ウィーンによく見られるこの時期の花 457(ムスカリ)

一昨日の金曜日が終わって週末からイースター休暇に入りました。

この時期に旅行に出かける地元の人も多いと思います。

今年の復活祭は4月20日とかなり遅いです。

去年は3月31日でしたからね。

シェーンブルン宮殿のイースターマーケットも3月27日に初日を迎えました。

先週は結構寒くて雨模様の日が多かったのですが今週は20度前後になり、水曜日は25℃の予報です。

すでに春の訪れを感じるウィーンですが、一気に春になるでしょう。

 

さて、ウィーンによく見られるこの時期の花と今年は最初にキバナセツブンソウを掲載し、ユキワリソウマツユキソウ、そして先日ベニバスモモを、ヒメリュウキンカを掲載しましたが、今日のこの花も色々な場所に咲いています。

 

 

これはドイツ語ではTraubenhyazinthen (トラウベンヒヤツィンテン)、

直訳するとブドウヒヤシンス、学名ではMuscari、日本語ではムスカリです。

 

ユリ科、もしくはヒヤシンス科のムスカリ属です。

ブドウのような花をつけることからドイツ語ではTraubenhyazinthenと呼ばれています。

 

原産は地中海沿岸-南西アジアで、高さ10cm~30cm,開花時期は3月~5月、花の色は青紫が定番ですが、白もあります。

ヒヤシンスを小型にしたような、ブドウのような花です。

 

ムスカリは約60種類ぐらいあるようです。

多年草の球根植物です。

日本では30年以上前ぐらいから市場に出回っているそうです。

 

ムスカリの定番はMuscari armeniacumでしょうか。

ムスカリは単独でも特徴があってそれなりに可愛らしいのですが、群生していると見ごたえがあって存在感があります。

民家の庭に多く咲いていてたり、野生でも多く見ることができます。

 

 

2025年4月12日17:20の撮影で我が家の庭に咲いているものです。