カールス教会前のクリスマス市(2023年)

アドヴェントの第3日曜日も過ぎて今週の日曜日が第4日曜日となるのですが、今年はその第4日曜日が12月24日であるため、実際アドヴェントの4週目は無いに等しいわけです。

何となく損した気がしますね。

その分今年はクリスマス市が早めに始まっているわけですが・・・自分の場合は11月に日本に一時帰国しているのでなおさらクリスマスが短く感じています。

 

今日はカールス教会前のクリスマス市です。

今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市シュテファン大聖堂のクリスマス市Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市市庁舎のクリスマス市Freyungのクリスマス市をすでに掲載しています。

 

 

カールス教会はヨーロッパでも重要なバロック建築で、ウィーンの街の風景にもよく登場します。

国立オペラ座から近い所にありながらも、団体ツアーでは車窓から見ることは多くてもほとんどここに訪れることがないのがとても残念です。

ここのクリスマス市は"ART ADVENT"と呼ばれ、今年は11月24日が初日であり、しかも30周年を迎えました。

ライトアップされた美しいカールス教会前には約80軒の屋台が並んでいます。

 

 

"ART ADVENT"と呼ばれる通り、屋台には他のクリスマス市とは違い、オリジナリティーがあってセンスのいい物が多く売られていて、地元で定評があります。

なおかつここで売られているフード系は全て"Bio"です。

どこもそうですがプンシュが売られている屋台がたいてい混雑していて、人々の陽気な笑い声が聞こえてきます。

 

 

上の写真ではこのクリスマス市から見られるライトアップされた楽友協会ホールが見えています。

ウィーンの街には絵になる場所が数え切れない程ありますが、そのような美しい場所に出ているクリスマス市はまた、この時期ならではの素敵な空間を感じとることができます。

 

 

ここはそこそこ規模も大きく、国立オペラ座からすぐ近くにある割には観光客がかなり少ないクリスマス市なので地元の空気を感じます。

特に地元の若者が多く集まったり、また家族連れが多いので子供達がたくさん来ています。

 

ここのオープン時間は毎日12:00~20:00ですが、千秋楽は12月23日ですからあと今日を入れて3日です。