ウィーンはクリスマス休暇が終わって昨日から学校も始まりました。
それに合わせて仕事を始める人も多いでしょう。
Heilige Drei Könige (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)が過ぎるとクリスマスツリーを捨てる人が多いと思います。
自分は身内に不幸があったため年末から日本の実家にいるので、ウィーンの今の雰囲気は経験からの想像しか出来ないのですが・・・。
日本食が好きなだけ食べられる環境で、そろそろウィーンのメランジェが恋しくなってきましたね。
今日は大好きな美術史博物館の雰囲気が見たくなったのでそれを少し取り上げます。
美術史博物館よくヨーロッパ3大美術館のひとつと言われていますが、ルーヴルのような大きさはありませんが、集められている作品の内容がとても素晴らしいのです。
絵画史上重要な作品だけが集まっているといういい意味で類を見ない美術館です。
ウィーンのリンク道路時代の重要な建築のひとつとして、ゴットフリート・セムパーとカール・フォン・ハーゼンナウワーによって初めから美術館を意図として作られ、1891年一般公開されています。
素晴らしい絵画を展示するためには、その展示スペースも絵画の内容と合わせて重要と考えられたからです。
ここに初めて来た方は館内の素晴らしさにきっと驚くでしょう。
写真はこの美術館の中央に位置するカフェレストランです。
絵画だけでなく、建築も素敵なのでお茶を飲みにくるだけでも価値があります。
ただここに来るためでも博物館の入場料はかかります。
私が美術史博物館を御案内する時には、どのくらい案内に時間がとれるか、それによって途中にここで休憩を入れることもよくあります。
この素敵な空間はここに展示されている絵画史上重要な作品と時代は違っていても非常にマッチしていることがわかります。
ここに座ってゆっくりメランジェが飲みたいです。