ウィーンはカフェハウス文化が根付いていて、100年以上も続いている伝統カフェハウスが多くあります。
"伝統カフェハウス"ということでの共通性はあるものの、それぞれのカフェにはそれぞれの空気が流れています。
色々なカフェハウスに行きますが、お気に入りのカフェハウスとなるとそれなりに限られてきます。
中でもケーキがおいしいハイナーの常連で、仕事でもプライベートでもよく行きますね。
先日はちょっと休むつもりでお茶だけのつもりだったのですが、最近あまり食べてなかったトルテを見て、ついつい手を出してしまいました。
こちらはウィーンでも定番なトルテのひとつエスターハージートルテです。
ハンガリーの大貴族エスターハージー家のPaul III. Anton, Fürst Esterházy de Galanthaに因んで付けられたと言われ、ブダペストの菓子職人が考案し、オーストリア=ハンガリー帝国で人気のあるトルテとなりました。
ウィーンでも定番なエスターハージートルテはたいていのカフェコンディトライで食べられます。
コニャックやバニラで味付けしたバタークリームとアーモンドを入れた生地を交互に4~5層にし、特徴的なチョコレート装飾が施されたものです。
これにはメランジェが良く合います。
このエスターハージートルテもたまに食べたくなるんですね。