ウィーン 街中のクリスマスイルミネーション 5(2023年)

今日は風が物凄く強いです。

日中の気温は13℃ぐらいの予報ですが、明日から寒くなりそうです。

 

こちらでは元旦はあくまで年の始め、大晦日に遅くまで騒いでいるので次の日が休みでないとやってられないといった感じ、2日から仕事が始まりますが、1月6日まではクリスマスの習慣が続くのでそれ以降、今年は6日が土曜日であり、それまでクリスマス休みなので学校も8日から、それに合わせて仕事を始める人が多いでしょう。

 

さて先日のウィーン街中のクリスマスイルミネーションウィーン街中のクリスマスイルミネーション2と好ウィーン街中のクリスマスイルミネーション3クリスマスイルミネーション4を掲載しましたが、クリスマスの空気が終わらないうちに今日はその5です。

 

 

こちらはウィーンのどこだかすぐに気づく方は多いと思います。

赤の丸いイルミネーションとそのわきには渦巻き模様のイルミネーションが設置されていますね。

昼間見るとこの大きな丸はかなり濃い赤で、まるでくす玉のように見えます。

実際にこれが初めて設置された時には大晦日のカウントダウンの直後、新年を迎える時にくす玉のように割れると思っていた地元の人が多かったです。

渦巻き模様は明らかにウィーンの世紀末時代の画家"クリムト"を意識しているように思われます。

ここはシュテファン大聖堂からは国立オペラ座とは反対方面であるRotenturmstraßeで、ウィーンのイルミネーションの中でもちょっと特殊な雰囲気です。


 

こちらはウィーン旧市街にあるSpiegelgasseです。

ここには有名なアンティークデパート"ドロテウム"があります。

Spiegelgasseは1367年まで遡ることができ、Konrad der Spieglerという人物がこの界隈に家を所有していたということです。

いずれにしても鏡(Spiegel)職人がこの辺りに住んでいたそうです。

この通りを手前方向に戻ればグラーベンになります。

ここには雪の結晶を丸くしたようなイルミネーションがいつくも飾られています。

派手さはありませんがちょっと芸術的?です。