クリスマス習慣・・・あっという間に今日がアドヴェントの第4日曜日で、アドヴェントクランツには4本目のロウソクが灯されました。
クリスマスまで1週間を切りました。
クリスマス市が街に出始めると、一挙にクリスマスが身近になりアドヴェントまでまだ日があるし、ひと月以上もこの空気を楽しめるんだなぁ~・・・と思うのですが、アドヴェントに入ると1週目、2週目とクリスマスに向って加速するかのように時が流れて行き、もうクリスマスもフィナーレに近づいている空気に変わっていきます。
ウィーンのクリスマス市シリーズ、どんどん行きましょう。
今年は一番最初にウィーンStammersdorfのクリスマス市、そしてシェーンブルン宮殿のクリスマス市、Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市、MQのクリスマス市を、そしてミヒャエル広場のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市をすでに掲載しました。
今日はベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市をお届けします。
ベルヴェデーレ宮殿もシェーンブルン宮殿と同様、頻繁に訪れる観光スポットで、重要なバロック建築であることで知られています。
"バロック建築"ということをテーマにすれば、シェーンブルン宮殿以上に評価が高い宮殿で、上下宮2つの宮殿が庭園を挟んでいます。
ここは現在オーストリアギャラリーという重要な美術館となっています。
ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市は今年で18回目を迎え、中心から離れていることもあり週末以外は混雑が少ないこと、また歴史ある美しい宮殿を背景にした空間が素敵です。
こちらは上宮側の入り口になり、この時期にしか見られないイルミネーションが灯されています。
ここは今年11月18日が初日で12月26日19:00までオープンしています。
去年はここも他と同様オープンしてすぐにロックダウンでクローズ、そしてクリスマス前に再オープンを経験し、入るには2G証明が必要でしたが、今年は規制なしです。
上宮の前に屋台が並べられ、クリスマス市の素敵な空間を提供しています。
左上の写真はプンシュスタンドです。
ここもシュテファン大聖堂のクリスマス市同様、オレンジプンシュが4.90ユーロ、カップ代が5ユーロとバカ高です。
それでもこの時は結構混んでいましたね。
もっとも混んでいるのはプンシュスタンドだけです。
ベルヴェデーレ宮殿は重要な観光スポットなので、クリスマス市にも観光客が多いです。
このクリスマス市には小さな子供が乗れるサンタクロース列車やちょっとしたメリーゴーランドのようなものも作られています。
中心の混雑を避けて少し落ち着いたクリスマス市を探している方にお勧めです。
ひとつ気になったのはクリスマスツリー🎄が立てられてないんです・・・。