日本から帰って来て休む間もなく徒歩観光や遠出の仕事をしたので、時差ぼけが未だに回復してない感じです。
明らかに集中力が欠けていますね。
日本は36℃~37℃の毎日でしたが、こちらウィーンも30℃を超えています。
先週自分がウィーンに戻る前は16℃ぐらいで雨も多く降っていましたが、ウィーンに戻ってからはずっといい天気です。
こちらの30℃を超えた暑さは日本の湿気がある不快な暑さではなく、日差しが強いカラッとした暑さですから日陰に行けばかなり涼しく感じます。
さて、今日はこの時期色々な場所で見られるポピュラーな花をお届けします。
こちらの奥に見える紫の花はドイツ語で
Sommerflieder (ゾンマーフリーダー) 、Schmetterlingsstrauch (シュメッターリングスシュトラウホ)などと呼ばれています。
学名ではBuddleja davidii 、
日本語ではフサフジウツギです。
フジウツギ科でフジウツギ属です。
フジウツギ属は世界には約100種ほどあるそうです。
"ゾンマーフリーダー"は日本語にして夏ライラックなんていう名になりそうです。
でも春に咲くウィーンでもたくさん見られるライラックとは違いますが、よく似ています。
原産は東アジア(おそらく中国)で、日本には明治時代にヨーロッパで改良されたものが入って来たそうです。
高さは4mぐらいまでで、開花時期は7月~9月です。
濃い紫、薄い紫色が圧倒的にポピュラーですが、赤っぽいものや白もあります。
ひとつひとつの花は1cmぐらいで、全体で円錐状に密集して咲き、長さは10cm~30cmぐらいで、先が垂れ下がったように咲いています。
色が綺麗なので遠くからでもすぐにわかります。
こちらではZierpflantze (観賞用)として、庭や公園などに多く見られます。
2023年8月14日11:45頃、ハルシュタットでの撮影です。