ウィーンの3大名物料理と言えば Wienerscnitzel(ウィーンナーシュニッツェル)、Tafelspitz(ターフェルシュピッツ)、Ziwebelrostbraten(ツヴィーヴェルローストブラーテン)が真っ先に挙げられるでしょうか。
ウィーンに来る団体ツアーでの食事にはこの中でも圧倒的にウィーンナーシュニッツェルが多いと思います。
観光中は皆さんと一緒に昼食をするので、私は毎日のようにウィーンナーシュニッツェルを食べることになりますので、たいてい違うものを食べるようにしていますが、それでもウィーンナーシュニッツェルはたまに食べたくなりますね。
レストランによって、同じウィーンナーシュニッツェルでもかなり味の違いがあります。
こちらはウィーン最古のレストラングリーヒェンバイスルのウィーンナーシュニッツェルです。
オリジナルスタイルの子牛のシュニッツェルです。
先日またここで食べる機会がありました。
衣もサクッとしていて肉も柔らかくておいしいです。ここのシュニッツェルの上には炒めたパセリが添えられています。
レモンが見えますね。
ウィーンナーシュニッツェルはやっぱりレモンと塩です。
最初にこれを食べる日本の方は、おそらくソースとかあるといいな~・・・と思われるかもしれませんが、ウィーンナーシュニッツェルにとんかつソースは邪道です。
決してまずくはありませんが、慣れてくると塩とレモン以外には考えられなくなります。
とんかつソースは、日本のとんかつに使われる衣と肉にはぴったりですが、こちらでウィーンナーシュニッツェルに使われる砂時計の砂のようにサラサラしたゼンメルのパン粉には個人的に合わないと思っています。
うちでもシュニッツェルを作ることもあればとんかつを作ることもありますが、衣を使い分けています。
グリーヒェンバイスルのウィーンナーシュニッツェルはかなりのボリュームがあります。
完食できるお客様は意外と少ないです。