もう何度も書いてますが・・・
Schilcher Sturm(シルヒャー・シュトゥルム)は同じSturm(シュトゥルム)でも特別なSturmです。
"Schilcher" (シルヒャー)とはオーストリア産の"Blauer Wildbacher"という赤ワインになるぶどうの品種からできたワインの名称です。
特に"Wildbacher"という品種からできたワインは明るい赤色になることからオーストリアではロゼとも言われます。
グラーツを州都とするシュタイヤーマルク州の南はロゼのワインが作られることで有名で、"Schilcher" はシュタイヤーマルク産のワインだけに用いられる登録商標です。
そのロゼワインになる途中の発酵中の飲み物ももちろんシュトゥルムと言われますが、特にこの場合のシュトルムは"Schilcher Sturm"(シルヒャー・シュトゥルム)と言われています。
その辺で簡単に飲めるものではありませんが、近年はかなりのカフェやレストランなどでもSchilcher Sturm を提供している所が増えてきた気がします。
初日のSchilcher Sturmはまだかなり甘さがありましたが、先週は甘さが若干弱くなっていて、アルコール度が幾分強めに感じました。
2週目の方がSturmらしいかもしれません。
先週末、天気が良かったこともあり賑わっていましたね。
同じテーブルにいた年配の女性が「日本からですか?」と話しかけて来ました。
お嬢さんがウィーン大学でJapanologieを勉強したそうで日本に親近感を持っていらっしゃいました。
最後は日本語で挨拶してくれました(笑)
こういう地元の出会いって素敵ですね。
この屋台には毎年この時期は多くの地元の人が集まります。
それだけ楽しみにされているんですね。
今週の3週目は味がどう変化しているか楽しみです。