無事にお通夜と葬儀も終わりました。
この歳にして初めて身内の葬儀を経験し、今回の日本滞在は深い悲しみを通して、改めて家族の絆や精神面、神道を通しての日本の習慣や歴史など人生の勉強をして人間として一回り大きくなった気がします。
今日も実家の八王子は青空が広がっています。
私が来た年末から毎日冬の青空です。
さて先日久しぶりにシェーンブルン宮殿の雪景色を掲載しましたが、今日はちょっと上に行ってみましょう。
奥の丘の上に堂々と立っているグロリエッテです。
もともとこの丘の上に宮殿の本館が建てられるはずでしたが、残念ながらそれは実現しませんでした。
ここに宮殿の本館ができていたら物凄い規模になっていたでしょう。
グロリエッテは、庭園内最後のものとして、ホーエンベルクによって当初は栄誉神殿と素晴らしい眺めを念頭にプランしたようで、完成は1775年です。
いくつかの不条理な戦争に勝利したことにも捧げられています。
グロリエッテの中央上の部分には、単頭の鷲が置かれています。
ラテン語で、「皇帝ヨーゼフ2世とマリアテレジアの治世の下で」という意味が記されています。
全体の長さ135.3m、高さ25.95m,幅14.6mです。
下から見てる以上に大きいものです。
手前にある池も雪で覆われています。
こちらはグロリエッテへからの眺めです。
ここには何度も来ていますが、雪景色を見るときは限られてしまいますね。