車文化もヨーロッパ文化のひとつでしょう。
ウィーンの街にも多くの車が走っています。
日本では路駐がほとんどないわけですが、逆にこちらは路駐が当たり前です。
街の歴史の方がずっと古いですから、後から来た車が街に共存させてもらっている・・・そんな感じです。
後から誕生した人間がこの地球に共存させてもらっていることと同じです。
コロナ禍の2021年にオーストリアでの自動車メーカー順位を掲載しました。
今日はオーストリアで一番安い車の順位を見てみましょう。
どのメーカーの車がどれだけ安く買えるのでしょうか?
こちらはÖAMTC(Österreichische Automobil-, Motorrad- und Touring Club)
が発行している"auto touring" 2024年5月号に掲載されていたもので、オーストリアでの一番安い車種とそのメーカーが1位から順に並んでいます。
オーストリアで一番安い車は
Dacia SanderoでEUR11.790.-となっています。
Daciaは日本ではあまり知られていないのではないでしょうか。
ルーマニアのメーカーで、1966年創業、現在はルノーの傘下になっていて、従業員12.000人を超える企業となっています。
こちらではコロナ以前からかなり普及してきて、当初はあまりパッとしないいかにも安さが目立つデザインでしたが、最近では垢抜けした感がありますね。
当初からとにかく安いので話題になっていて、徐々に普及してきてる感じがありますね。
2位は韓国KIA Picantoです。
KIAもこちらでは安いイメージが定着していますね。
Suzuki、Toyota、Mitsubishi、Mazdaもランクインです。
特にSuzukiはベスト10に2台入っていますね。
値段が安い車は小さいサイズがほとんどだと思いますが、ちょい乗りする人や、走ればいいのでとにかく車があれば便利と考える人にとってはわざわざ高い車を持つ必要はないでしょう。
保険や燃料だってかかるわけですからね。
それにしてもDaicaは安いですね。