ウィーンのリンク道路沿いには荘厳な建造物が様々な様式で立ち並んでいますが、フランス風ゴシック様式のヴォティーフ教会を近くで見たことはありますか?
この教会を中心に立つシュテファン大聖堂だと思われる方が意外と多いんですね。
それはウィーンに初めて来られて、中心部を見ることなく、昼食後にすぐにこの辺りから観光を始める場合にこのヴォティーフ教会が目に入ると、シュテファン大聖堂と思われてしまうようです。
このヴォティーフ教会の公園に面している正面部分はずっと修復されていて長らく足場が組まれていたのですが、それも終わり足場が取られてスッキリし、久しぶりに美しい教会の姿が見られるようになりました。
特に夜のライトアップを見に行って下さい。
ウィーンの夜も素敵です。
歴史的な建造物がライトアップされますから昼間とは違った印象を与えます。
同じ場所でも昼間と夜とは全く違う雰囲気になる所がたくさんあります。
決して派手なライトアップではありませんが、荘厳な建造物が暗闇から浮かび上がって来るような印象を与えてくれます。
現在のヴォティーフ教会のライトアップです。
いかがですか?
圧倒的な存在感があり、とても幻想的ですね。
私の記憶ではここまでハッキリと2本の塔を強調するようなライトアップではなかったと思います。
壁が磨かれ、白っぽく明るくなった塔をさらに際立出せるようなライトアップです。
しばらくこの場所に佇んでしまいました。