今年のゴールデンウイークは色々な所に出かける人が多かったと思います。
日本国内旅行はコロナ以前の状態にほぼ戻ったのではないでしょうか。
4月29日から日本入国の際のPCR陰性証明やワクチン接種証明もやっと要らなくなり、5月2日からオーストリア航空のウィーン~成田の直行便も再開し、ウィーンにもゴールデンウイークには多くの日本からの旅行者が来ました。
まだコロナ以前のようには戻っていませんが、明るい空気です。
さて、この時期の旬の物と言えばアスパラですね。
多くのレストランではアスパラが登場しますし、スーパーにも必ずアスパラが売られています。
私もすでに今年は数回アスパラを食べていますが、Plachuttaのアスパラはお勧めです。
Plachutta(プラフッタ)と言えば真っ先に出て来る料理はTafelspitzです。
PLACHUTTAはウィーンで6店舗ありますが、個人的にも仕事でもよく行くのは場所的に行き易い国立オペラ座のそばにある"Plachuttas GASTHAUS zur Oper"です。
ここのTafelspitzは本当にくせになりますね。
でも今回はアスパラを食べる目的で行きました。
こちらは"Frühlingsspargel mit Sauce Hollandaise dazu Petersilienerdäpfel(フリューリングスシュパルゲル ミット ホランデイス)です。
この時期の旬のアスパラにオランデーズソースの一番オーソドックスなアスパラ料理です。
期待通りの味で美味しかったですね!
これで26.80ユーロ...決して安くないですが、Plachuttaですし、物価高を考慮すれば仕方ないでしょうか。
実はメインのアスパラ料理を食べる前に、アスパラのクリームスープも飲みました。
こちらは11ユーロですが、コクがあり、くせになる上品な味です。
アスパラガスと言えばオーストリアではマルヒフェルト産が最もポピュラーで有名で、EUからも原産地保護をされています。
マルヒフェルト(Marchfeld)はウィーンの東側からスロヴァキア方面にかけて広がる地域で、広さ約900km²もあります。
この地域には現時点で約400haの広さでアスパラガスの畑が広がっていて、毎年2.585トンの生産量を誇り、ここから2.260トンはオーストリア国内の至る所に運ばれます。
オーストリアでのアスパラの消費量は1人につき平均500gだそうです。
また機会があればアスパラ料理を掲載したいと思います。
この時期はアスパラガスですね。