最近ラントマンに行く機会が多いです。
ここのランチメニューにちょっとハマってます。
ラントマンはウィーンで有名な伝統カフェハウスのひとつで、Franz Landtmannnによって1873年10月1日にウィーンで最もエレガントで大きなカフェハウスとしてリンク道路沿いにオープンしました。
このラントマンは去年10月に150周年記念を迎えています。
この150周年記念プロモーションフィルムに日本人のシェフ役で私も出演しています(笑)。
話が脱線してしまいましたが、今日はこのラントマンでお勧めの軽食のひとつをお届けします。
こちらはLandtmannwürstel(ラントマンヴュルステル)です。
軽食として定番なソーセージのひとつで、2本の長いソーセージがこのような形で提供されます。
25㎝ぐらいの長さの細いソーセージが茹でて提供され、Semmel(センメル)という典型的な地元のパンがついてきます。
小さな器に入っているのは左からKren...ホースラディッシュ(いわゆる西洋ワサビ)、マスタード2種類、そしてグラーシュソース、キュウリです。
このキュウリをピクルスと呼ばれることが多いと思いますが、ピクルスとは本来"西洋の漬物"という意味で、キュウリだけがピクルスではありません。
これはKÄSEKRAINERと共に地元で人気ある軽食のひとつで、カフェなどにもよく提供されています。
ソーセージが茹でてあるので、ナイフとフォークを使わず、手でソーセージを折って食べる人も多いです。
その時にパキッと瑞々しい音がします。
マスタードとKrenがよくマッチして、くせになる味です。
軽く食べておきたい時にお勧めです。
このLandmannwürstelは14ユーロです。