オーストリアは小さい国ではありながら、ヨーロッパに与えた歴史的文化的影響は計り知れないものがあり、観光の全ての魅力を持っている美しい国です。
その反面、物価はヨーロッパでは高い方で、税金もかなり高い割合で設定されています。
税金が高いといううことはそれなりに社会福祉も充実していると思いますが、その中でFamilienbeihilfe(ファミーリエンバイヒルフェ)という子供手当について新しい動きがあります。
早いもので3月もほぼ終わりになりました。
先週3月26日の日曜日の夜中の2時に時計を1時間進めて3時にして、夏時間になりました。実際に夜中に起きて時計を進める人はいるかどうかわかりませんが、私は1時間損する・・・という感覚から前日の夜には時計を進めて感覚的に鳴らしています。
これで日本との時差は7時間になったわけで、もっと日が長く感じるようになりました。
朝方は寒いことが多いですが、日中は20℃近くになり、春の訪れを本格的に意識できます。
緑が多くなって花が咲き始めています。
今日は地元でも人気のあるこの時期の花をひとつ話題にします。
朝はまだ少し冷え込むものの日中の気温が春らしくなってきたウィーンです。街中のカフェテラスも地元人から観光客まで多くの人が座っていて開放的な空気になってきました。
"森の都"とも形容されるウィーンの街ですから、これからどんどん緑が多くなっていきます。
旧市街の徒歩観光もし易くなってきました。
さて、その旧市街のど真ん中に立つシュテファン大聖堂はウィーンのシンボルのひとつであり、観光中には何度も通ることと思います。毎日このシュテファン大聖堂を見ても飽きることがありません。
以前シュテファン大聖堂前の石畳の意味について触れましたが、この付近は現在大きな工事現場となっています。
ウィーンには星の数ほどレストランがあり、地元のウィーン料理を始め、あらゆる地域の料理を食べることができます。かつての帝国の都であるウィーンの街は宮廷文化が栄え、ハプスブルグ家自らも王宮・銀器食卓調度保管室という名で大きな厨房を構え、しっかりと組織されて運営されていました。
当時のハプスブルグ帝国時代には色々な言語を持つ民族がいましたから、それぞれの地域からの郷土料理がウィーンの宮廷に集まって、そこから"ウィーン料理"という表現が定着しています。世界の色々な都市の名前が"~料理"となっている所はあまりないですね。ウィーンは"ウィーン料理"と呼ばれています。
多くのレストランでは季節の旬の物を提供していますが、そのひとつで最近とてもおしいかったスープを今日話題にします。
前回の知られざる美しい中庭風景41では、ウィーン5区の一角と旧市街にあるHarach宮殿を取り上げました。
今年の1月は忙しさからこのテーマを抜かしてしまったので、2月に2回話題にしようと思いましたが、1回しかできなかったので、結局3月の初旬と今日とで2回掲載したいと思います。
今回は旧市街と郊外です。
3月になってからシェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿、王宮庭園のモーツァルト像のト音記号などにも花が植えられ始めました。今年の冬は寒かったので花の咲き方が例年と比べるとひと月は遅いと思います。
花が植えられ始めると冬の終わりを感じると同時に春の訪れを感じます。
日中も暖かい日が多くなり、街中のテラスも活気が出て開放的な気分になります。
この時期によく植えられる花と言えばここ何年もヒメサンシキスミレが多いですが、今年も同じような花です。
ウィーンには主要な美術館が7つもありますが、中でもヨーロッパ3大美術館のひとつにも数えられている美術史博物館は絵画に興味がない方でも一度は見ておくべきでしょうか。
去年2016年は美術史博物館の125周年記念でした。
絵画の内容もヨーロッパの他の美術館とは違い、15世紀~18世紀に限れていて、ハプスブルグ家がおさえていた様々な土地の円熟した作品だけが集められています。
つまり、ここに並べられている絵画は全て絵画史上重要な作品ばかりです。
また、ここの内装も素晴らしいものがありますので、この美術館の中にいるだけで幸せな気分にさせてくれます。
今日は久しぶりにここから1枚の絵画について話題にします。
私は自分のこのホームページにも書いていますが、住むのであればウィーン以外は考えられません。
普段の生活も去ることながら、仕事をしていても楽しく、何と言ってかつての帝国の都ですからヨーロッパ文化が凝縮したとても奥が深い街です。
ウィーンは上品で高貴な一面もありながら、どこかいい意味でのいい加減さが感じられる街で、とても住みやすいと思います。実際にウィーンの生活のクオリティーが高いことは世界的に知られています。
さて、今年もウィーンの街は世界で一番住みやすい街に選ばれました。8年連続で9回目です!
今年の1月は例年よりもかなり寒く、ほぼ全日マイナスで、Alte Donauも完全に凍り付き、またウィーン川だって凍り付いた場所もありました。
2月に入ると朝はマイナスの日が多いものの、日中はプラスで寒さがかなり和らいできました。
しかし自然を観察すると例年と比べると花の咲き方も遅く、緑になっていくのはまだ時間がかかります。
でも3月になって街中にまた花が植えられ始め、日中も過ごし易い陽気になってきました。
地元の人は天気がいい日には外に出る習慣があり、寒い冬でも散歩をしている人も多いです。
私も仕事では毎日かなりの距離を歩いていますが、個人的にもよく散歩をしています。
先月2月の始めのある晴れた日の午後にもちょっと散歩に出かけました。
もう何回も書いていますが今年の冬は例年よりかなり寒かったため花が咲くのも通常より1ヶ月は遅いです。
3月に入って朝はまだ冷え込むものの日中はかなり暖かい日が多くなってきましたので、日に日にウィーンの街中の緑も多くなってきているのがわかります。カフェのテラスも出されて開放的な気分にさせてくれると同時に春の訪れを感じます。
前回はユキワリソウ/ミスミソウを話題にしましたが、今日のこの花もこの時期に多く見られます。
3月も早いものでもう後半に入りました。今年の1月はとても寒かったので、例年よりも花が咲き始めるのが1ヶ月ぐらい遅いです。それでもウィーンの街は徐々に緑が多くなり、だいぶ春の兆しを感じられるようになりました。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル41ではベルヴェデーレ宮殿を面白い角度から見ました。
今回は街中のちょっとした雰囲気とウィーンの郊外です。
オーストリアは小さい国でもそれなりの経済大国でヨーロッパの中でも物価は高く、税金も、人件費もそれなりに高くなっています。
その分社会保障にはそれなりに還元されていると生活をしていると思います。
また、ウィーンは世界で最も住みやすい街にも8回選ばれていて、生活のクオリティーは高いということをよく実感します。
さて、今年1月にWeltwirtschaftsforum (世界経済フォーラム)による世界のどの国が裕福であるかというデータが新聞に掲載されました。それによるとオーストリアは世界で10番目に裕福な国だそうです。
ウィーンはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の居城があったかつての帝国の都で、今でもその面影を十分見ることが、そして知ることができる奥が深い街です。
ハプスブルグ宮廷に商品を降ろすことが許された業者がたくさんあり、"k.u.k."の称号が今でも使われています。
ハプスブルグ帝国時代の厨房はフランツ・ヨーゼフ1世の時代、"王宮銀器・食卓調度保管室"という名前でしっかりと組織されていて、大規模な運営状況でした。その辺の様子は王宮の銀器博物館などで知ることができます。
厨房にはデザートの部門もあったのでおいしいケーキなどが作られていましたし、"k.u.k."の称号を持つKonditorei (ケーキ屋さん)などにも多くの注文をしています。
その称号を持つ地元で知られたGerstner(ゲルストナー)がいつもの場所からなくなって、代わりにSULKAになりました。
ヨーロッパ文化を知る上でキリスト教なくしては語れません。
キリスト教があったからこそ音楽、建築、絵画など素晴らしいものが生まれることになるわけです。
特にカトリックの教会に入ると手っ取り早くヨーロッパを感じることができます。
オーストリアは歴史ある国で、ウィーンを始め国内には歴史的重要な教会や修道院がたくさんあります。
このコーナーでも時間を見つけて色々な教会について書いていますが、今日はヴァッハウ渓谷で一番古い教会について少しまとめてみたいと思います。
団体ツアーの皆様と観光する時には必ずトイレの場所も御案内しています。シェーンブルン宮殿や美術史博物館などの博物館施設は館内にトイレがありますから見学する前にトイレの場所も御案内します。見学が終わった後はたいてい少しのフリータイムがあるのでその時にトイレに行かれたい方は個々に行けますね。でも街中を歩いて観光する場合はやはり公衆トイレを優先的に御案内することになります。カフェ、レストランやホテルにもトイレがありますが団体で利用するわけにはいきませんからね。
観光後のフリータイム中にトイレに行きたくなった場合はどこかありますか・・・という御質問はよく受けます。
その際にはいくつかの可能性を御案内しています。
トイレと言えばショッピングセンターなどにあるトイレの個室に入る扉に、最近子供用の扉が設置されているのをよく見かけるようになりました。
ウィーンに初めて来た方はシェーンブルン宮殿の観光は絶対に外せませんね。
ここはオーストリアではひとつの観光スポットとして最も多くの方が訪れる所であり、ヨーロッパで重要なバロック建築、そして世界遺産にも登録されています。
私も仕事では午前、午後と1日に2回行くことも年間を通してしょっちゅうです。
このシェーンブルン宮殿には国家ガイドの案内で見学する(団体ツアーや個人旅行)、個人で見学する、ここのガイドツアーで見学する場合とあります。
シェーンブルン宮殿の入場料金が本日2017年3月15日より新料金となります。
こちらの学校はクラスの色々なイヴェントに親御さんが協力することがとても多いです。例えば授業の一環で行われるBuchstabentag(文字の日)や両親の色々な職業を紹介する時間、Ausflug・・・アウスフルークは遠足みたいなもので、博物館、美術館、自然の中を散策、プラネタリウム、農家、警察署、消防署など色々な所にクラス単位で出かけます。
たいていのAusflugにはクラスの子供たちの両親が4~5人交代で引率します。
Ausflugの中で子供達が特に楽しみにしているのはスケートです。
私は去年の12月20日に市庁舎のスケートに引率しましたが、2月の終わりにもスケートに引率しました。
ウィーンには7つの美術館がありますが、頻繁に御案内するのは美術史博物館とベルヴェデーレ宮殿のオーストリアギャラリーです。美術史博物館はヨーロッパ3大美術館のひとつにもよく数えられ、15世紀~18世紀の絵画史上重要な作品が目白押しです。ベルヴェデーレ宮殿の上下宮はオーストリアギャラリーで、特に上宮はクリムトが多くあることで知られ、19世紀、20世紀の絵画が多く見られます。
それとは別に国立オペラ座のすぐ後ろにあるアルベルティーナ美術館も意外とおもしろい美術館で、常設展の他に様々な特別展示会が定期的にあります。
このアルベルティーナ美術館の階段がアートになっていて、特別展示会の内容によってよく変わります。
今日はそのアートの第5弾です。
第1回目は「マティスとフォービズム」、2回目はアルブレヒト・デューラーの野うさぎ、3回目はMONET BIS PICASSO、第4回目は"SEURAT,SEGNAC,WAYS OF POINTILLISUM,VAN GOGH" (スーラ、シニャック、ゴッホ、点描画)でした。
年間を通して仕事をしているとウィーンの街中では様々な偶然に出会います。例えば楽友協会ホールを見学している時に佐渡裕さんが舞台から降りてきたことなどはその一例です。街中を観光している時に突然オーストリアの首相に出会ったりとかウィーンの市長さんに出会ったりとか・・・こんなことも数回ありました。
また、ケルントナー通りを学生さんを連れて案内している時にオーストリア国営放送局ORFのインタビューを受けたことがあり、この時にはその日の夕方にその時の模様がテレビに流れました。
また、ウィーンの中央墓地を御案内している時に地元の有力新聞のインタビューを受けて、2日後にかなり大きく新聞に掲載されたりとか・・・結構思い起こすとありますね。
また、これは私は関係ありませんが、観光をしている時に、お客様の知り合いが偶然その場所にいたこと・・・
日本からそれぞれ別のツアーに参加し、お互いにウィーンで偶然出会ったことなどよくあります。
そのような嬉しい偶然のひとつが先日国立オペラ座を内部見学している時に遭遇しました。
オーストリアは小さい国ながらもかなりの経済大国であり、ヨーロッパでは物価は高い国です。
EU内では4番目に裕福な国という統計も去年ありました。
また税金や人件費も高く、結構な割合で天引きされますが、生活は意外とのんびりしていて心が豊かな人が多いということをよく感じます。
ウィーンは世界で最も住みやすい街にもよく選ばれていて、生活はとてもし易い街だということを実感します。
さて、今年の1月にオーストリアでの様々な職種における平均年収のデータが新聞に掲載されていました。
実際にはどのくらいの平均収入があるのでしょうか?
※APA (Austria Presse Agentur)より2017年1月12日付
今年の冬はとても寒かったです。特に1月は1月4日を除いて全日マイナスあったため春の訪れが例年より遅れています。先日今年初めての半としてキバナセツブンソウを話題にいましたが例年よりも1ヶ月は花が咲くのが遅いと思います。ウィーンの街中の木々を見ていても、少しずつつぼみは見られるもののまだ緑が少なく、冬の空気が漂っています。それでも街中に徐々に花が植えられ始め、カフェやレストランのテラスも登場しています。
先日3月4日の土曜日は久しぶりに日中の気温が20℃近くまで上がり、今年になって一番暖かい日となりました。
私も久しぶりに休みだったので子供の友達家族とシェーンブルンの動物園に出かけてきました。
ウィーンで生まれたピアノにBösendorfer(ベーゼンドルファー)があります。Bösendorferはスタインウェイ、ベヒシュタインと並ぶ世界3大ピアノのひとつで、こちらのコンサートホールや音楽大学にもよく見られ、一般の音楽愛好家でも家庭にベーゼンドルファーを置いている所もあります。
ウィーンフィルメンバーのプライベートコンサートを話題にしたことがありますが、ここにもベーゼンドルファーが置かれていました。私が以前15年近く19区の一角に住んでいましたが、私の大家さんもよくハウスコンサートを開いていて、家にはベーゼンドルファーが置いてありました。国立オペラ座のマーラーの間にもベーゼンドルファーが置いてあります。日本ではスタインウェイのシェアが圧倒的なシェアですが、ベーゼンドルファーをひいきにしているピアニストは世界でも多くいます。
ベーゼンドルファーはウィーンのピアノ製造業者ですが、現在ではウィーンの国立オペラ座から車で60km程走ったWiener Neustadtに工場があります。
ウィーンで一番好んで飲まれているカフェと言えばメランジェでしょうか。コーヒーとミルクの量が1対1で、上には泡立てたミルクがのせられます。地元で一番好んで飲まれているのがメランジェであれば、そういう意味でウィーンナーコーヒーと言ってもいいような気がします。ウィーンはカフェの文化が根付いていて100年以上も営業している伝統カフェハウスがいくつもあります。私はそんなに頻繁にコーヒーを飲んでいるわけではありませんが、例えば仕事で長くウィーンを留守にする時や、日本に休暇で帰った時などこのメランジェの味が無性に恋しくなるんですね。カフェ文化があるウィーンの街では観光中に有名なカフェに入ってゆっくりする時間も大事です。
そんなにカフェを飲むわけではない私ですが、しかし観光中にはお客様と、仕事の空き時間などや日本からの添乗員さんなどと頻繁にカフェを訪れます。私が一番ウィーンで好きなカフェはSperl (シュペルル)ですが、ここは中心から少し行きづらいため、残念ながら時間的な理由でそんなに頻繁に顔を出すことはありません。個人的によく行くのは国立オペラ座の裏手にあるカフェ ティローラーホーフです。国立オペラ座のすぐ裏には有名なカフェ モーツァルトがありますが、そこはケーキなどおいしいんですがいつも混んでいて落ち着けない雰囲気です。
しかし、ティローラーホーフはカフェモーツァルトとは正反対で、静かなウィーンのカフェらしい空気です。
今年の1月はとても寒かったため、花の咲き始めが例年よりも1ヶ月は遅いです。
ウィーンの街中を見ていると緑がまだまだ少ないことがわかり、シェーンブルン宮殿の庭園なども花を植える準備が3月初めにやっと始まりました。
毎年それぞれの時期に同じ花を多く話題にしていますが、撮影する場所が違いますし、季節感があっていいと思います。
今年最初の花としてキバナセツブンソウを話題にしましたが、今日のこの花もウィーンらしいこの時期の花です。
ウィーンの眺めを高い所から楽しもうと思うと一番手っ取り早いのはシュテファン大聖堂の両方の塔に上るのがいいでしょう。
ウィーンのちょっと珍しいアングル15で紹介したような眺めが楽しめます。
また、ちょっと中心から離れた所ではプラター公園の大観覧車もお勧めです。
また時間があればカーレンベルクなんかもいいでしょう。
でも今日から2回にわたって紹介するここからの眺めは私個人的にはとても素敵だと思っています。
ウィーンの街を360℃の大パノラマで見渡せます。
ウィーンの街は歴史があるので普通に歩いているだけでも十分楽しませてくれます。
ヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の居城があり、そのハプスブルグ家から神聖ローマ皇帝やローマ王が多く輩出されたこともありウィーンの街は他のヨーロッパの街とは歴史的立場が全く違っています。
街中の歴史的建造物や教会など、一般的な建物でさえも様々な時代様式から成り立っていて、それだけ見ていても飽きることがありません。
ウィーンの街が華やかに見えるひとつの理由でもあるわけです。
歴史的建造物や教会などにはよくラテン語の文字があったり、ローマ数字があったりしますし、またハプスブルグ家が関わっている建物や修道院などでは様々な紋章を見ることができます。
だいぶ前にキリスト教でよく見るモノグラムについて書いたことがありましたが、そのようなものも一例として興味深いものがあります。
さて、今日はこんなものを取り上げてみます。
赤ちゃんが生まれて名前を付けるのは両親の喜びのひとつですね。
こちらの名前はキリスト教ローマカトリックに登場する聖人の名前が一般的に多いと思いますが、近年では必ずしもキリスト教的な名前でない人もたくさんいます。また、こちらでは親しい間柄ではあだ名で呼ぶ習慣が多く見られ、10年以上その人のことを知っていても苗字を意識しなかったなんてことはよくあります。
日本でもその年ごとに人気のある名前という統計が発表されますね。
ウィーンではどんな名前が人気があるのでしょうか?
今日はそれを少し見てみましょう。
毎月1回は"知られざる美しい中庭風景"をテーマにしていますが、1月は忙しくて抜けてしまったので2月は2回このテーマを取り上げたいと思います・・・と言っておきながら、やっぱり忙しくて1回しか話題にしなかったので、
今月こそ2回話題にします。
前回の知られざる美しい中庭風景40ではハイリゲンシュタットにあるベートーヴェンの遺書の家の中庭をテーマにしました。
今回は中心からちょっと離れた所と旧市街からです。
今日から3月ですね。昨日2月28日は謝肉祭の火曜日で今日から四旬節に入ります。
四旬節初日の今日水曜日は"灰の水曜日"と呼ばれ、ドイツ語ではAschermittwoch(アッシャーミットヴォッホ)と呼ばれています。
灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が
4月16日ですから、今日の3月1日が灰の水曜日となります。
四旬節はドイツ語ではFastenzeit(ファステンツァイト)と呼ばれています。
今日はこの2つのことについて少しまとめておこうと思います。