昨日は日中の最高気温が13℃とかなり低くなり、雨が多い1日でした。
特に午後からは雨は止まず降り続けていました。
復活祭が過ぎてこの時期は天気はが不安定な日が多いですが、明日からはまたいい天気が続くようです。
今日はウィーンによく見られるこの時期の花シリーズです。
今年はキバナセツブンソウを、そしてユキワリソウ、マツユキソウ、ベニバスモモ、ヒメリュウキンカ、ムスカリとこの時期に見られる代表的な花を掲載しましたが、今日のこの花もウィーンの至る所に咲いています。

こちらはドイツ語ではFlieder (フリーダー)、学名ではSyringa vulgaris、日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。
モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。
1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。
日本には明治中期に入って来たそうです。
高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。
開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。
ライラックは20~25種類程あるそうです。
ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られます。
私個人的には濃い紫のライラックが好きですね。
こちらの写真は2025年4月23日08:15、近所での撮影です。

こちらはうちの庭に咲いているライラックです。
今年もとても大きく、25cmを超えるものもあり、背丈もかなり高くなり、2階のバルコニーの高さを超えました。2025年4月23日17:40の撮影です。