この時期の王宮庭園のモーツァルト像

朝夕はかなり涼しく、人によっては寒く感じるウィーンの街ですが、今日から日中の気温がまた25℃を超えるようで、秋になりきらない気候ですね。

日中は夏の延長を感じさせ、この時期にしては暖かいですね。

昨日もお客様に黄葉を楽しみにして来たのですが、まだまだですね~・・・と言われました。

確かにもう少し秋を感じられてもいいかもしれません。

そう書き始めながら今日のウィーンの朝は深い霧が発生して、今に限っては秋を感じます。

 

さて、今日はこの時期の王宮庭園のモーツァルト像を掲載します。

去年の秋ぐらいのこのモーツァルト像はずっとネットがかかっていて、修復をしていました。

その時期にウィーンを訪れた方はここに来て誰もが失望したのではないかと思います。

でもそれも国会議事堂のように長い期間ではなく、数カ月で終わり、今年から綺麗になって王宮庭園で皆さんを待っています。

 

 

もともとこのモーツァルト像はオペラ座裏のアルベルティーナ広場(現在ではHelmut Zilk 広場)に立てられていたのですが戦争で被害を受け、その後修復されて現在のように王宮庭園に新たに置かれました。

 

ザルツブルクにあるモーツァルト像よりもこちらウィーンの方が有名ですね。

この像はヴィクトール・ティルグナーという彫刻家によるもので、19世紀終わりに制作されました。

 

この場所のシンボル的なト音記号を模る花の色が年間で何回変わるのでしょうか。

写真は今年9月後半のある日の光景です。

モーツァルトの曲が響いて来ませんか?

 

 

 

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