昨日久しぶりにリンツに行きました。
仕事の後にライブオンラインツアーVol.170もリンツから行いました。
何回もリンツに行ったことはあるのですが、ここからライブをしたことがなかったので、昨日はいい機会で参加者の皆さんからも好評を頂きました。
リンツ・・・今までザルツブルクほどではありませんが、仕事でもプライベートでも何回も来ているのですが、改めていい街だと思いましたね。
このコーナーではどうしてもウィーンのことが多くなりますが、せっかくリンツに行ったので今日はリンツを話題にします。
リンツ(Linz) はOberösterreichの州都でウィーンから西に直線距離で150km(車だと185km)に位置し、ドナウ河に面した歴史ある美しい街で、オーストリアではウィーン、ザルツブルクに次いで3番目に人口が多い街です。
Oberösterreich (OÖ)全体では約150万人、リンツは21万人(2023年現在)の人口です。
紀元前400年ケルト人が現在のリンツやその周辺に集落を築き、ケルト人達はLentos、古代ローマ時代にはLentiaと呼ばれました。
基本的な見所は旧市街で、国鉄ÖBBリンツ中央駅から2kmの所にあります。
リンツを観光する上でまず目指したいのがHauptplatz...中央広場です。
この中央広場(Hauptplatz)は220m x 60mの圧巻の大きさで、ヨーロッパでもっとも大きくかつ美しい広場のひとつとして知られています。
この広場に来たら思わずカメラを向けたくなると思います。
この広場は1230年頃に中世から中心になっていた場所が十分な広さではなくなったため、東側に拡張されて置かれたものです。
南北のSalzstraßeと東西のドナウ河の水路が交差する重要な広場となりました。
奥の方に2つのBrückenkopfgebäudeという1938-1943 Roderich Fickによるネオ新古典主義の建物(もの)がありますが、その奥にドナウ河が流れています。
この広場の真ん中にはAntonio Beduzzi(おそらく)のプランによる三位一体像が立てられています。
これはウィーンのグラーベンにあるペスト記念柱を参考にしたと言われています。
現在でも歩行者、自動車、路面電車も走るリンツの街の中心です。
広場を眺めるだけでなく、是非時間をかけてゆっくり歩いてみましょう。
歴史を感じる重要な建物が多くありますよ。