2017年  2月

Fasching(謝肉祭)2017年

今日2月28日は謝肉祭の最高潮である火曜日で、早いもので今年も明日から四旬節に入ります。

今年は復活祭が去年よりも20日遅いため、謝肉祭も去年よりも遅くなります。

去年の復活祭は3月27日でしたが、今年は4月16日です。

"謝肉祭"という言葉は日本でも知られていますが今年もこの時期に謝肉祭について簡単にまとめてみます。

 

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ウィーンによく見られるこの時期の花 168(キバナセツブンソウ)

今年の1月は例年と比べるととても寒く、朝は1月4日が一番気温が高く、それでも0℃、それ以外は全日マイナスでした。風も冷たい日が多かったですから体感的にはもっと寒く感じました。

2月に入って日中はプラスになり、先日2月23日は日中18℃まで上がりました。

徐々に春の兆しを感じます。

さて、今年最初のウィーンによく見られるこの時期の花を今日は取り上げます。

 

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シュテファン広場に見られる石畳の意味

ウィーンの旧市街の真ん中にはシュテファン大聖堂があります。

ゴシック様式のとても印象的なこの大聖堂はウィーンのシンボルのひとつでもあり、歴史的にもとても重要な教会となっています。

年間を通してこのシュテファン大聖堂も頻繁に御案内しますが、2年前(2014年)の4月の終わりまではシュテファン大聖堂のすぐ後ろまで大型バスを横付けできましたが、それ以降は残念ながらバスが入れなくなったため、ここを見学する場合はSchwedenplatzや国立オペラ座裏のアルベルティーナから歩く必要があります。

普通免許で運転できる専用車での場合は、なるべく近くまで入ってそこから歩きます。

そのシュテファン大聖堂の前は広場になっていますが、ここはあまり知られていないかもしれませんが実は2つの広場がくっついています。

StephansplatzとStock im Eisen Platzという2つの広場です。

Stock im Eisen(シュトック・イム・アイゼン)についてはこちらを参照して下さい。

 

Stephansplatzにはあまり気付かれることがない石畳があります。

 

 

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アーチの奥に見える風景 17

前回からまた少し時間が経ってしまいましたが、アーチの奥に見える風景シリーズです。

このテーマではアーチ構造を持つ建物などからそのアーチを通して見える奥の景色と共に、アーチ構造の美しさを話題にしていますが、一口にアーチ構造と言っても千差万別です。

前回のアーチの奥に見える風景16ではウィーン大学の中庭を取り上げました。

 

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国立オペラ座舞踏会(2017年) その2

昨日は国立オペラ座舞踏会について歴史的な背景などに少し触れました。

今年の国立オペラ座は2月23日です。

今日はその続編として国立オペラ座舞踏会の入場料金やちょっとしたデータを御紹介します。

 

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国立オペラ座舞踏会(2017年)その1

今日2017年2月23日 ... 国立オペラ座の舞踏会(Opernball・・・オペルンバル)は舞踏会シーズン中最も有名な 舞踏会です。 この舞踏会は復活祭がいつ来るかによって開催される日が毎年変動します。
謝肉祭の最高点である火曜日(Faschingsdienstag)の前の週の木曜日と決め られていますので、今年は2月23日の木曜日・・・つまり今日ということになります。
1月6 日の聖三王を過ぎるとウィーンの街は舞踏会が至る所で開かれ、それに伴うカレンダー もあるぐらいです。 

 

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ウィーンのちょっと珍しいアングル 41

早いもので2月ももう後半ですね。2月に入ってからは朝はまだマイナスになることが多くありましたが、2月8日だけを除いて日中はずっとプラスで、日によっては10℃ぐらいのときもありました。1月が物凄く寒かったのでやっと春がそろそろ近づいてくるのかな・・・という気持ちにさせてくれます。

さて、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル 40ではPalais Ferstel (フェルステル宮殿)の美しい正六角形の天井構造を話題にしました。 

今日は中心からちょっと外側です。

 

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シェーンブルン宮殿のライトアップ

日が暮れて暗くなってもウィーンの街並みは素敵です。多くの歴史的建造物がライトアップされ、昼間とはまた違った姿を見せてくれます。こちらのライトアップは決してカラフルな色を使うことはまずなく、下から照らし出すようなシンプルなシンプルなライトアップが多いですが、この方が歴史的建造物が暗闇から浮かび上がるようにそしてより荘厳に見えます。

さて、ウィーンに来られたらシェーンブルン宮殿は外せない所ですが、たいていの人は昼間に行きますね。

だって宮殿内部はクローズしていますし、庭園だって入れませんからね。

でもこのシェーンブルン宮殿のライトアップは素敵です。

 

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レッカー移動している所を通りかかった

日本からのお客様とウィーンの街中を歩いている時に、よく路上駐車についての質問を受けます。

確かに日本と比べるとそこらじゅうに路駐が見られるので車を運転する人であればどうなっているのだろう・・・

と疑問を持つのは不思議ではありません。

ウィーンはヨーロッパの中で車の所持率が高い街だということですが、ヨーロッパの街は歴史があり、その古い歴史ある街に後から来た車が共存させてもらっている・・・という感じです。

一戸建ての場合はガレージがありますが、ウィーンの中心に見られるような集合住宅には個々のガレージというのはあまり存在しません。

月極で借りられるガレージは特定の場所に作られています。

例えば国立オペラ座の真横にだって地下ガレージがありますが、あまり目立ちません。

建物の中にはほぼ中庭がありますが、中庭は例外を除いてまず駐車場としては機能していませんので、路駐が当たり前というわけです。

 

以前書いたウィーンの街の路上駐車ウィーンの街の路上駐車2, ぶつかっている路上駐車も参照して下さい。

 

めったやたらに駐車していいかというとそうではありません。

ウィーンは23区で成り立っていますが、1~9区、12,14,15,16,17,18 (2016年9月5日より)、20区はKurzparkzoneというショートパーキングエリアに指定されているため、1か所に90分~3時間(区によって違う)まで駐車できるという時間制限があります。

街中には市の係が正しく駐車しているかどうかのチェックを行っている姿をよく見かけます。

ショートパーキングに関しての違法駐車はウィーン市の係りが定期的に、交通法規に関しての違法駐車は警察が担当します。

どちらの場合も違法駐車が認められた場合は罰金の紙がワイパーに挟まれます。

 

それでも持ち主が車を動かさない場合や、また違法に駐車している車を早急に動かす時や、車が故障して動かなくなった場合にはレッカー移動が行われます。

そう言えば先日、レッカー移動している所をたまたま通りかかりました。

 

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ウィーンの世田谷公園

ウィーンの街は森の都とよく形容されています。

ヨーロッパの街の中で街の広さに対し緑の比率が最も高い街で、リンク道路沿いだけでも5つも公園があり、外側にもたくさんの公園やシェーンブルン宮殿の広大な庭園、そしてそれを外から囲むもっと大きな緑が有名なウィーンの森です。

ウィーンに来られたら、この街はなんて緑が多い街なんだろう・・・ということがわかります。

 

様々な公園がある中で観光的にはシェーンブルン宮殿の庭園やヨハン・シュトラウス像がある市立公園モーツァルト像で有名な王宮庭園などが真っ先に挙げられるでしょうか。

 

今日テーマにする公園は名前からしてウィーンに相応しくない世田谷公園について少し触れます。

 

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Café Sperlでメランジェを飲む

ウィーンのカフェハウス文化はウィーンではなくてはならない歴史を持った重要な文化で、生活に密着していることがよくわかります。ウィーンでは100年以上の歴史を持ついいカフェハウスがたくさんありますから、是非、滞在中一度は有名なカフェに入ってゆっくりすることをお勧めします。伝統があるカフェに入ると、そこでは時間の流れ方が違っているような気がします。私も個人的に仕事の空き時間によくカフェに行きますし、またもちろん仕事でもお客様にカフェを御案内することもよくあります。

ウィーンの中心部には有名なカフェハウスがいくつもあり、それぞれのカフェの雰囲気があって素敵ですが、私個人的にはやっぱりSperl (シュペルル)が一番好きです。今日はここのメランジェを話題にしましょう。

 

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花の形の太陽光発電(SOLARBLUME)

オーストリアは環境を非常に大切に考えている国で、原子力発電所はひとつもありません。

水力発電が圧倒的な比率で全体の60%を占めていて、小さいものも含めると国内には3500ヵ所の水力発電所があります。

ドナウ河の大量の水、そこに注がれるアルプスを流れる川など水はとても豊富です。

水力発電の他に風力発電もここ数年でかなり増えてきています。

2015年の8月にEuro Veroにもなっている気持ちのいいサイクリングロードにあるちょっとした風力発電も紹介しました。

今日話題にするのは水力でも風力でもない太陽光発電です。

 

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ウィーン国際空港の雰囲気

オーストリア航空の直行便が9月からなくなりました。個人的には非常に不便で残念で仕方ありません。もちろんウィーンを旅行される方にとっても不便になったと思いますが、ウィーンは地理的にもヨーロッパのほぼ中央に位置していますから、直行便が消えても色々な街の経由でウィーンに来ることができます。

いずれにしてもウィーンに空路から到着する場合や、ウィーンから経由で日本に帰る場合にはウィーン国際シュヴェヒャート空港を利用することになります。

ここは2012年6月から拡張されて新しいターミナルが活躍していて、以前とは雰囲気がかなり変わりました。

今日はウィーン国際空港の雰囲気をちょっとお伝えします。

 

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"美しき青きドナウ"を作曲した住居

ウィーンと言えば様々な連想をされると思います。

ハプスブルグ帝国の都、音楽、ケーキ、豊かな緑、リンク道路、シェーンブルン宮殿、シュテファン大聖堂とウィーンを思わせる物は切りがありません。

 

19世紀初頭から流行ってきたウィンナーワルツもウィーンらしさを印象づけるもので、

現在でも様々な所で演奏会が行われていて、手軽に聞くことができますし、また謝肉祭の舞踏会シーズンではなくてはならないものです。

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでも毎年多く取り上げられ、最後には必ずヨハン・シュトラウスの"美しき青きドナウ"が演奏されます。

オーストリアの国営放送も年明けすぐにこの曲を全国ネットで流します。

 

ヨハン・シュトラウスの美しき青きドナウについては以前もこのコーナーで話題にしていますが、それが作曲されたシュトラウスの住居についてはまだまとめてなかったので今日はそれをテーマにしてみます。

 

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雪が多く降った時のシェーンブルン宮殿

もう何回も書いていますが今年の1月は1月4日を除いて朝は全日マイナスでした。

今年は例年の冬よりもかなり寒い冬で、風も冷たい日が多く、実際の気温よりも寒く感じる日が多いです。

2月に入って日中はプラスの日がほとんどで2月5日は+10℃ぐらいありましたが、平均的には3℃~4℃と本来の冬の気温という感じです。

1月は寒い中での徒歩観光が非常に多く、かなり忙しかったのでその疲れがまだ2月まで残っているようです。

先日雪が多く降ったウィーンを話題にしましたが、その時のシェーンブルン宮殿は今年の冬一番多くの雪が積もっていました。

 

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路面電車の貸し切り 6

去年の5月の話になりますがまたまた路面電車をチャーターするツアーを担当しました。

今回は旅行会社さんが年間にたくさん催行されるシリーズではない特殊なツアーだったので、お客様は4名と添乗員さん1名というこじんまりしていました。

しかし、ウィーンは2日間御一緒しましたが、かなり中身が濃い観光内容でした。

この時、初日の朝1番で路面電車のチャーターが組み込まれていたので、待ち合わせ場所に移動しました。

待ち合わせ場所は例によってKarlsplatzのオットーヴァーグナーパヴィリオンの前でした。

時間通りにそこに着くと・・・

 

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Wiener Eistraum 2017年 (市庁舎前でスケート)

Wiener Eistraum (ヴィーナー・アイストラウム)はもうすっかりお馴染みになった話題性たっぷりの市庁舎前のスケートリンクです。"ウィーンの氷の夢"という直訳になりますが、今年ですでに22回目を迎えました。

通常は市庁舎のクリスマス市が終わってから準備され、だいたい1月21日、22日がオープニングとなっていましたが、今年の冬は市庁舎のクリスマス市が始まった11月11日その日に一部がオープンし、クリスマス市と同時にスケートもできるという新しいアイデアでした。

私も子供の学校の引率で、去年12月20日にこの市庁舎前で滑走しました。

毎年この市庁舎のWiener Eistraumについては話題にしていますが、夜の雰囲気だったので今年は昼間の雰囲気をお届けします。

 

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知られざる美しい中庭風景 40

今年の冬は例年と比べるとかなり寒く、風もとても冷たいです。実際には体感的に実際の気でも温よりももっと寒く感じる日が多いです。1月に入ってからはほとんど朝はマイナスです。1月は午前の観光の後、午後のオプショナルツアーが多くあり寒さの中の徒歩観光が続くと百戦錬磨の私でもさすがに体の疲れを感じますね。

でも仕事は大好きですから、心地いい疲れです。

 

さて、前回の知られざる美しい中庭風景39では旧市街地のSchulhof 4番地の中庭を話題にしました。

毎月1回このテーマを登場させているのですが、実は1月は忙しくて忘れてしまいましたので、今月は2回このテーマを掲載します。今日は郊外です。

 

 

 

 

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オーストリアでのガイド業務は国家ライセンス制度です

この内容は定期的に掲載しています。

何回も読んでいる方には申し訳ありませんが、認識不足の方が未だに多いことや業界でも話題になっていることですので御理解をお願い致します。

 

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Kaiserin-Elisabeth-Ruhe (カイザリン・エリザベート・ルーエ)

ハプスブルグ家の事実上最後の皇帝であるフランツ・ヨーゼフ1世が一目惚れしたというバイエルンの王女エリザベート皇后は伝説的な女性となり、世界中からエリザベートのファンがウィーンにも訪れ、日本でもエリザベート皇后のファンが多くなったと実感しています。

日本からもエリザベートのミュージカル鑑賞と組み合わせ、エリザベート皇后の跡をたどるような観光をウィーンで楽しむことができるような限定ツアーも過去よくありました。

現在でもエリザベートファンの方が多くウィーンに来られます。

ウィーンではシシィ博物館を始め、エリザベートに出会える場所がいくつかありますが、今日ここでテーマににするこの場所はあまり知られていないようです。

 

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寒さのおかげで野菜が高騰

今年の冬は例年と比べると非常に寒くて、1月はたった1日を除いて全日朝はマイナスでした。

日中もマイナスであることがほとんどで、1月11日の朝が一番寒くて-15℃でした。

旧ドナウ河やウィーン川などが連日の寒さで凍り付いてしまうくらいでした。

この寒さはオーストリアだけではなく、イタリア、フランス、スペインや北アフリカでも影響を与え、寒さだけでなく雪も多く降っています。ハンガリーでも去年の10月から少なくとも145人が寒さのせいで亡くなっているようで、ポーランドやブルガリアでも死者がでています。ギリシャでは雪と氷のためフェリーが運航を停止、またペルシャ湾のカタールでは2月6日は1.5℃という記録的な寒さになりました。

この寒さのせいで野菜に深刻な影響が見られます。

 

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青空と雪化粧のベルヴェデーレ宮殿

もう何回も書いていますが今年の冬は例年と比べるとかなり寒いです。1月の朝は1月4日を除いて全日マイナスでした。

風も冷たい日が多いので体感的にはかなり寒く感じます。雪も去年より多く降っていますね。マイナスの日が多いので日の当たらない所は解けずにずっと残っています。しかし天気がいい日が多いので青空がよく見られます。

青空が広がると街がより美しく見えますね。

さて、先日青空と雪化粧のシェーンブルン宮殿を話題にしましたが、今日は青空と雪化粧のベルヴェデーレ宮殿をお届けしましょう。

 

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先日は雪が多く降った

やっと2月1日から日中の気温がプラスになりました。今年の冬は例年よりもかなり寒い冬で、先月1月は1月4日以外全日朝はマイナスでした。1月は徒歩観光が多くて、この寒さの中での観光はお客様にとってきつかったと思います。また冷たい風が強く吹く日も多く、体感的にはもっと寒く感じました。

1月31日の夜にはマイナスでしたが気温が上昇したこともありたくさんの雪が降りました。

次の日2月1日の朝方は-3℃で日中は+1℃、この時降った雪は今年の冬では一番多い雪となりました。

その時の様子を話題にしてみます。

 

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栗のケーキ Maroniblüte(マローニブリューテ)

ウィーンは宮廷文化が栄えた街ですから食事はおいしく、日本人の口に合う料理が多くあります。

ハプスブルグ王朝が健在だった頃には王宮にも専用の厨房があり、しっかりと組織されていて色々な部門に分かれていました。ハプスブルグ家ではすでに15世紀から"銀器保管室"があったことが確認されています。19世紀になると。銀器保管室と食卓調度保管室が一緒になり、"王宮銀器・食卓調度保管室"という名前で運営されていて、デザート部門もありましたからウィーンにはおいしいケーキが食べられる店がたくさんあります。

王宮には銀器博物館がありますから時間があれば訪れてみて下さい。いかに大掛かりで、でもしっかり統率されていたことがわかり、お皿や銀器類、デザートの型など色々なものが見られます。

 

おいしいケーキが食べられる店というとたくさんありますが個人的にはハイナーが好きですが、ウィーンの有名なカフェハウスで食べるケーキはどこもそれなりにおいしいです。

冬のこの時期は秋から登場している栗のケーキが色々なカフェで提供されていて、それぞれ個性があって食べ比べてみるのもおもしろいです。

一昨年まで話題にしていた栗のケーキを今年はシーズンが終わりになる前にまた登場させたいと思います。

 

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オーストリアでの事業主の社会保険の内訳

オーストリアはヨーロッパ諸国の中では物価は高い国で、税金も高めです。食料品もデンマークの次に高く、人件費もやはり高い国です。食料品が高くて人件費も高ければ必然的にレストランで食事をすれば結構高くつきます。

去年2016年11月7日付でオーストリアは人件費が高いことについて少し書いています。

オーストリアは100ユーロの手取りに対して会社側は198ユーロを払うことになるのででほぼ倍払っていることになります。人件費が高いということは、会社はその人の毎月の給料以外に社会保険(医療保険や年金など)などもそれ相当の負担をしますので、多く払っているわけです。

 

事業主(自営業者)はもちろん自分で自分自身に社会保険を払っています。オーストリアの事業主は私もそうですがSozialversicherungsanstalt der gewerblichen Wirtschaft (通称SVA)に所属しています。こちらの社会保険は医療保険と年金がセットになっていて、働いていない人(仕事をしていない人)には年金はありません。そのため日本のような国民年金というのはないわけです。例えば専業主婦の場合は、医療保険は扶養の枠で持つことができますが、年金はありません。

 

オーストリアの事業主が所属するSVAでは保険料はどのような内訳になっているのでしょうか?

 

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凍っているウィーン川

もう何回も書いていますが今年の冬はとても寒く、1月は1月4日以外は全日朝はマイナスでした。

日中の気温もほとんどマイナスで風も強く吹く日も多く、体感的にはもっと寒く感じました。

旧ドナウは完全に凍り付き、シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿にある池も何日も完全に凍っていました。

私は仕事がシェーンブルン宮殿から始まることが多く、その際には地下鉄4号線でSchönbrunn駅まで行って、そこからは正門まで歩いて行きます。駅から正門までのほんの数分間でも外に出た瞬間に今日もまた寒いな~・・・ということを実感すると同時に、その日の午後の徒歩観光もこの寒さの中で・・・という思いが1月は何回もありました。朝、家を出た時にも寒さは感じますが、シェーンブルン宮殿の横を歩くと気持ちが仕事のモードになっていくので実感が湧いてくるのでしょうね。

地下鉄を降りて毎回最初に駅から眺めるのはウィーン川の光景です。

そのウィーン川も一部が凍っていました。

 

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年末にカーレンベルクまでのハイキング

私はオーストリア国家公認ガイドとして年間を通して様々な皆様にウィーンやオーストリアを御案内しています。

一般団体ツアー、視察ツアーや専門的なツアーなどの日本からオルガナイズされた団体ツアーや個人旅行ツアー、また私のこのホームページから直接申し込まれるお客様など日本全国津々浦々からウィーンにいらっしゃいます。

団体ツアーの場合は基本的に観光内容が事前にしっかり決まっていますが、個人旅行される方は時間や観光場所を自由に使えますからそういう意味では団体ツアーと個人旅行とは違いがありますね。

ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮した奥深い街です。定番な観光ルートももちろん多いですが、様々なバリエーションで観光を組むことができますから、毎日同じルートや同じ内容で観光しているわけではありませんので観光内容も様々です。

さて、去年の暮にこのホームページからお申し込みを頂いたお客様とちょっとしたハイキングを楽しみました。

事前の打ち合わせで日帰りで楽しめる近郊へのハイキングということでウィーンの北の森のカーレンベルクへ行きました。

 

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雪が急に積もった昨日のウィーン

今日から2月です。昨日の夜から雪が多く降り外は真っ白で朝早くから除雪車が活躍しています。

今年の冬は本当に寒い冬で、1月を振り返ると朝方プラスだったのはたった1日で、それ以外はずっとマイナスでした。唯一朝方プラスだった日は1月4日で+2℃、その次に暖かった朝は13日で0℃でした。

街中を観光していても今年はひと際寒さを感じます。また、冷たい風が吹く日が多いような気もしますので、体感的にはもっと寒く感じます。これだけ寒いとクリスマス市で飲めるプンシュがきっと合うだろうなぁ~と思うことがよくあります。

さて、昨日は午前中は内容が詰まった観光でシェーンブルン宮殿のグランドツアー、ベルヴェデーレ宮殿ではクリムト鑑賞、そしてリンク道路をバスで走りました。午後は別のお客様と徒歩観光でした。

昨日は天気があまりよくなく朝から曇り気味で青空は見られませんでした。

雪も少しですがぱらつくこともありましたが一時的なものでした。午後、街中を徒歩観光している時に細かい雪がぱらつき始め、やがて小さい塊になって多く降り始めましたが積もるには至らない量でした。

オルガンコンサートが毎日行われているバロック様式が美しいペータース教会に時間を見計らって15:10頃に入り、オルガンの音を聞きながら中を見学して、教会を出てくる時には大粒の雪が降っていて真っ白に変わっていました。

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