ウィーンによく見られるこの時期の花 440(ライラック)

昨日は日中の気温が14℃とかなり低くなり、曇りの1日でした。

午後にちょっとだけ青空が出ましたが、すぐに引っ込んでしまいましたね。

今日から晴れマークも毎日見られ、週末は25℃を超えて初夏のような陽気になりそうです。

 

今日はウィーンによく見られるこの時期の花シリーズです。

 

ウィーンによく見られるこの時期の花としてキバナセツブンソウオウバイニオイガマズミマツユキソウプリムラレンギョウヒメリュウキンカスピノサスモモユキワリソウベニバスモモヤブイチゲとキバナイチゲラムソンキケマン属ムスカリをすでに掲載していますが、今日のこの花もウィーンの至る所に見られます。

 

 

こちらはドイツ語ではFlieder (フリーダー)、学名ではSyringa vulgaris、日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

 

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

日本には明治中期に入って来たそうです。

高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

 

こちらはうちの庭に咲いているライラックです。

今年もとても大きく、25cmを超えるものもあり、背丈もかなり高くなり、2階のバルコニーの高さを超えました。

 

1枚目が2024年4月9日10:35の撮影です。

2枚目は2024年4月11日07:10、2階のバルコニーからの撮影です。


 

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

ライラックは20~25種類程あるそうです。

ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られますが、下の写真のように白のライラックを好きな方も多いようです。

私個人的には濃い紫のライラックが好きですね。

 

 

こちらは2024年4月8日13:30頃、王宮庭園で撮影しました。

左奥にモーツァルト像が見えていますね。

 

 

こちらは2024年4月9日07:40頃、家の近所での撮影です。