今日から夏時間になりました。
日本とオーストリアの時差は通常8時間で、日本の方が8時間早いわけですが、毎年3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までの7ヶ月間は夏時間が採用されていて、時計の針を1時間先に進めるので日本との時差は7時間となります。
今日の3月26日が今月最後の日曜日なので、夜中の2時から3時に時計の針を進め、夏時間となりました。
実際に夜中の2時に起きて時計を進める人は少ないと思いますので、前日頃合いを見計らって時間を戻すパターンが一般的かもしれません。
1時間損したことになります。
2018年の2月にEU議会が夏時間廃止を発表しました。
2018年に冬時間に戻る時に、今まで以上に夏時間廃止が話題としてよく聞かれました。
今までは特に大きな注意もなく、自然と社会が夏時間、冬時間になっていたような気がしますが、384のEU議員が夏時間廃止に賛成、154の議員が反対という結果となり、2019年から実施しようという空気が流れていました。
今回が"夏時間から冬時間に切り替わる最後かもしれません・・・"とニュースや新聞、ラジオなどでかなり頻繁に報道されていたのを覚えています。
廃止以降はどうなるかというと、それぞれの国が夏時間か冬時間を選択できるということでしたが、多くの国がまだ選択できないのが実情のようです。
当時オーストリアがEU議長国となっていて、(2018年の下半期7月~12月)「調整のための時間を確保する」として目標時期を2021年にする案を提示したんですね。
これがかなり支持されていたということです。
ちなみにオーストリアの前々回議長国となったのは2006年の上半期で、モーツァルト生誕250周年のまさにその時で、最初は1998年の下半期なので、過去3回議長国を担っています。
ちなみに今年2023年上半期はスウェーデンです。
オーストリア政府のホームページには2026年の夏時間までは掲載されていますね。
私個人的にはウィーンに住んでいる限り夏時間があった方がいいと思いますが、その反面1時間の時差はそれなりに体に影響しているような気がします。
私は時間が切り替わる前日に仕事から帰って来たら夕方に家の時計を一斉に変えます。
家内に毎回呆れられていますが・・・。
私の場合は1時間の時差と言えども、微妙に体調に影響しますし、次の日に仕事に遅れるわけにはいきませんし・・・。
1年に2回あることで、もう何十回も経験しているのですが、その都度新鮮さを感じます。