ウィーンの朝は日本と比べると早いです。
通常の仕事も7時とか8時とかに始める人も多く、ウィーン市立の学校はたいてい7:45分に開けられ、幼稚園などは6:30から、場合によっては6:00から開けてくれる所もあるぐらいです。
朝食を軽く外でなんていう人も多いわけです。
朝の地下鉄の中でパンをかじっている人もよく見かけます。
私も仕事に行く前に外で朝食をとることが多いですね。
家でとってもいいのですが、絶対に遅れることが許されない仕事ですし、万が一地下鉄などの公共交通機関に支障があった場合のことも考えて仕事の開始場所に近い所に時間的余裕を持って居たいからです。
街中のカフェなどではFrühstück (フリューシュトゥック)・・・朝食を提供している所がたくさんあり、利用している人も少なくありません。
カフェだけでなく、例えばマクドナルドやパン屋さんなどでも(日本でもそうですが)朝食は提供されています。
今日は私がよく利用するAnker(アンカー)の朝食を紹介しましょう。
Ankerはオーストリアの色々な場所にあるパン屋さんで、ウィーン中心部にも国立オペラ座のすぐ下にあるOpernpassgeやオペラ座のすぐ横のWalfischgasse、Hoher MarktやSchwedenplatzなど中心部だけでも13店舗、ウィーン全体では110店舗もあります。
パン屋さんでもカフェもそれなりに美味しくて、カフェだけ飲みに来る人も多いです。
こちらはANKER Frühstück で、アンカーの定番Frühstückのひとつです。
オーストリアで一番親しまれているセンメルというパンが2つ、ハム、チーズ、トマト、きゅうり、パプリカ、バターのセットです。
この写真ではコーヒーはメランジェです。
私はセンメルを2つ頼むことが多いですが、それ以外もあります。
またハムもポークかターキーを選ぶことが出来ます。
バターをひとつでジャムひとつもOKです。
飲み物もホットチョコレート、紅茶、カフェラッテなどを選ぶことができます。
センメルを食べる時にはスープと出される時以外はナイフでちゃんと半分に割って食べる習慣なのでちぎって食べないようにしましょう。
物価高の影響でこのAnker Frühstückは現時点で8.90ユーロですが、ボリュームもあってメランジェも美味しいので私はよく食べています。