シェーンブルン宮殿のクリスマス市(2022年)

今日は11月最後の日ですね。

ウィーンは今週毎日曇りです。

こちらでは"grau in grau"とよく言われ、雲が街を覆ってどんよりした暗い空です。

気温も日中4℃前後とちょうど12月に冬が始まるかのようです。

太陽が出ないと朝7:00を過ぎても結構暗いですね。

毎年そうなんですが、クリスマスの時はなぜかプラス10℃前後になるんですね。

今年もそうなる気がしています。

 

そんな暗い空を忘れさせてくれるクリスマス1色のウィーンです。

Stammersdorfのクリスマス市から始まり、今日はシェーンブルン宮殿のクリスマス市の様子です。

 

 

今年2022年のシェーンブルン宮殿のクリスマス市の初日は11月19日で、28回目のクリスマス市となりすっかり地元に定着しています。

去年2021年は11月20日が初日だったのですが、11月22日からロックダウンが始まったので、ロックダウン前の2日しかオープンできませんでした。

今年は制限がなく、コロナ以前に戻ったような感じを受けますね。

この日は午前中からずっと雨が降っていたのですが、午後遅くには雨もあがりました。

でも地面が濡れていることがわかります。

いいですね、シェーンブルン宮殿のライトアップは。

ライトアップはいつも見られますが、クリスマスツリーを正面に見てのこの雰囲気は今の時期だけです。

 



 

イルミネーションやスタイルは例年通りで特に変わったと印象はありませんでした。

正面にツリーを見て、正面と左右に3つの入口からエリアに入ります。

去年は2G規制がありましたが、今年はそれもなく去年の規制が笑い話のようです。

 

この日は11月24日17:00頃ですが、宮殿の見学が終わりになって出てきたツーリストや地元の人々でそれなりに賑わっていました。

ここにいるとコロナが過去のように思えます。

バロック様式の美しいシェーンブルン宮殿の幻想的なライトアップを楽しみながらのクリスマス市は他とはちょっと違いますね。

コロナを一通り経験した人々の気持ちの余裕をそこらじゅうに感じました。

やっぱり"花より団子"でプンシュスタンドが一番盛況です。

今年のシェーンブルン宮殿のプンシュは4.40ユーロでカップ代が4ユーロです。

今の御時世の物価上昇を意識させられますね。

 


 

ラッキーのことにアンサンブルが観られました。

シェーンブルン宮殿をバックに美しいハーモニーが場を盛り上げてくれました。

 

今年も例年通り、シェーンブルン宮殿のカップをお土産に購入できます。

一番右が毎年ここで提供されている白黒カップ・・・これでも4ユーロです。

真ん中の赤い記念カップが5ユーロ、一番左の記念カップは写真では分かりにくいですが金色も使われていて6ユーロです。

この屋台は宮殿を正面に見て、エリアの左側入り口にあります。

 

 

 

今年のクリスマスツリーは樹齢90年のトウヒで、高さ18m、Niederöstereich の Waldviertel地方のMünichreithからのもので、1.000個のLEDライトで装飾されています。

 

 

 

 

 

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