今週はOsterferien...復活祭休暇で学校もお休みです。
地元では色々な所に出かけるのでウィーンはこの時期地元の人がちょっと少なくなりますね。
今年の復活祭は3月31日なのでまもなくです。
そして同時に夏時間にも変わりますね。
先日はシェーンブルン宮殿のイースターマーケットを動画編でお届けしましたが、今日は私が好きなFreyungのイースターマーケットをお届けします。
Freyungのイースターマーケットは"Altwiener Ostermarkt"(アルトヴィーナー オスターマルクト)と呼ばれ、今年で33回目となります。
Freyungはショッテン教会横にあるウィーン旧市街地一角の歴史的に重要な美しい広場です。
ショッテン教会はバーベンベルク時代、ウィーンに宮廷を移すことになるハインリヒ2世がアイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史ある付属教会です。
決して広くはないこの場所は美しい建物に囲まれていて、その限られた細長い二等辺三角形の空間にはたくさんの屋台が並び、広場から閉ざされた独自の空間を演出しています。
ここのクリスマス市も地元ではとても人気があります。
遠くから見ているとクリスマス市を思い起こさせますが、時期が違ってますし、春の訪れを意識しますからやっぱりイースターです。
中に入れば屋台で売っている物や、デコレーションなどが全く違い、復活祭の時期なんだな・・・という気持ちになります。
毎年ここに登場する大きなOstereiはこの場所を盛り上げてくれます。
このたまごは暖かさを感じるレトロな絵柄で、ゆっくり回転しています。
ここの主役は何と言っても本物の卵から作られた芸術的イースターエッグで、種類の多さに毎年驚かされます。
個人的にシェーンブルン宮殿のイースターマーケットよりも、こちらの方がウィーンらしいと思います。
Freyungのイースターマーケットは訪れる価値大です。