ウィーンの街中はたくさんの人出です。
日本を始め、アジア諸国からの観光客はまだ以前ほど回復してないので、これが以前のようになればもっと街中は混雑するでしょう。
アドヴェントの2回の週末の混雑はコロナ以前にもここまでの人出があったかというほどでした。
今日はアドヴェントの第3土曜日でシェーンブルン宮殿から仕事が始まるのですが、先週よりも混雑するのでしょうか?
そんな雑踏から離れてこのSpittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市を訪れるとホッとしますね。
それでもここは多くの外国人観光客に出会いました。
今日は毎年恒例のここの名物ポテトパンケーキを紹介します。
ここのポテトパンケーキは"SPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFFER"(シュピッテルベルガー・エルトエプフェルプッファー)という名前が付けられています。
"Erdäpfel"はオーストリアでよく聞かれる言葉で"ジャガイモ"という意味です。
つまりシュピッテルベルクのポテトパンケーキです。
屋台の前にはよく行列ができていて、15分前後ぐらい(場合によってはそれ以上)待つことが多くあります。
先日も行列が出来ていました。
焼き栗スタンドのようにすでに焼かれていて暖められているものを売るわけではないので、出来立てのものを食べることができますから、じっと我慢して並びましょう。
細く切られた繊維のようなジャガイモとジャガイモを潰したものがミックスされてからっと揚げられます。
こちらでは"knusprig"という言葉でよく表現されています。
大きさは通常の屋台で売っているKartoffelpufferよりも2倍ぐらいの大きさで、外側がサクッとした食感でありながらも中身は柔らかさを感じます。
これには塩とニンニクを少し塗って食べるのが定番です。
これはくせになる味です。
ここは前述したようによく行列が出来ているので、これを食べるなら暗くなる前に行った方が並ばない確率が高いと思います。
でもこのSpittelbergのクリスマス市は暗くなってからの方がいい雰囲気になりますね。
今年のSPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFFERの値段は4.90ユーロでした。
やっぱりここも高くなっていますね。
それでもこれは食べたい!