オーストリアのひとつの観光スポットで最も多くの人が来るのはシェーンブルン宮殿ですね。
ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されているわけですが、ここの混雑状況がウィーンにどのくらいの観光客が来ているかというおおまかな目安になります。
ガイドという仕事柄1日に2回シェーンブルン宮殿に行くことも頻繁にあるので、微妙な空気の違いをすぐに感じとることができるのでしょう。
こちらは昨日12:00過ぎぐらいのシェーンブルン宮殿のクローク付近で、宮殿入り口の方に向って眺めています。
シェーンブルン宮殿を正面から見て、左側に宮殿の入口があり、そこから中に入るとすぐ左側には女性用無料トイレがあり、ちょっと先に進むとお土産コーナーがあります。
通路を挟んでその右側に写真左側に見られるクロークがあるわけですが、そのクロークに向かって入口から大行列です。
奥に見える入り口界隈から並んでいるのが見えますね。
知らない人は宮殿入場のためにここから並んでいると思い、クロークに用がなくても疑うことなく並んでいる人もいます。
シェーンブルン宮殿には背負うタイプのリュックサックを持ち込むことができません。
実際リュックサックを持ち込めない所はたくさんあり、例えば美術史博物館もそうです。
そのためリュックサックは必ず預けなければいけません。
無料で預かってくれますが、これだけ並んでいると相当な時間のロスですね。
この界隈では係がリュックのチェックをしていて、仮にここを通過できても、入り口でまたチェックされますから、結局ここに戻ることなります。
確かに宮殿内もかなり混雑していました。