ウィーンによく見られるこの時期の花 458(ライラック)

昨日は日中の最高気温が13℃とかなり低くなり、雨が多い1日でした。

特に午後からは雨は止まず降り続けていました。

復活祭が過ぎてこの時期は天気はが不安定な日が多いですが、明日からはまたいい天気が続くようです。

 

今日はウィーンによく見られるこの時期の花シリーズです。

今年はキバナセツブンソウを、そしてユキワリソウマツユキソウベニバスモモヒメリュウキンカムスカリとこの時期に見られる代表的な花を掲載しましたが、今日のこの花もウィーンの至る所に咲いています。

 

 

 

こちらはドイツ語ではFlieder (フリーダー)、学名ではSyringa vulgaris、日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

日本には明治中期に入って来たそうです。

高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

 

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

ライラックは20~25種類程あるそうです。

ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られます。

私個人的には濃い紫のライラックが好きですね。

 

こちらの写真は2025年4月23日08:15、近所での撮影です。


 

こちらはうちの庭に咲いているライラックです。

今年もとても大きく、25cmを超えるものもあり、背丈もかなり高くなり、2階のバルコニーの高さを超えました。2025年4月23日17:40の撮影です。