ウィーン 街中のクリスマスイルミネーション(2023年)

早いもので今週の日曜日からアドヴェントが始まります。

アドヴェントとはクリスマスがあと何日したら来るんだろう・・・とわくわくしながら待つ時期のことで、クリスマスイブから4回の日曜日を数えます。

今年はここ1年で6回目の一時帰国をし、日本にいる間にクリスマス市が始まりましたから、ウィーンに戻ったら日本に行く前とはだいぶ街の様子が変わっていました。

 

今日はウィーンの街中のイルミネーションをお届けします。

 

 

こちらはGraben (グラーベン)のイルミネーションです。

Grabenはケルントナー通りとシュテファン大聖堂の間にあるStock im Eisen Platzからコールマルクトまでの約300mで、広場のような通りで、ウィーンでは最も美しい歩行者天国です。

ここにはペスト記念柱も立っています。

ローマ時代ヴィンドボナの頃は堀になっていた所なので、堀=Grabenということです。

ここのイルミネーションは鳥が羽ばたいているような雰囲気で、左右の建物に全部で10個取り付けられています。

イルミネーションがない通常のグラーベンも美しいですが、この時期はひと際印象的です。

 


 

こちらはコールマルクトです。

3つの歩行者天国では一番短く、200mぐらいの通りで、グラーベンとミヒャエル広場を結んでいます。

ここには高級店が多く並んでいることで知られ、有名なDEMELもあります。

ここは満天の星のように小さなイルミネーションが無数に灯されていてまるで銀河のようです。

 


 

こちらはケルントナー通りです。

たいてのガイドブックではウィーンの一番の目抜き通りと紹介されていて、国立オペラ座とシュテファン大聖堂を結んでいます。

ウィーンを個人で観光する人はここを何度となく歩くでしょう。

ウィーンの3大歩行者天国の中では一番長く、ローマ時代から存在していた歴史ある通りです。

ここは細かいイルミネーションがカーテンのように垂れ下がり、その中には大きな4つの星が輝いていて、それが左右交互に取り付けられています。

 


いかがでしたか?

ただ単に歩くだけで街全体がクリスマスの気分にさせてくれます。

年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要です。

ひと月以上も楽しむわけですからいかに重点が置かれているかがわかります。

このクリスマス時期のウィーンの街は特別な姿ですね。

また別の場所のイルミネーションも掲載したいと思います。