自転車文化もウィーンにも浸透していて、ヨーロッパ文化のひとつに数えてもいいでしょう。
街中では多くの人が自転車を利用していますし、ウィーンは自転車専用ゾーンも非常によく整備されています。
自転車での市内観光も提供されていて、普通の観光とは違うかなりローカルな気分を味わえます。
自転車観光に参加しなくても、街中に何か所にも見られるCITYBIKEステーションから自転車を借りて、手軽にウィーンの街を好きなだけ走ることができます。
"CITYBIKE"は自転車シェアリングで2003年から登場し、ウィーンの街の景観に溶け込んでいましたが、2022年3月31日をもって運営を停止しました。
コロナ禍にCitybikeに乗ろうというタイトルで2021年8月31日付で書いたのが最後となりました。
現在はCitybikeはなくなりましたが、"WienMobil Rad"という名称で2022年4月よりNextbike bei Tierがウィーン市交通局を通してCitybikeと同様の自転車シェアリングを運営しています。
ウィーンの街中を歩けば以前Citybikeと同様のステーションが置かれ、多くの自転車が置かれています。
ターミナルや自転車のカラーは変わりました。
利用は至って簡単でnextbike TIERアプリを以下からダウンロードして下さい。
もちろん無料です。
ユーザー登録を行ってターミナルに置かれている自転車のQRコードをアプリでスキャンし、その自転車のロックを外します。
さぁ、街中を走りましょう。
返却はどこのステーションでもいいので鍵に自転車をはめ込んで下さい。
アプリで支払いが認識されます。
利用料金はいくつかの種類がありますが、一般は30分で0.75ユーロ、24時間最大で19ユーロです。
ウィーン公共交通機関の年間定期やSemesterチケット、(Top) JugendチケットやKlimaチケットを持っている人は30分で0.35ユーロ、24時間最大で9.50ユーロです。
(初乗り1回券や24時間券等は該当しません)
その他に一般年間定期が59ユーロ、ウィーン公共交通機関の年間定期等を持っている人は年間定期が29.50ユーロです。
いかがですか?
以前のCitybikeよりも旅行者でも気軽に利用できます。
ウィーンの街を自転車で走りましょう。