ウィーンの王宮界隈には多くのアンティークショップがあり、そこには帝国時代を思い起こさせる多くの物が売られています。
ドロテウムは特に有名ですね。
アンティークショップ以外にも、ウィーンの街中の多くの場所で定期的にのみの市が開かれ、賑わっています。
のみの市と言えばナッシュマルクトの中心方面から見て延長上にあるFlohmarktを真っ先に思い出します。
こののみの市は地下鉄4号線(U4)のKettenbrückengasseの駅舎のすぐ後ろにあり、毎週土曜日の朝6:30~15:00まで開かれています。
土曜日が祝日でもオープンしています。
12月24日と12月31日が土曜日となった場合は6:30~12:00までです。
12月25日と26日、1月1日と6日は開かれません。
写真は今年8月20日土曜日の12:30頃で、かなりの賑わいを見せていました。
地元の人、観光客からアンティークのプロまで様々な人が訪れます。
使える、使えないは別にして、あらゆる分野のありとあらゆる物が売られています。
アンティーク商品、絵画、おもちゃ、衣料品、レコード、蓄音機、オーディオ関係、ゲーム、置物、書籍、手紙、看板・・・きりがありません。
こちらはそののみの市の平日の様子です。
ここは本来駐車場になっています。
土曜日の賑やかさとは正反対ですね。
この "のみの市"は誰でも店を開くことができるんです。
労働許可証は要りませんし、オーストリアに住んでいなくてもいいので、旅行者でもOKです。
ただし1年に3回までと決められています。
これは年度を跨がずにということですので、今から来年の今までということではありまん。
営業場所は大きな場所と小さな場所があり、
大きな場所は123個3mx2m、
小さな場所は246個1.5mx2mで、
計369個の営業場所が確保されています。
ウィーン市に払う場所代は、大きい場所が€43,60-,小さい場所が€21,80- です。
申し込みはWiener Marktamt für den 4. bis 6. Bezirk (ウィーン4区、6区の市場役所)に遅くても6週間前までに個人的に行い、場所のチケットは支払い後、すぐにもらえます。
もしくはOnlineでも可能です。
場所チケットは自分が店を出す前日の金曜日12時までには取りに行かなければいけません。
この場所は地下鉄U4の"のみの市"がある駅Kettenbrückengasseのすぐ前にあります。
ここの営業時間は以下の通りです。
月、火 8:00~12:00、水 14:00~17:30、土 6:00~12:00
申し込みに必要なものは写真付きの身分証明書が必要です。
以下ウィーン市のホームページです。(ドイツ語)
http://www.wien.gv.at/amtshelfer/wirtschaft/maerkte/markt/flohmarkt/naschmarkt.html