今年は6月19日に日中の気温が初めて30℃を越え、30℃を越えた日は昨日までに28日あるウィーンです。
今日も35℃付近になるので今日で30℃を超えるのは今日で29日ということになります。
私が7月後半~8月初旬に一時帰国していた時のウィーンは雨が多く、20℃前後の日が多く、ウィーンに帰って来た日は夕方でしたが16℃だったんですね。
こちらの35℃付近の暑さは日本とは違う暑さです。
梅雨がない気候であり、湿度が低いのですが日差しは日本より強いですから、20℃ぐらいでも太陽の下にいるとかなり暑く感じます。
30℃を超えるとその暑さはより強くなりますが、日本のような不快な暑さではありませんので、日陰に行けばかなり涼しく感じます。
暑い時には日陰に行くのもいいですが、Hochstrahlbrunnenのそばで水しぶきを浴びるのも快適です。
水しぶきと言えばコロナ以前ぐらいからウィーン市が特定の場所にミストを設置していますが、その数がどんどん増えていて、え、こんな所にも設置されているんだ・・・ということが多くなりました。
こちらは30℃を超えた7月のある日のウィーン中心部Neuer Marktです。
ここのミストはよくあるように消火栓にミストの装置が取り付けられてという暫定的なスタイルではなく、ミストとしてしっかり作られています。
もっともこの広場は地下駐車場を作るため数年にわたって大工事現場だったのですが、それも終わり、洗練された広場に蘇りました。
もちろん周りの歴史的建造物はそのままです。
ここのミストは本当に気持ちよく快適です!
ある程度の高さから真横に吹き出すのでちょっとモダンになった感じで、よく届きます。
日本でもミストが吹き出しているのを見ましたが、気候的に全く涼しくなく、むしろ湿気をより感じて逆効果になるのではと感じたほどでした。
このミストの水はアルプス山脈からの良質な上水道が噴き出してきますから、ある意味では非常に贅沢なミストです。