夏休みも今週で終わり、来週月曜日から学校も始まります。
気分一新して新年度の始まりです。
今年はコロナ禍でも2年前と比べると多くの人が休暇に出かけ、コロナはほぼ終わっているという意識を持っている人が多くなっているようです。
オーストリアでは5月16日からオーストリア入国にあたってのコロナ規制がなくなりましたので、オーストリア入国はコロナ以前の状態に戻っていて、8月1日より陽性でも隔離がなくなりました。
9月7日から日本でも入国に際しての72時間以内のPCR陰性証明が要らなくなるということで、旅行業界でも期待が大きく持たれています。
実際の所オーストリアでのコロナ感染状況は現在どうなっているのでしょうか?
今日は前回の休暇前からしばらく日が経ったので1日の感染者数の推移と病院状況をオーストリア全体とウィーンの状況をまとめます。
この統計は2020年5月2日が最初で6月6日には新型ウィルスに関しての統計その2を、6月17日には新型ウィルスに関しての統計その3を、7月5日にはその4を、7月20日にはその5を、8月3日にはその6を、8月14日にその7を、8月23日にその8を、8月31日のその9を、10月1日にはその10を、11月23日にはその11を掲載しました。その約9ケ月後2021年9月にその12を、10月10日にはその13を、11月11日にはその14を、2022年1月15日にはその15を、1月23日にはその16を、2月17日にはその17、3月17日にはその18を、5月21日にはその19を、7月4日にはをその20を掲載しました。
上の表は8月15日から8月30日までの1日の感染者数で、左がオーストリア全土、右がウィーン市です。
前回と比較するとオーストリア全体的に半数に減少しています。
オーストリア全人口が約900万人ですから、1日3万人のペースで感染していけば、計算上では300日で全人口が感染することになります。
実際には2回目、3回目の感染だという人の話もよく聞きますし、多くの感染者がワクチン接種を3回済ませています。
各表の一番右側の数字は100.000人単位です。
上段はオーストリア全土、下段はウィーンです。
左から・・・
検査数、確定症例、治癒数、死亡数、現時点での発病数です。
前回と比べると現在の発病数はやはり少なくなっています。
上段はオーストリア全土、下段はウィーンです。
左上は追加利用可能な病院ベット数、右上は追加利用可能な集中治療のベット数、
左下はベット利用数、右下は集中治療室利用数。
ここで紹介したデータはオーストリア連邦保健省管轄である Agentur für Gesundheit und Ernährungssicherheit GmbH (AGES) の新型コロナウイルスの感染状況を示す統計ダッシュボードから引用しています。