今日はアドヴェントの第3日曜日ですね。
クリスマスもすぐそこまで来ています。
ウィーンの街は本当に多くの人が繰り出していて、昨日も一昨日もシェーンブルン宮殿や市庁舎のクリスマス市は地元の人も含めての大混雑でした。
地下鉄に乗ろうと思ったら、あまりにも降りる人が多く、多くの乗客が乗れなくて次の電車を待たされました。
明らかにウィーンは人が多いです。
ここまで毎日街中は混んだいなかったはず・・・やはり人口が200万を超えたことも関係しているでしょう。
そんな雑踏から離れて先日紹介したSpittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市を訪れるとホッとしますね。
それでもここもそれなりに混んでましたが。
さぁ今日は毎年恒例のここの名物ポテトパンケーキを動画で紹介します。
ここのポテトパンケーキは"SPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFFER"(シュピッテルベルガー・エルトエプフェルプッファー)という名前が付けられています。
"Erdäpfel"はオーストリアでよく聞かれる言葉で"ジャガイモ"という意味です。
つまりシュピッテルベルクのポテトパンケーキです。
屋台の前には頻繁に行列ができていて、15分前後ぐらい(場合によってはそれ以上)待つことが多くあります。
この時も行列が出来ていました。
焼き栗スタンドのようにすでに焼かれていて暖められているものを売るわけではないので、出来立てのものを食べることができますから、じっと我慢して並びましょう。
細く切られた繊維のようなジャガイモとジャガイモを潰したものがミックスされてからっと揚げられます。
こちらでは"knusprig"という言葉でよく表現されています。
大きさは通常の屋台で売っているKartoffelpufferよりも2倍ぐらいの大きさで、外側がサクッとした食感でありながらも中身は柔らかさを感じます。
これには塩とニンニクを少し塗って食べるのが定番です。
これはくせになる味です。
ここは前述したようによく行列が出来ているので、これを食べるなら暗くなる前に行った方が並ばない確率が高いと思います。
でもこのSpittelbergのクリスマス市は暗くなってからの方がいい雰囲気になりますね。
今年のSPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFFERの値段は去年は4.90ユーロでしたが今年は5.50ユーロでした。
それでもこれは食べたい!