ウィーンの街は今でもかつての帝国の都であった面影を残し、荘厳な建造物が建ち並ぶ、緑豊かな洗練された美しい街です
それもハプスブルグ家というヨーロッパで一番長く続いた王朝の居城がこの街にあり、そしてそのハプスブルグ家の下にかなりにわたって神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号が置かれていたことで、様々な人たちがこの帝国の都に集まって来ました。
そこでウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥深い街となったわけです。
ウィーンは様々な角度から楽しめる街です。
前回の数字で見るウィーン市あれこれ2 が好評を頂きましたので今日はその3です。
面積 |
415km² |
宅地面積 | 36% |
緑の比率 | 49% |
公共交通機関の面積 | 15% |
一番小さい区と一番大きい区 |
Josefstadt (8区 1.1km²)、Donaustadt (22区 102,3km²) |
緑の比率が最も少ない区と最も多い区 | Josefstadt (8区 1.9%)、Hietzing (13区 70.7%) |
一番高い住居建物、一番高い建築 |
DC Tower (250m)、 Donauturm (252m) |
一番標高が高い場所と低い場所 | Hermannskogel (543m)、Lobau (151m) |
一番低い地下鉄の駅 | U1 Altes Landgut (地下30m) |
墓地の比率 |
ウィーン全体の1.3% |
ぶどう畑 | 1.9% |
飲料水の噴水の数 | 1.300 |
今回はウィーンの面積、緑の比率や標高が一番高い場所などを取り上げました。
ウィーンは森の都と言われている通り、街の面積の半分が緑であることがわかります。
皆さんがよく聞くウィーンの森は、その豊かなウィーンの緑をもっと外側から囲んでいる大きな森です。
ウィーンは23区で分けられたかなり広い街ですね。
このようなデータを改めて見ると非常に興味深いのでまた近いうちにその4をまとめてみたいと思います。