昨日は日中の気温が14℃とかなり低くなり、曇りの1日でした。
午後にちょっとだけ青空が出ましたが、すぐに引っ込んでしまいましたね。
今日から晴れマークも毎日見られ、週末は25℃を超えて初夏のような陽気になりそうです。
今日はウィーンによく見られるこの時期の花シリーズです。
ウィーンによく見られるこの時期の花としてキバナセツブンソウ、オウバイ、ニオイガマズミ、マツユキソウ、プリムラ、レンギョウ、ヒメリュウキンカ、スピノサスモモ、ユキワリソウ、ベニバスモモ、ヤブイチゲとキバナイチゲ、ラムソン、キケマン属、ムスカリをすでに掲載していますが、今日のこの花もウィーンの至る所に見られます。
こちらはドイツ語ではFlieder (フリーダー)、学名ではSyringa vulgaris、日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。
モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。
1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。
日本には明治中期に入って来たそうです。
高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。
こちらはうちの庭に咲いているライラックです。
今年もとても大きく、25cmを超えるものもあり、背丈もかなり高くなり、2階のバルコニーの高さを超えました。
1枚目が2024年4月9日10:35の撮影です。
2枚目は2024年4月11日07:10、2階のバルコニーからの撮影です。
開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。
ライラックは20~25種類程あるそうです。
ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られますが、下の写真のように白のライラックを好きな方も多いようです。
私個人的には濃い紫のライラックが好きですね。
こちらは2024年4月8日13:30頃、王宮庭園で撮影しました。
左奥にモーツァルト像が見えていますね。
こちらは2024年4月9日07:40頃、家の近所での撮影です。