カールス教会前のクリスマス市(2022年)

アドヴェントの第4日曜日も過ぎて、いよいよ今週の土曜日はクリスマスです。

クリスマス市が出始めの頃はひと月以上もクリスマスの空気を楽しめるなと思うのですが、振り返るとあっという間に時が流れて行きフィナーレに近づいています。

ここ1週間ぐらいは日中0℃前後の寒い日が続いています。

今日も予報では日中0℃ですね。

しかし興味深いことに毎年クリスマス前にはマイナスになることもあり寒い日が続く期間があるのですが、クリスマスはプラス10℃前後なんです。

今年も予報では12月24日はプラス12℃~15℃なのでかなり暖かくなりそうです。

 

さて、今日もウィーンのクリスマス市シリーズ、行きましょう。

 

今年は一番最初にウィーンStammersdorfのクリスマス市、そしてシェーンブルン宮殿のクリスマス市Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市MQのクリスマス市を、そしてミヒャエル広場のクリスマス市シュテファン大聖堂のクリスマス市ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市を掲載しました。

 

今日はカールス教会前のクリスマス市をお届けします。

 

 

カールス教会はヨーロッパでも重要なバロック建築で、ウィーンの街の風景にもよく登場します。

国立オペラ座から近い所にありながらも、団体ツアーでは車窓から見ることは多くてもほとんどここに訪れることがないのがとても残念です。

 

ここのクリスマス市は"ART ADVENT"と呼ばれ、今年は11月18日が初日でした。

去年は11月19日が初日でしたが、その3日後の22日にはロックダウンのためクローズとなり、その後クリスマス前に再オープンしましたが、屋台の数がかなり少なめでした。

今年は規制なしです。

ライトアップされた美しいカールス教会を背景にコロナ以前のように約80軒の屋台が並んでいます。

 



 

"ART ADVENT"と呼ばれる通り、屋台には他のクリスマス市とは違い、オリジナリティーがあってセンスのいい物が多く売られていて、地元で定評があります。

なおかつフード系は"Bio"をテーマにしています。

どこもそうですがプンシュが売られている屋台がたいてい混雑していて、人々の陽気な笑い声が聞こえてきます。

 

 

上の写真ではこのクリスマス市から見られるライトアップされた楽友協会ホールが見えています。

ウィーンの街には絵になる場所が数え切れない程ありますが、そのような美しい場所に出ているクリスマス市はまた、この時期ならではの素敵な空間を感じとることができます。

 

ここはそこそこ規模も大きく、国立オペラ座からすぐ近くにある割には観光客がかなり少ないクリスマス市なので地元の空気を感じます。

特に地元の若者が多く集まったり、また家族連れが多いので子供達がたくさん来ています。

 

ここのオープン時間は毎日12:00~20:00です。

 

 

 

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