雨が多かった不安定な天候が続いた後は予想通り日中の気温が25℃を超える初夏の陽気が到来したウィーンです。
日本の梅雨みたいな感じでしたね。
実際は湿気が少ないので梅雨とはだいぶ違いますが、毎年こんな感じです。
さて、前回はウィーンにこの時期に見られる花としてタマリスクを紹介しましたが、今日も色々な所に見られる堂々とした花です。
ウィーンでも多く見られる花のひとつに、Rhododendoron(ロードデンドロン)、
学名では(Rhododendoron ponticum)、日本語ではシャクナゲがあります。
市立公園をリンクからシュトラウス像に向かって入っていくとすぐに目立つ鮮やかな花が咲いています。
シェーンブルン宮殿のオランジェリー庭園にもたくさん見られます。
北半球に多くあり、特にヒマラヤ地方にはかなりの種類があるそうです。
ラテン語でRhododendoronと始まりますが、ツツジも、Rhododendoron luteum やRhododendoron ferrugineum や、Rhododendoron hirsutum というので、注意が必要です。
ドイツ語では、それぞれGelbe Azalee, Rostblättrige Alpenrose, Behaarte Alpenrose と呼ばれ、ツツジです。
写真は全て2023年5月21日7:20頃、市立公園で撮影したものです。