メルク修道院とバルコニーからの眺め

先月またヴァッハウ渓谷へ行ってきました。

ウィーンからヴァッハウ渓谷への1日観光の場合、一般的に午前中はメルクの修道院を見学し、昼食を食べた後は午後船下りでたいていDürnstein(デュルンシュタイン)で下船し、ウィーンに戻るという感じです。

専用バスで行く場合が多く、一般的に8時間観光、電車で行く場合は少なくとも9時間は必要です。

 

メルク修道院はウィーン中心部から約90km西に離れた所にあり、ドナウ河沿いの断崖の上から、まるで街を見下ろすように建っています。

この修道院は重要なバロック建築でもあり、さらにこの場所は歴史的にもとても重要な位置にあります。

この辺りのドナウ河は古代ローマ帝国時代国境でもあり、ドナウ河沿いにはウィーンのように駐屯地が多く築かれました。

このMelkもローマ時代からの集落がありました。

Melkは831年に"Medilica"という名で最初に登場しますが、ハプスブルグ家の前に栄えた中世のバーベンベルク王朝の最初の居城が置かれた場所でもあります。

 

 

これは修道院のバルコニーからの眺めで、修道院を見学しないと見ることができません。

 

この日は修道院見学が11:15と遅い予約だったので、先にメルクの旧市街を少し散策しました。

 

 

ここからの眺めは必見です。

 

 

 

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