力的な街だと思います。
これだけの作曲家が足跡を残した街はないでしょう。
音楽の家はクラシック音楽が好きな人だけが楽しめるイメージがありますが、いやいや、ここは有名な音楽家に興味がなくても十分楽しむことができます。
もちろん、歴史に名を残した作曲家達の部屋や、ウィーンフィルコーナーもあるので音楽に興味がある方にとってもおもしろいです。
その音楽の家のユニークなあるものをひとつ話題にしましょう。
ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にも登録されていて、100年以上も続く伝統を持ったカフェハウスが多くあります。
ウィーンに来たら一度はカフェハウスに入って少しゆっくりする時間があってもいいと思います。
カフェハウスに行くこと自体がウィーンの観光のひとつでもあります。
ウィーンのカフェハウスに行くとわかりますが、"コーヒー"という名称自体が存在していないので、それぞれのカフェの名称を言って注文する必要があります。
ウィーンで一番多く飲まれているコーヒーはメランジェでしょう。
さて、私は仕事柄毎日のようにシェーンブルン宮殿に行きますが、ここにはカフェRESIDENZ(レジデンツ)というちょっとノーブルなカフェハウスがあります。
ここが1月19日から改装中となって、地下での営業となっていましたが、昨日からリニューアルされてオープンしました。
もう何回も書いていますが、今年の冬は去年と比べるととても暖かいです。
逆に言えば去年が寒すぎました。
去年の1月は最高気温が0℃、後は全日マイナスで、-15℃を下回った日もありました。
今年の1月は一度も日中はマイナスになりませんでした。
しかし、今週末日曜日から寒波がやって来るようで、日中もマイナスであるようですから来週は寒そうです。
こちらは外に出よう・・・という意識が強く、散歩をしている人を多く見かけますし、幼稚園や小学校でも外で遊んだり、何かすることは重要であると考えられています。
冬でも散歩している人がとても多いです。
私も仕事では毎日のように歩いています。
主に観光案内をするわけですから、旅行者の皆様と同じように歩いているわけですよね。
大型バスでの観光が多いですが、旧市街などバスが入れない所はもちろん徒歩ですし、シェーンブルン宮殿や美術史博物館のような博物館の中だって結構歩きます。
そういう意味ではオフィスワークとは違った健康な仕事だと思っています。
うちはウィーンでありながらも幸いにして自然が近くにあるので、プライベートでも散歩に行くことが多いです。
天気がいい時は冬でも散歩をしていても気持ちがいいですね。
昨日は今年の冬になって3日目の雪化粧となったウィーンです。
昨日はほぼ1日雪が降りました。
今年の冬は暖かいと思っていましたが、予報によれば今週日曜日から寒くなるようで、日中もマイナスのようです。
本格的な冬がやっぱり今年も来そうです。
さて、今日はウィーンのちょっと珍しいアングルをお届けしましょう。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル52では、Franz von Assisi Kirche・・・聖アッシジ教会やドナウ河をテーマにしましたが、今日は高い所からです。
ウィーンには100年以上も営業している話題性あるカフェハウスがたくさんあります。
ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にも登録されていて、しっかりと定義されています。
慌ただし団体ツアーに参加されていても、どこかで有名なカフェハウスに入ってちょっと落ち着くぐらいのゆとりは欲しいものです。
慣れて来るとそれぞれのカフェにはそれぞれの空気が感じられ、その時の気分によってカフェを使い分けることが当たり前になってきます。
皆様に毎日色々なことを御案内している私の仕事柄、ひとりになる時間も必要で、ちょっとの時間でも次の仕事の合間や仕事帰りにちょっとカフェによることも重要です。
さて、今日はカフェハウスをひとつ話題にしますが、ここは中心から遠いためあまり観光では行かないカフェですが地元では非常に有名なカフェハウスです。
今年の冬は現時点までは去年と比べるとかなり暖かいです。
日中の気温は一度もマイナスになっていません。
実際には風が冷たい日も多く、街中を歩くと体感的にはもっと寒く感じることはあります。
私の場合はもう皆さんに案内しながら歩くことが多いですから、あまり寒さは感じません。
しゃべりながら歩くと、無言で歩くよりも体力を使う気がするので、体が温まってきます。
例えば後ろ向きに歩きながらある程度の声の大きさでしゃべってみて下さい。
結構疲れますよ。
さて、先日今年最初の花としてキバナセツブンソウを話題にしましたが、今日もこの時期によく見られるポピュラーな花を取り上げます。
毎年の恒例となった市庁舎前でのスケートリンク・・・Wiener Eistraum(ヴィーナー・アイストラウム)は今年で23回目となりました。
一昨年2016年より、クリスマス市と同時にこのスケートリンク(4.500m²)も一部オープンし、大変好評だったので、去年(2017年)も同様にクリスマス市と同時に一部オープンしました。
クリスマス市、新年のカウントダウンが終わってから、さらに拡張され3月初旬まで毎日夜22:00まで楽しむことができます。
私もシーズン中は何回かここで楽しみますが、先日も子供と滑りに行ったので、その時の模様を今日は紹介します。
ウィーン生まれの画家クリムトは日本にも多くのファンがいます。
特に2012年はクリムト生誕150周年記念の年で、それをきっかけに急増したように思えます。
クリムトを見ようと思ったらまずベルヴェデーレ宮殿に行くことになるでしょうか。
ここはオーストリアギャラリーという美術館になっていますが、ここにクリムト代表作である「接吻」があります。
観光でも重要なこのベルヴェデーレ宮殿は以前写真ストップだけが主流でしたが、現在では逆に写真ストップはほとんどなくて、クリムトを見るために入場観光します。
団体ツアーの場合は行程がきついことが多いので、限られた時間でここを見ることが非常に多く結構大変です。
さて、このベルヴェデーレ宮殿は今年1月8日から模様替えをしていて、クリムトの絵画を始め、シーレ、印象派などここの絵画全てが引っ越しをしていて、見られない絵画が多かったりとか、入れない部屋があったりとかでかなりの制限があります。
3月には全て終わるということなので、日に日に状況は良くなっているとは思います。
クリムトは重要なので、なるべく多くの方に見てもらおうと影響が最小限になるような美術館側の配慮を感じましたので、接吻が見られなかったことはなかったと思います。
そのクリムトも引っ越しが完了し、全く反対側に移動しました。
ウィーンの国立オペラ座はウィーンの観光の基本となる場所のひとつで、フリータイム後の集合場所にも多く利用されます。
特に団体ツアーでフリータイムがある場合は必ず国立オペラ座の場所を覚えて頂きます。
この国立オペラ座ではガイドツアーが多く提供され、日本語のガイドツアーに入る方も多いです。
国立オペラ座はガイドツアーのみで見学することができますので、個人で勝手に入ることはできませんが、私のような国家公認ガイドとであればガイドツアーとは別に内部見学ができます。
年間を通して私はお客様に国立オペラ座内部をよく御案内しています。
国立オペラ座にはガイドツアーの時だけしか見ることができない場所があります。
今年の冬は去年と比べると暖かく、日中の気温がマイナスになったことは未だありません。
街中を歩くとこの時期でも多くの人が自転車に乗っているのが見られます。
自然を観察すると去年よりもやはり早く花が咲き始めています。
去年より暖かいとは言え、風が冷たい時に徒歩観光をするとそれなりに冷え込んで来るのを感じますが、私は案内している立場なので、色々なことを話していると以外と体は熱を持つようです。
皆さんとお別れした後、この時期よく寄るのがLESCHANZ(レシャンツ)さんです。
昨日2月13日は謝肉祭の火曜日で今日から四旬節に入ります。
四旬節初日の今日水曜日は"灰の水曜日"と呼ばれ、ドイツ語ではAschermittwoch(アッシャーミットヴォッホ)と呼ばれています。
灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が
4月1日ですから、今日の2月14日が灰の水曜日となります。
四旬節はドイツ語ではFastenzeit(ファステンツァイト)と呼ばれています。
今日はこの2つのことについて少しまとめておこうと思います。
今日2月13日は謝肉祭のクライマックスである火曜日で、早いもので今年も明日から四旬節に入ります。
今年は復活祭が4月1日となり、去年は4月16日でしたから謝肉祭も去年より2週間ほど早いです。
"謝肉祭"という言葉は日本でも知られていますが今年もこの時期に謝肉祭について簡単にまとめてみます。
国立オペラ座の舞踏会も今週の木曜日に終わり、週明けの火曜日がFaschingsdienstag・・・謝肉祭のクライマックスです。
謝肉祭はイエス・キリストが磔になり、そして復活するまでの厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・・という意味があるわけです。
場所によっては昨日の11月11日11時11分から謝肉祭が始まるという習慣もありますが、これは19世紀以降に生まれた習慣です。
実際にウィーンで生活をしていると1月6日の聖三王の日が過ぎるまではあまり謝肉祭という雰囲気にはなりません。
このFaschingnの時期には"Faschingskrapfen"を食べる習慣があります。
Krapfenとは日本的に言えばドーナッツですが、真ん中に穴が空いている定番なドーナッツとは違っています。
むしろ形的にはあんドーナッツに近いのではないでしょうか?
"Faschingskrapfen"ですから謝肉祭ドーナッツとなるわけで、名前の通り謝肉祭時期に食べるものということですね。
今年の冬は去年と比べると非常に暖かいです。
日中の気温はまだ一度たりともマイナスになっていません。(朝方マイナスというのはありましたが)
去年の1月は1月4日が最高気温で0℃、それ以外1月は全日マイナスでマイナス15℃を下回った日もありました。
雪が降る回数もかなり減ってきているような気がします。
今年の冬は1月14日の朝から雪が降り、今年の冬初めての雪景色となったウィーンです。
この時にベルヴェデーレ宮殿を取り上げましたが、雪もその後はあまり降らず、解けるのも早かったです。
その後先日の2月7日に2回目の雪が降り、この時は1日中雪が降っていたので、かなり積もりました。
今日はその時のシェーンブルン宮殿を話題にします。
オーストリアは小さい国ではありますが、旅の全ての魅力を持った個性ある美しい国です。
その首都ウィーンは言わずと知れたかつての帝国の都であり、他のヨーロッパの都市とは違う歴史的立場を持ち、様々な物が交差しているヨーロッパ文化が凝縮した街です。
ウィーンは繰り返し来る方が多く、それだけ奥が深く、惹かれるものがあるからでしょう。
団体ツアーから個人のお客様まで年間を通して多くの方が来られるので、仕事が途絶えることがありません。
さて、団体ツアーの場合は時間がしっかり決まっている中で、多くの観光場所が入っているのでかなり忙しい観光になることがほとんどですが、オーストリア国家公認ガイドが必ず同行しますので、個人でガイドブックを片手に観光しているのとは全く比較にならない中身が凝縮された質の高い観光が楽しめます。
そんな団体ツアーならでは特権というものが多くあり、例えば路面電車の貸し切りなどはその一例です。
今日はその特権のひとつベルヴェデーレ宮殿の開館前の入場について少し書きたいと思います。
1月6日の聖三王が過ぎるとウィーンの街は舞踏会が至る所で開かれ、それに伴うカレンダーもあるぐらいです。
舞踏会の中で最も有名なのは国立オペラ座の舞踏会(Opernball・・・オペルンバル)です。
この舞踏会は復活祭がいつ来るかによって開催される日が毎年変動し ます。
謝肉祭の最高点である火曜日(Faschingsdienstag)の前の週の木曜日と決め られていますので、今年は2月8日の木曜日・・・つまり今日ということになります。
去年は2月23日でしたので今年はかなり早いですね。
ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にも登録されていて、歴史と伝統を持っています。
"カフェ"と言ってもホテルの朝食で提供されるのはごく一般的なコーヒーです。
このタイプのコーヒーはウィーンの伝統カフェハウスにおいては見かけません。
しかも、ウィーンのカフェハウスは"コーヒー"という名称は基本的に存在せず、メランジェやアインシュペンナーといったカフェ独自の名称で注文します。
ここで言う"カフェハウス"とは、あくまでも100年以上は続いている伝統を持つカフェハウスのことであり、スタバのようなものとは違います。
ウィーンに来たら1度は伝統あるカフェハウスに行って、雰囲気を楽しむことも重要です。
今日は久しぶりにカフェハウスをひとつ話題にしましょう。
ウィーンの今年の冬は去年と比べるとかなり暖かく、特に1月は日中の気温がマイナスになった日はありませんでした。
去年の1月は最高気温が0℃、マイナス15℃を下回った日もあり本当に寒かったです。
雪の降る回数も年々減っているような気がします。
でもこれはウィーンの話で、オーストリアの山岳地方は毎年多くの雪が降ります。
ウィーンにいると信じられませんが、オーストリアにはヨーロッパアルプスが大きく横たわっています。
ウィーンの森から始まって、山の高さがどんどん高くなっていく・・・これこそオーストリアの地形の特徴です。
国土の63%が山岳地帯で、自然が作り出した芸術的なアルプスには数えきれない山がひしめき合っています。
ちなみにオーストリアの最高峰はグロースグロックナーです。
アルペンスキー発祥とも言われるオーストリアはスキー王国ですね。
ATOMICやFISCHERなどのスキー板もオーストリアの製品です。
先週の金曜日が日本で言う終業式で、今週はSemesterfereinという学期休みです。
こちらではこの時期を利用して、多くの人が家族連れでスキーに出かけています。
地元以外でも冬の時期にはヨーロッパや世界から多くの人がオーストリアにスキーを楽しみにやって来ます。
オーストリアには世界的に有名なスキー場が多く存在しますが、今日はオーストリア地元人、隣のドイツやスイスの人にとってオーストリアのどこのスキー場が人気あるか、またスキー場の一泊の平均料金を見てみましょう。
今年の冬は去年と比べると現時点ではかなり暖かいです。
まだ日中一度もマイナスになっていません。
去年の1月は最高気温が0℃でそれもたった1日、後は全日マイナスでとても寒かったです。
マイナス15℃を下回った日もあり、ウィーン川も一部凍りました。
今年の冬は暖かいせいで、すでに多くのつぼみが見られ、去年よりも花の咲き方が早いです。
さて、今日は今年最初の花の話題です。
オーストリアで最も観光で賑わっているのはシェーンブルン宮殿です。
ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。
ウィーンを訪れる一般団体ツアーでシェーンブルン宮殿を訪れないことはほとんどありません。
一般公開されているのは40室で、その全てを見学するグランドツアー、前半を見学するインペリアルツアーが一般に提供されていますが、オーストリア国家公認ガイドとであれば後半のハイライトツアーも選ぶことができます。
時間があればオーディオガイドではなく、ガイドの説明で全室見学したいですね。
特にハイライトツアーの方は部屋に個性があって、歴史的ベースがなくても楽しめます。
さて、私にとっての仕事場のひとつであるシェーンブルン宮殿は薄暗くなるとライトアップされます。
一般観光ではここに来るのは昼間ですから、暗くなってから出直さなければシェーンブルン宮殿のライトアップは見られません。
もしくは、12月冬至界隈で、宮殿が閉館近くの一般見学時間帯に限られます。
今日は先月撮影したシェーンブルン宮殿のライトアップをお届けします。
オーストリアは観光立国的なイメージがありますが、この国はそれなりの経済大国で色々な産業があります。
観光業の比率は7%弱ですが、もちろん重要な産業のひとつとなっています。
9つの州、それぞれ個性があるオーストリアですが、その首都ウィーンはかつての帝国の都・・・ヨーロッパ文化が凝縮したとても奥が深い街です。
ウィーンにおける昨年2017年度の統計が発表され、1550万を超える宿泊数を記録しました。
これは2016年度を上回りましたので、8年連続で記録を更新したことになります。
今日はその宿泊数のデータを紹介したいと思います。
早いもので昨日から2月が始まりました。
ウィーンはこの時期にしては暖かく、木々を観察するとつぼみなどが多く見られます。
去年の1月はとても寒かったので、今年は正反対です。
さて、昨日ベルヴェデーレ宮殿からの美しい眺めを話題にしましたが、偶然にも昨日はそのベルヴェデーレ宮殿から仕事が始まりました。
昨日は開館前の特別入場が予約されていましたので、8:30前には上宮に入りました。
この時間帯は予約をしての特別料金となりますので、一般は入ることはできません。
入口で顔見知りの係が「今の時間はちょっと大変だぞ~」という話があったので、もうすぐに何が起こっているか察知しました。
先月1月14日は今年になって初めて雪景色となったウィーンの街です。
この日はベルヴェデーレ宮殿から始まりましたので、雪化粧のベルベデーレ宮殿を掲載しました。
その時にここからの有名な美しい眺めも掲載しましたが、視界が悪く、美しい眺めどころか下宮も満足に見えない状況だったので、今日は視界がいい時の美しい眺めを掲載します。