ウィーンによく見られるこの時期の花 454(マツユキソウ)

昨日までは日中の気温が20℃近くまで上がり、かなり春らしくなってきたウィーンでしたが、今日から天気が崩れて気温が下がり雨模様です。

朝方は結構冷え込んでます。

さて、ウィーンによく見られるこの時期の花と今年は最初にキバナセツブンソウを紹介し、先日はユキワリソウを掲載しましたが、今日のこの花も春を感じさせてくれる地元によく見られる花です。

 

 

こちらはドイツ語でSchneeglöckchen(シュネーグレックヒェン)、学名でGalanthus nivalis,

日本語でマツユキソウ(待雪草)です。

 

ヒガンバナ科でガランサス属(マツユキソウ属)で、スノードロップのひとつです。

Schneeglöckchenは20種類ほど存在します。

マツユキソウは春を告げる花のひとつとして知られる多年草で高さ5cm~20cm,葉は細く10cmぐらいで青っぽい緑です。

 

開花時期は2月~3月で白い花を下向きにぶら下がったようにつけます。

花弁は6枚で、3枚が外側、3枚が内側で、内側の方が短くなっています。

遠くから見るとピーナッツのような形をしています。

 


 

Glöckchenは小さな鐘という直訳です。

原産は南ヨーロッパということですが、中央ヨーロッパでも多く見られ、ここウィーンではとてもポピュラーなこの時期の花で、公園や庭、茂みなどによく見られます。

 

写真は全て2025年3月6日11:30頃、シェーンブルン宮殿近くで撮影したものです。