いよいよ明日が復活祭ですね。
それと同時に夏時間に変わります。
復活祭は春の訪れを祝う空気の方が強いので、今年はいいタイミングですね。
クリスマスの習慣はひと月以上も楽しめますが、復活祭の習慣は2週間ぐらいです。
先日はシェーンブルン宮殿のイースターマーケットを動画編でお届けしましたが、今日は私が好きなFreyungのイースターマーケットを掲載します。
Freyungのイースターマーケットは"Altwiener Ostermarkt"(アルトヴィーナー オスターマルクト)と呼ばれ、今年で33回目となります。
ここのクリスマス市も地元ではとても人気があります。
遠くから見ているとクリスマス市を思い起こさせますが、時期が違ってますし、春の訪れを意識しますからやっぱりイースターです。
中に入れば屋台で売っている物や、デコレーションなどが全く違い、復活祭の時期なんだな・・・という気持ちになります。
毎年ここに登場する大きなOstereiです。
このたまごは暖かさを感じるレトロな絵柄で、ゆっくり回転しています。
Freyungはショッテン教会横にあるウィーン旧市街地一角の歴史的に重要な美しい広場です。
ショッテン教会はバーベンベルク時代、ウィーンに宮廷を移すことになるハインリヒ2世がアイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史ある付属教会です。
決して広くはないこの場所は美しい建物に囲まれていて、その限られた細長い二等辺三角形の空間にはたくさんの屋台が並び、広場から閉ざされた独自の空間を演出しています。
売られているものは復活祭関係の物が多いですが、フード系もあります。
舞台も作られていて、その前はテラスのようになっていて、人々が座ってくつろいでいます。
個人的にシェーンブルン宮殿のイースターマーケットよりも、こちらの方がウィーンらしいと思います。
ここでは本物の卵から作られた手作りの芸術的なイースターエッグが毎年大量に売られます。
Freyungのイースターマーケットは訪れる価値大です。