2020年11月2日の夜20:00頃ウィーンでテロが発生したことはまだまだ記憶に新しいと思います。
永世中立国であるオーストリアの首都ウィーン、ヨーロッパで最も治安がいい街であるウィーンでテロがあったなんて今思っても信じられません。
テロの状況は2020年11月3日付のウィーンでテロなんて信じられない、テロから一夜明けてをご覧下さい。
このテロで亡くなった犠牲者の慰霊碑が置かれています。
こちらはウィーン旧市街の一角にあるDesider-Friedmann-Platzです。
ここはルプレヒト教会、バミューダトライアングルが近くにあり、昼間は閑静な佇まいを見ている広場です。
この広場の中央に小さな石碑が置かれていて、遠くからでも最近置かれたんだなということが想像できるように石碑に艶があります。
広場の名称であるDesider Friedmann (1880-1944)はオーストリアの弁護士でありユダヤ復興主義者であると同時にイスラエル文化協会の会長でもあった人物で、ホロコーストの時にアウシュヴィッツで亡くなっています。
この広場では1981年にパレスチナのテロ集団による暗殺事件があり、昼間でも常に警官が立っています。
この場所に慰霊碑が置かれたのは、2020年11月2日20:00頃テロが発生する前に犯人はおそらくこの場所で着替えて、最初の1発をエルサレム階段に向かって発射し、最初の犠牲者が出ました。
つまりここからテロをスタートさせたわけで、この場所で犯人の上着が発見されています。
Im Gedenken an die Opfer des Terroranschlages vom 2.November 2020
Stadt Wien