オーストリアでひとつの観光スポットとして最も多くの方が訪れるのがシェーンブルン宮殿です。
シェーンブルン宮殿はヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されていて、宮殿見学、庭園見学、動物園など幅広く楽しめます。
団体ツアーではシェーンブルン宮殿に入らないことは僅かの例外を除いてまずありませんし、個人で旅行される方もウィーンが初めてであれば必ず訪れるでしょう。
このシェーンブルン宮殿を見学する際、宮殿内部は写真撮影禁止であることは知られています。
しかし・・・
今月2月1日から写真、ビデオ撮影が解禁になっています。
宮殿の見学をする際には自由に写真を撮ることができるようになっています。
私もすでに数回行きましたが、皆さん、写真、ビデオを撮りまくっています。
昨日もハイライトツアーを御案内しましたが、ずっと撮影されている方もいらっしゃいましたね。
この状況はずっと続くのでしょうか?
・・・と言うのも10年前の2014年にも今回のように写真撮影が解禁されたことがあるんです。
その時も皆さん、写真を撮りまくっていましたが、残念なことに3日間許可されただけで、また禁止になってしまったんですね。
あれから10年・・・今回はどうでしょうか。
懸念されることは団体グループの皆さんも自由に写真が撮れるわけで、そのためにグループに遅れをとったり、バラバラになってしまうことで、秩序が乱されてしまうことです。
この辺りはガイドがしっかりとグループをまとめる必要があります。
撮影した写真、ビデオはあくまで個人使用という規則があり、商用、宣伝などに利用することは許されません。
その際にはシェーンブルン宮殿に正規の手続きをして、2時間550ユーロの許可証を取る必要があります。
フラッシュ、三脚、自撮り棒は禁止です。
大チャンスですよ!