今日は成人の日ですね。
自分がはるか昔に成人式に行ったことを思い出します。
私がウィーンに住み始めて日本で成人の日を迎えるのは初めてです。
ウィーンはクリスマス休みも終わり、今日から学校が始まります。
ウィーンの街は今でもかつての帝国の都であった面影を残し、荘厳な建造物が建ち並ぶ、緑豊かな洗練された美しい街です
それもハプスブルグ家というヨーロッパで一番長く続いた王朝の居城がこの街にあり、そしてそのハプスブルグ家の下にかなりにわたって神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号が置かれていたことで、様々な人たちがこの帝国の都に集まって来ました。
そこでウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥深い街となったわけです。
ウィーンは様々な角度から楽しめる街です。
今日は数字で見るウィーン市あれこれの最新データを更新をかねてお届けします。
人口 (2022年1月1日現在) | 1.931.593人 |
男女の割合 | 男性48.9% 女性51.1% |
ここ10年の人口増加率 | 214.509人の増加 (+12.5%) |
出生と死亡 (2021年) | 出生19.359人 死亡18.086人 |
平均寿命 | 男性77.7歳 女性82.6歳 |
国籍 | オーストリア国籍67.8% |
外国人 | EU 国籍14.1% EU以外18.0% 179ヵ国の国籍数 |
ウィーンに移民した数 | 88.073人 |
ウィーンから出て行った数 | 78.492人 |
移民国籍ベスト3 | シリア+31.251人 ドイツ+18.677人 ルーマニア+18.556人 |
この統計はウィーン市2022年の統計によるものです。
ウィーンは23区で分けられたかなり広い街です。
全人口1.897.491人のうちで約68%が地元オーストリア人、約32%が外国人ということになります。
国籍数も179と世界各国からの人がウィーンに移り住んでいます。
ウィーンは国連都市があることも大きいですが、ハプスブルグ帝国時代からもともと多民族国家でしたので、その流れが受け継がれていると言えるでしょう。
このようなデータを改めて見ると非常に興味深いですね。