王宮にあるシシィ博物館の入り口はどこですか・・・という質問をよく受けます。
王宮は13世紀から帝国が解体する1918年まで一度も完成しなかった様々な様式から成り立つ複合体で、ヨーロッパでは宗教的建物以外では最も大きな建造物です。
多くの博物館が存在し、入り口も違うため、王宮を歩いているとヨーロッパからの観光客からも私に・・・はどこですかと聞いてくる方も結構います。
シシィ博物館はフランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートの結婚150周年記念日にあたる2004年4月24日に王宮の一角にシシィ博物館がオープンし、来年で20周年を迎え、世界中から様々な方が訪れる大成功した博物館のひとつでしょう。
最近ここを通ると入場チケットを買うための行列が出来ていることが多くなりました。
こちらの写真は9月半ばの11:30頃です。
王宮 5で紹介したミヒャエル広場に面したミヒャエル宮で、国立オペラ座の後ろから王宮沿いにずっと歩いて行った所にあるシシィ博物館の入り口です。
ここを入ると左側にチケットを購入する窓口がありますが、そこから外の方へと行列が出来ています。
最近ここを通ると以前よりも混んでいるなぁ~と思うことが多くなりました。
シシィ博物館を見学したら、そのまま皇帝の部屋に続きます。
シェーンブルン宮殿は部屋自体に個性があって、ハプスブルク家のことをあまり知らなくても楽しめますが、シシィ博物館はエリザベート皇后やフランツ・ヨーゼフ1世などにもっと深く降れることができます。