昨日の11月29日はアドヴェントの第1日曜日でした。
アドヴェントはクリスマスイヴから遡って4回の日曜日を数えるわけで、早くクリスマスが来ないかな~・・・とわくわくしながら待つ時期です。
このアドヴェントの重要な地元での習慣として"ADVENTKARNZ"があります。
今月も11月13日から市庁舎やシュテファン大聖堂など,またシェーンブルン宮殿も
11月21日にクリスマス市が出始めて、街中はクリスマスの雰囲気で盛り上がっています。
こちらではクリスマス市のことを一般的に"Christkindlmarkt"呼ばれています。
クリスマスはまだ先なのですが、毎年11月の半ば頃から(場所によってはもう少し後)クリスマス市が始まり、あぁ~、クリスマスが近づいているんだな・・・という気持ちにさせられます。
クリスマス市だけでなく、街中の色々なお店もクリスマスのデコレーションで飾られ、また
主要な通りはロマンティックなイルミネーションが灯されます。
クリスマスがあとどのくらいしたら来るんだろう・・・とわくわくしながら待つ時期のことをADVENT (アドヴェント)と呼んでいます。
今日、11月29日はADVENTの第1日曜日です。
今年の11月は"黄金の秋"と言われ、気温が20℃以上もあり青空といい天気が続いたウィーンでしたが、それでも冬は来ます。
10月の終わりぐらいにも一時的に寒くなったことはありましたが、この11月終わりの時期は気温がぐっと下がり、朝方も0℃を下回る日も出て来ました。
でもその寒さを吹き飛ばすように街中はクリスマスの雰囲気で盛り上がります。
プンシュも外が寒い方がプンシュらしいですね。
今年最初のクリスマス市はシュテファン大聖堂でしたが、次はやっぱりシェーンブルン宮殿でしょうか。
前回の知られざる美しい中庭風景 25ではウィーン旧市街のモーツァルトハウス ウィーンのちょっとした中庭とバルコニー構造を紹介しました。
今回も旧市街地です。
ウィーンの街を歩けば、通りの名前を示すプレートが至る所に掲げられていることに気づきます。
多くは建物の1階と2階の間の高さの所に長方形の紺色のプレートに白い字で通りの名前と
区の数字が記されています。
ウィーンの街は23区で成り立っていて、415km²とかなり広い街で、通りの数は6000以上もあります。
中心から向かって通りの右側が偶数番号、左側が奇数番号がそれぞれの建物に付けられていて、通りの名前さえわかれば住所が簡単に見つけられます。
この方法は1862年に定められたもので、現在でも活躍しています。
建物に番号をつける習慣はウィーンの場合16世紀の1566年からのものが確認できますが、
正式に用いられるようになったのはマリア・テレジア時代の1770年からです。
以前このコーナーでウィーンの通りの表示というタイトルで書いていますが、
古い通りの表示と現在たくさん見られる紺色のプレートを紹介しています。
その古い通り表示が最近また多く見られるようになっています。
ウィーンはかつての帝国の都ですから、荘厳な建造物が多く建ち並んでいますね。
また、"森の都"と形容される通り、街中は緑が本当に多く見られます。
ある程度ウィーンで時間が取れる方は、やっぱり"ウィーンの森"にも足を延ばして見たいなと思われるはずです。
ガイドブックなどでもウィーンの森は必ず紹介されていますよね。
ウィーンの森と言っても広大で、広さは1.250km²もあるわけで、北、西、南とウィーンを
3方向から囲んでいます。
そのため観光ポイントも大きく3か所に分かれるわけで、これを全部見ようと思ったら時間がいくらあっても足りません。
現地のツアーなどに乗らず、個人的に行こうと思ったら、北の森の方が手っ取り早いです。
カーレンベルク、ベートーヴェンの遺書の家、ベートーヴェンの散歩道などが定番です。
しかし、比率的には圧倒的に南の森に行くことが多いわけです。
南の森はウィーンの外にあり、非常に行きづらい上に、見所がとても多く点在しています。
バーデン、ハイリゲンクロイツ修道院、マイヤーリンク、リヒテンシュタイン城、ゼーグロッテなどがこの南で一般的な観光ポイントです。
その中で今日は今までなぜか話題にしなかった、でも南の森では重要な観光ポイントのひとつであるシューベルトゆかりのレストランHöldrichsmühle (ヘルドリッヒスミューレ)について少し紹介します。
シェーンブルン宮殿のクリスマス市も11月21日にオープンし、これでウィーンでの定番クリスマス市が全部オープンしたことになります。
実際クリスマスはちょと先ですが街中を歩けばクリスマスの雰囲気に包まれます。
宗教的には年間を通して復活祭が一番重要ですが、生活の中ではクリスマスが一番重要な行事です。
そのクリスマスがあとどのくらいで来るんだろう・・・とわくわくしながら待つ時期のことをアドヴェントと言いますが、このアドヴェントに関してはまた近いうちに話題にします。
アドヴェント時期と言えばそのクリスマス市ですね。
こちらでは多くの人がクリスマス市のことをChristkindlmarkt と言います。
クリストキント・・・キリストが子供として登場し、クリスマスプレゼントを持って来るからです。
オーストリアではサンタクロースがプレゼントを持って来ることは絶対にありません!
今年最初のクリスマス市としてシュテファン大聖堂のクリスマス市をちょっと紹介します。
ウィーンのベルヴェデーレ宮殿に近い所にARSENAL(アルゼナール)という煉瓦造りで独特の建築様式を持った大きな建物が並んでいる場所があります。
通常の市内観光でこの界隈をバスで通ることがよくあり、非常に目立つ建物ですから、その時には簡単に御案内していますが、個人的に観光でここに来る人は少ないでしょう。
ここは31の部分から成り立つ、かつての軍の施設で1848年の革命がきっかけとなって皇帝
フランツ・ヨーゼフ1世が建設させたものです。
リンク道路時代の有名な建築家で楽友協会や国会議事堂を建てたテオフィル・ハンセンと
ルードヴィヒ・フェルスターによってビザンチン・ネオゴシック様式で1856年に建てられました。
このアルゼナールの一角にHeeresgeschichtliches Museum (軍事史博物館)があり、
今日はそれにちょっと触れてみましょう。
ウィーンではMQのクリスマス市が11月5日とずいぶん早くから始まり、11月13日から市庁舎のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市、アム・ホーフのクリスマス市やシュピッテルベルクのクリスマス市、11月20日からフライウング、ベルヴェデーレ宮殿、カールス広場のクリスマス市と続々オープンし始めました。
ウィーンの街はクリスマスの雰囲気一色となります。
この時期クリスマス市でたくさんの人が飲んでいるもの・・・それはPUNSCH(プンシュ)です。
Glühwein (グリューワイン)も習慣的に多く飲まれていますが、クリスマスの時期と言えばやっぱりプンシュですね。
オーストリア国家公認ガイドとして年間を通して様々な分野のお客様と仕事をさせて頂いてます。
一般的なパッケージツアーや専門ツアー、このホームページから申し込まれる個人のお客様までとありとあらゆる分野のお客様で、日本全国津々浦々から、または海外に居住されている日本の方など様々です。
観光の内容も一般的なものから専門的なものまで様々なバリエーションがあります。
その中で個人的にちょっと印象に残るツアーのひとつにウィーンフィルメンバーによるプライベートコンサートが組み込まれた皆さんをアテンドしたこともあります。
オーストリアはヨーロッパの国の中で食料品が高いことはよく知られています。
物価もここは結構高く、税金の割合も高いですから普通の人でも結構な天引き率になっています。
ユーロ通貨が導入されてからは、徐々に物価も上がっていて、生活をしているとあまり意識しないのですが、シリング時代からすると明らかに物価が上がっています。
シリング時代にこんなに払わなかったよな・・・というものがたくさんあります。
さて、去年2014年の10月の比べて今年の2015年10月は何がどのくらい高くなって、逆にどのくらい安くなったのかを見てみましょう。
※2015年11月17日のÖSTERREICHより
ウィーンの街は様々な建築様式の建物が並び、歩きたくなるような街並みですが、夜の街並みもライトアップされた建物が多く、昼間とは違った雰囲気になります。
この美しいライトアップというタイトルで何気なく書き始めましたが、第5弾の今回は
シュテファン大聖堂です。
美しいライトアップ 、美しいライトアップ 2 、美しいライトアップ 3
美しいライトアップ4 もどうぞ。
この11月7日の週末からこの時期に信じられないような暖かい日が続いています。
朝はかなり霧が立ち込めていて、車を運転していてもすぐ前の車が見えないぐらいです。
しかし、シェーンブルン宮殿がある地下鉄シェーンブルン駅からシェーンブルン宮殿に向かう朝の8:15頃には霧は晴れていて駅の所からウィーンの森の西側がハッキリ見えています。
シェーンブルン宮殿の内部見学が終わる頃には青空が広がっています。
秋のベートーヴェンの散歩道、ラインツ動物公園、秋を感じるハイキングコース、
秋のウィーンの森といった緑豊かな秋の雰囲気を紹介しましたがこの場所も個人的には大好きな所です。
ウィーンは冬でも歩きたくなるような街並みで、ローマ時代から今に至るまであらゆる分野の様々な歴史を垣間見ることができます。
街並みが美しいので特に何の目的もなく旧市街を散歩するだけでも楽しいです。
ある程度歩くと座りたくなりますね。そんな時にはカフェハウスです。
ウィーンは100年以上も続いている伝統を持ったカフェがいくつもあります。
このブログコーナーでもすでにたくさんのカフェについて紹介しています。
Palmenhaus、RESIDENZ、aida、Sperl (シュぺルル)、ハヴェルカ、ハイナー、
フラウエンフーバー、ツェントラル、グリーンシュタイドゥル、モーツァルト、
ティローラーホーフ、ディグラス、Zauner (ツァウナー)、フュルスト、ALT WIENなどと結構書いてきました。
今日は今までなぜ話題にしなかったのだろうという有名なCafé Landtmannです。
以前まだ飛行機代が高かった時にはゴールデンウィークやお盆、年末年始にお客様が思いっきり集中し、ウィーンでもガイドが足りなくなることがよくありました。
でもその時期は飛行機代が一番高くなる時なので、ここ何年もお客様が年間を通して分散するようになりました。
お客様も混んでる時期に行くよりも・・・と考える方が多くなり、また飛行機代もお手軽になることから世間ではシーズンオフとも言われるこの時期にも多くの方がウィーンに来られています。
そのため有難いことに11月も12月も春や夏と全く変わらない忙しさです。
もっともウィーンの街はヨーロッパの街の中では歴史的立場が違う街であり、ヨーロッパ文化が凝縮したとても奥が深い街ですから、この街の本当の魅力というものが徐々に浸透していき、繰り返し来られる方も本当に多くなってきています。
私も毎日様々な皆様にウィーンやオーストリアを御案内しています。
この秋の時期は朝、霧が発生するようになり、これが午前中から昼にかけて晴れて行き、
秋晴れになるという日が多いです。
この時期に来られた方は秋の素敵な街並みが見られます。
午前中は皆さんと市内観光、午後はオプショナルツアーでウィーンの森というパターンがよくありこの秋の時期のウィーンの森も素敵です。
団体ツアーの皆さんとウィーンの森に行く時には圧倒的に南方面に多く出かけます。
前置きが長くなりましたが、そのウィーンの森のちょっとした秋の風景を掲載します。
ウィーンのシュテファン大聖堂は街の真ん中に立っているので、観光の皆様だけでなく、
このウィーンの地元の人にとっても重要な意味を持っています。
1147年から歴史を見続けて来ています。
そのため、シュテファン大聖堂だけでもしっかり見たら、大変時間がかかります。
今までもシュテファン大聖堂の有名な説教壇、当時のステンドグラス、記念プレート、
涙を流す聖母マリア、プンメリン、ローマ時代の墓石、モーツァルト最後のお別れの場所、
祝福と幸運を授かるコロマニ石などとシュテファン大聖堂を話題にしていますが、
今日は普通の人が気づかないちょっとしたシュテファン大聖堂の宝物館です。
今日のテーマは"ウィーンによく見られるこの時期の花"ではありませんが、自然の中で見られたものとしてここに分類します。
2013年11月5日付でササクレヒトヨタケと呼ばれるキノコについて書きましたが、今日は全く別のキノコについてです。
キリスト教関係の大事な習慣にFasching (ファッシング)・・・謝肉祭がありますね。
謝肉祭はカーニバルと日本でも言われることもありますが、中世ラテン語のcarne levare (ドイツ語ではFleisch wegnehmen・・・直訳で肉を取り上げる)から来ているという説が一般的だと思いますが、冬を追い払って春の到来を祝う古代ゲルマン民族の習慣に由来し
その農耕祭で船を仮装した山車carrus navalis(車・船の意)を由来とする説なども
あるようです。
謝肉祭はイエス・キリストが磔になり、そして復活するまでの厳粛な時がやってくるので
それに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・・という意味があるわけです。
場所によっては昨日の11月11日11時11分から謝肉祭が始まるという習慣もありますが、
これは19世紀以降に生まれた習慣です。
実際に生活をしていると1月6日の聖三王の日が過ぎるまではあまり謝肉祭という雰囲気にはなりません。
昨日の朝仕事に行く時に、KarlsplatzのOpernpassgaeを歩いていたら、正面の方から
女性が大きな声で何か言っているのが聞こえて来ました。
最初は何だろう・・・と思いながら近づいていくとAnker (パン屋さん)の店員さんだったのです。
「できたてのFaschingskrapfenがありますよ!皆さんいかがですか~」と大きな声で宣伝していたのです。
ウィーンでシェーンブルン宮殿は絶対に外せない重要なバロック建築で、世界遺産にも
登録されていますね。
でもバロックという観点から見ると、ベルヴェデーレ宮殿の方がずっと美しいバロック宮殿
です。
このベルヴェデーレ宮殿は上宮と下宮とあるわけですが、この上宮はクリムトの接吻があることで知られていて、下宮と共にオーストリアギャラリーという美術館になっています。
この上宮の代理石の間では1955年5月15日、4ヶ国との国家条約が結ばれて、オーストリアが永世中立国になる基本の一歩が始まりました。
今年5月15日はその60周年記念という大変おめでたい日で、国家的セレモニーが行われています。
ウィーンという街は415km²とかなり広い街ですが、本当に住みやすく生活のクオリティーが高い街だなぁ~と20年以上住んでいてもよく思います。
中心からちょっと離れるだけで豊かな緑が広がっていて、またウィーンとは思えない牧歌的な所が多くあります。
家族とよくハイキングと言うと大げさですが、散歩や散策をしょっちゅう楽しんでいます。
よく出かける所がウィーン21区のStammersdorf界隈で、ここにはグリンツィングなどとは全く雰囲気が違う、地元の本格的なホイリゲ街があります。
そこから始まる"Stadtwanderweg 5"があり、よくうちはここに出かけます。
この辺りの秋の雰囲気を少し紹介します。
Stadtwanderweg (シュタットヴァンダーヴェーク)はウィーン市が管理しているウィーン市内のハイキングコースで全部で9コース(11コース)あります。
直訳すれば街のハイキングコースです。
ウィーンの国立オペラ座は観光の皆様にとってシュテファン大聖堂と同様に、目安になる
場所であると同時に、年間約300回の公演で、同じ演目が2日とは続かない想像を絶する
状況で運営されています。
ガイドツアーが定期的に行われていますが、毎回とても混んでいて一般のガイドツアー以外
でも特別予約をして見学するグループもたくさんあります。
私は昨日も公立オペラ座の内部を御案内しました。
この国立オペラ座については何回か話題にしているので興味ある方は以下も御参照下さい。
難民問題に関してこちらでは定期的に国境界隈での状況が報告されていますが、毎回書いている通り生活にも観光にも全く影響がありません。
ツアーにすでに申し込まれていて不安な方は日本の中だけの報道を鵜呑みにせず、
正しい情報を知って下さい。
大げさな報道を見てそれが状況の全てだと思うのは大きな間違いです。
ウィーンでの観光中には駅にでも行かない限り難民すら見当たりません。
しっかりオルガナイズされていて国が管理しています。
そのためキャンセルなどする必要は全くありません。
以下参考までに
難民問題でもウィーンも生活や観光には全く問題ありません、ウィーン西駅の難民状況、
秋のこの時期、朝方は霧が発生することが多くなりました。
でもたいていはお昼になるにつれてそれもなくなり、いい天気になっています。
ウィーンの街中の秋の雰囲気も素敵ですが、中心から離れた郊外の雰囲気も印象的です。
郊外と言えばウィーンの森ですね。
"ウィーンの森"として仕事で頻繁に行くのは南方面ですが、音楽を専門的にやっている方のツアーなどではベートーヴェンの遺書の家を訪れることが多いです。
実際にここはウィーンの森ではなく、森の入口と言った方がいいと思います。
ベートーヴェンの遺書の家に行くと、たいていはベートーヴェンの散歩道にも足を踏み入れます。
先日はこのベートーヴェンの散歩道にあるベートーヴェン像にちょっと触れました。
ここもやっぱり秋していました。
2週間前の10月24日~10月26日もそうでしたが今週末再び地下鉄4号線 (U4) が新しいポイントを組み込むことから部分運休をしますのでシェーンブルン宮殿に地下鉄で行こうとしている方は注意が必要です。
今シーズンもウィーンで一番おいしいホットチョコレートを紹介します。
ホットチョコレートはこちらでは"Heiße Schokolade"(ハイセ・ショコラーデ)とよく呼ばれています。
直訳すれば熱いチョコレートです。
どこのカフェハウスにも必ず提供されていて、寒くなってきた時期に好んで飲まれますが、やっぱりここのホットチョコレートが一番ウィーンでおいしいと思います。
それは去年2014年から急速に日本の皆様に知られ始めた地元でも知られているおいしいチョコレート屋さん"LESCHANZ(レシャンツ)"のホットチョコレートです。
現時点でEU加盟国は28ヵ国あり、その中でユーロ通貨が使われている国は19ヵ国です。
ユーロ通貨は2002年から使用されていて、ここオーストリアでは2002年当初からユーロが導入されています。
ユーロは硬貨が8種類、紙幣が7種類あり、1,2,5という単位があります。
ユーロの単位の下にはセントがあり、100セント=1ユーロとなります。
ちなみにそれぞれのユーロ加盟国では通常のその国の2ユーロの他に、特別記念硬貨をいくつも発行しています。
オーストリアでは10月31日より"欧州旗30周年記念"の新しい2ユーロ記念硬貨が手に入ります。
ユーロ通貨はとても奥が深いも参照して下さい。
紙幣は5ユーロからで、10、20、50、100、200、500ユーロとなっています。
通常の生活をしていれば100ユーロ紙幣までは頻繁に登場しますが、その上の200ユーロや
500ユーロ紙幣はあまり目にすることはありません。
そのため高額紙幣で支払うと、お店の人に嫌がられることが多くあります。
今日は実際にその例を見てみましょう。
ウィーンは"森の都"と言われているぐらい緑が多い街で、街の至る所に緑が見られます。
中心のリンク道路の並木やたくさんの公園を始め、外側にもシェーンブルン宮殿やプラター公園などの大きな緑・・・そしてその豊かな緑を囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。
地元の方々はなるべく外に出よう・・・と思う方が多く、自然の中を歩くと色々な人達に出会います。
うちも自然の中を歩くことが好きで、時間を見つけてはHagenbachklammとかMyrafälle、カーレンベルクなどによく出かけます。
また、ウィーンには"Stadtwanderweg"というウィーン市が定めている街中のハイキングコースも素敵です。
ウィーンの森にはたくさんのハイキングコースがあり、またオーストリアはアルプスを大きく持っている国ですから手軽なハイキングから本格的な登山まで無数のコースがあります。
今日は手軽なハイキングコースとして地元で有名なラインツ動物公園について少し書きたいと思います。
ドイツのハンブルク生まれの"3B" ひとりであるブラームスは、29歳の時にウィーンに初めてやって来て、その10年後からウィーンに定住することとなり、ウィーンのカールス教会のすぐそばで63歳で亡くなっています。
ウィーンでブラームスの跡を見ようと思うと実はあまりなく、ブラームスの像、中央墓地、楽友協会のブラームスザール、グリーヒェンバイスルのサインぐらいしかすぐには思いつきません。
ブラームスの博物館はありませんが、ハイドンハウス内にはブラームス記念室があって、
そこがある意味ではウィーンで唯一のブラームスの博物館らしい空間です。
ブラームスの博物館というと、ウィーンではなく、ウィーンから車で110km程南に走ったMürzzuschlag (ミュルツツーシュラーク)に中々充実したブラームス博物館があります。
今日から11月です。
この時期の早朝、ウィーンはよく霧が発生します。
日中の最高気温が徐々に低くなっていき、いやでも冬の訪れを感じます。
しかし11月半ばにはクリスマス市も出始めてこの時期のウィーンも楽しいです。
今日11月1日は"Allerheiligen"(万聖節)という重要な祝日で、日本で言うとお盆にあたり、地元の人が墓地に行って花輪を飾ったりロウソクを灯し、墓地が年華南を通して一番華やかになる時です。
前回は市立公園に綺麗に咲くシオンを紹介しましたが、今日の花はこの時期墓地に行けば
たくさん見られるものです。