2012年はクリムト生誕150周年記念の年で、それをきっかけに団体ツアーの多くはベルヴェデーレ宮殿に入場観光することが非常に多くなりました。
ベルヴェデーレ宮殿はオーストリアギャラリーという美術館になっていて、19,20世紀の作品を中心に中世、バロック、現代と幅広く展示されています。
年々このオーストリアギャラリーの訪問者が増加していて、2018年の8月からはクリムトコーナーへの入場制限も導入されました。
しかも2019年の7月から10名以上の場合はシェーンブルン宮殿同様、時間予約制度が導入されました。
団体ツアーの場合は制約が多くなり、かなり大変です。
週末などは頻繁に混雑するようになり、入場するにも相当な待ち時間が必要となる場合が多くなりました。
こちらは5月1日の午後12:45頃のベルヴェデーレ宮殿上宮の入り口です。
5月1日は月曜日、メーデーの祝日で、少し長い週末を楽しもうと多くの方がウィーンを訪れました。
反対側にあるチケット売り場でもかなり並んでいて、結構混んでいるんだろうなと思いましたが、ここまで並んでいるとは思いせんでした。
宮殿内に多くの人がいるので、入場制限されている状況です。
団体ツアーの場合は前述したように、予約時間が必要となっていますので、この行列を横目に見ながら専用のカウンターに行きますので、待ち時間が無いのが快適です。
コロナが始まって3年目にやっとコロナ以前のように大混雑する状況になったことは嬉しいことです。
ちなみに4月29日からやっと日本入国時の陰性証明、ワクチン接種証明の提示がなくなり、5月2日からオーストリア航空のウィーン~成田の直行便が再開されました。
中国、韓国よりもアジアでは日本が一番遅く、やっと以前のように来易くなりました。
今年のゴールデンウイークはかなり忙しくなっています。