個人旅行でウィーンに滞在される方は必ず公共交通機関のお世話になると思います。
地下鉄、路面電車、路線バス、国鉄を全てウィーン市は共通券で乗れるシステムです。
公共交通機関のチケットは地下鉄の自動販売機、多くのTrafik(タバコ屋)、路面電車やバスの車内で買うことができますが、車内では初乗り券のみで0.2ユーロの手数料が追加されて販売されています。
最近は右の写真に見られる自動券売機を多く見るようになりました。
参考までに古い券売機はこちらからご覧下さい。
以前と比べるとかなり大きく、目立ちますね。
しかも標準で利用されている自動券売機と同じタッチパネルスタイルとなっていて、現金だけでなく、クレジットカードでも購入が可能となっています。
ディスプレイをタッチすると右の画面になり、4種類のチケットが選べるようになっています。
言語選択も可能ですが残念ながら日本語はありません。
基本的に車内券売機でチケットを購入する必要があるのは、ホテルのそばに地下鉄の駅がない、近くのTrafik(タバコ屋)にもチケットを置いてなくて購入出来ない場合が一般的ですが、団体ツアーでも路面電車にちょい乗りしたいけど地下鉄券売機まで買いに行くのは面倒だから車内でいいわと言う方もいらっしゃいます。
地元の人も路面電車に乗車してすぐに購入している人もいます。
こちらは地下鉄がそばを通らない多くの路面電車やバスの停留所には自動券売機が設置されていないんですね。
車内券売機で購入できるのは大人1回券、子供とペット、24時間券、シニア1回券の4種類です。
地下鉄の自動券売機であればもっと多くの種類のチケットを購入できますが、こちらは必要最低限といった感じですね。
近くてチケットを購入出来ない場合の最後の手段ですね。