Plachutta(プラフッタ)のウィーンナーシュニッツェル

ウィーンの3大名物料理と言えば Wienerscnitzel(ウィーンナーシュニッツェル)Tafelspitz(ターフェルシュピッツ)Ziwebelrostbraten(ツヴィーヴェルローストブラーテン)でしょう。

それ以外にも多くのウィーン料理が存在します。
そうです、"ウィーン料理"です。
街の名前で・・・料理とつくのはそう多くはないはずです。
ウィーンはかつての帝国の都、神聖ローマ帝国の皇帝の居城が永らく置かれた街ですから、宮廷には様々な地域からの料理が集まり、ウィーン料理と言われるようになったわけです。
ウィーン3大名物料理の中で、圧倒的に人気を誇るのはウィーンナーシュニッツェルでしょう。
今日はPlahutta(プラフッタ)のウィーンナーシュニッツェルをお届けします。

 

Plahutta(プラフッタ)と言えば先日話題にしたTafelspitzですが、国立オペラ座そばにあるPlachuttas GASTHAUS zur OPERでは、Tafelspitz以外の料理をかなり宣伝していて、特にウィーンナーシュニッツェルに力を入れています。

 

Wiener Schnitzel (こちらではヴィーナー・シュニッツェルと発音します)は、"子牛のカツレツ" が定番ですが、ポークシュニッツェルも非常にポピュラーで食べられています。

場所によっては鶏肉や七面鳥のシュニッツェルもあります。

上の写真はオリジナルである子牛です。

ここには見られませんが、これにジャガイモが付きます。

味はPlahuttaですからもちろん美味しいです。

カラッと仕上がっていて、衣が肉をふんわり包んでいます。

ウィーンナーシュニッツェルでは日本のトンカツソースは邪道です。

レモンと塩が定番です。

トンカツの衣と全く違うからですね。

Wiener Schnitzelという名称はどうやら19世紀終わりに定着したようですが、もっと前の1831年のある料理の本で確認できます。